見出し画像

【Lightroom】紅葉ポートレート海外レタッチ【モバイル版対応】

こんばんは。こがめです。

Lightroomだけでコッテリ海外レタッチができます!

PC版 Lightroom Classic CCを使用した詳細な全手順を公開!
更にモバイル版「Lightroom CC ※」にも対応!

PC版のLightroom Classic CCとほぼ同等にできます。
※有料版の「部分補正」機能を使用します。無料版ではできませんのでご注意ください。

練習用に元のRAWファイルおよびレタッチ後のサンプル写真をダウンロードすることができます。

※PC版は「Lightroom Classic CC」を使用しています。
※モバイル版は「Lightroom CC」の有料版での説明となりますのでご注意ください。

Before

画像1

After(PC Lightroom Classic CC)

画像2

After(モバイル Lightroom CC 有料版)

画像3

■目次

【PC版 Lightroom Classic CC】
・撮影条件
・レタッチの方向性
・基本補正
・トーンカーブ
・HSL
・明暗別色補正
・段階フィルター
・円形フィルター
・補正ブラシ
・Photoshopでいらない部分を消す

【モバイル版 Lightroom CC】
・ライト
・カラー
・効果
・部分補正

■撮影条件

レタッチ前の写真はこちらです。

画像4

撮影時のヒストグラム

画像5

機材
・カメラ:SONY α7III
・レンズ:SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

設定
・絞り:F2.0
・ISO:400
・SS:1/160
・露出補正:なし

条件
・天候:曇(雨)
・日時:10/20 16:30

小雨が降ってどんよりした天候。
夕方ほんの少しだけ太陽が出て、向かって右側から光が弱々しく当たっています。木陰の中なので暗く、後ろの雲が明るく明暗差がある状況でした。雲の部分を白飛びギリギリになる露出としています。それでもなお暗部は豊富に諧調があります。

■レタッチの方向性

まずは写真を分析します。

・かなり薄暗い
・太陽の位置は右側だが、あまり光は当たっていない
・地面が濡れており、反射がある
・紅葉はまだ緑が残り鮮やかさがない
・前ボケ・後ろボケがあり、遠近感がある
・雲の部分が白飛びに近く目立つ

レタッチの方向性を決めます。

・こってり海外レタッチにする
・明るさのある紅葉にしたい
・路面の反射を活かしたい
・奥行き感を強調したい
・太陽光を入れ明暗差を出したい
・雲の諧調を戻しあまり目立たないようにしたい

こんな感じで行ってみます。

ここから先は

6,002字 / 119画像 / 4ファイル

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?