世界の自転車文化の未来は明るい ~フィリピン自転車旅3日目~
フィリピン自転車旅11日間の旅行記の3日目です。マニラのあるルソン島からミンドロ島にフェリーで渡り、都会から田舎へ、一気に風景が変わりました。
全日程は以下のnoteにまとめています。
フィリピンのフェリーはこんな感じ
8時発のフェリーに乗るため、早めに起きて7時15分に出発。港に着いてからどうやってフェリーに乗るのかなどはさっぱり分からず向かいましたが、現場で各所のスタッフが案内してくれてなんとかなりました。
乗船後、8時になっても出航しないのでおかしいなと思って船員にきくと、10時出発とのこと。8時発のはすでに出航してしまったのか?など思いつつまっていると、8時40分に出航。いろいろよくわからん!
出航後の様子です。はじめに写っているのは韓国人グループのようでした。
ミンドロ島プエルト・ガレラ港に到着
サリサリストアで水を購入。コリアン?ときかれましたが、自転車の後ろにつけた国旗をみせて日本人であることをアピール。2本買った水のうち1本を頭からかぶると、オレンジの服のおばちゃんが”It's cold!”などと言ってびっくりしてました。セブまでチャリで行くんだぜ、と話すとさらにビックリ。一枚しか撮ってないのにベストショットです。フィリピン人は写真とられ慣れてるのかと思います。
こんな感じの小さな売店はサリサリストアと呼ばれ。田舎も含めてどこにでもありました。水、お菓子、果物、SIMカードを売ってるところもありそうでした。
自転車少年達に、世界の自転車文化の明るい未来を見る
途中で自転車少年を見かけ、ハローと挨拶して通りすぎると、なんと後ろから追いかけてきました。サドルバッグに日の丸を掲げていた効果もあると思います。
14歳とのことですが、英語での会話がけっこう通じました。
自分「自転車はどうやって手に入れたの?」→少年「友達から借りてるよ。」
自分「島の外にでたことある?」→少年「マニラ行ったことあるよ。」
少年「どこまで走るの?」→自分「ピナマラヤンまで」→少年「It's far」
途中で自分の家を通り過ぎたのか、タガログ語でなにか叫んでましたが、「トーキョー、ジャパン」を含んでいたのはききとれました。一緒に走ってるこいつは東京からきたやつだぞ、と紹介してくれていたようです。
他にも自転車少年はよく見かけました。ルソン島よりも、サイクリストの年齢層が低い気がします。ミンドロ島のほうがそもそもの人口構成自体が若いのかもしれません。
発展途上の国で若い世代が自転車に乗ってくれているというのは、サイクリストとして本当に嬉しいです。この世代が自転車に乗り続け、さらに若い世代にも受け継いでくれれば、どんどんサイクリスト人口が増えるでしょう。サイクリスト人口が増えれば、国全体として自転車フレンドリーな国になっていくのは間違いないです。世界の自転車文化の未来は明るいと感じました。
(免許とったら即バイクに乗り換え、とかじゃないといいなあ。)
本場のハロハロはうまい
自転車を止められそうなレストランを発見。微妙かなーと思いつつも、かなりお腹が減っていたので決定。後で調べると、GoogleMapの評価もよく、有名店だったようです。
ピザ、ハロハロ以外に、ステーキも注文したのですが、待てども待てどもこず。これは自分で陳列棚からとる方式だったことにあとで気づきました。気づいた頃にはすでにランチの時間が終了してしまったらしく、お金は払ったのに食べられませんでした。お腹的には半分くらいは食べられたなー。
新築ホテルは清潔で大正解
明るいうちにホテルに到着。115キロしか走っておらず、物足りない気がしましたが、この先でいい宿がとれずやむなし。早く寝て翌日早く起きることを考えます。
Googleマップで確認しながら予約したホテルの場所に近づくとき、なんとなく今日のホテルまたヤバそうだなーという雰囲気を感じるも、実際はかなり清潔でよかった。アゴダで建築年が2022年となっていたのは嘘じゃなかった。写真よりもファクトに基づいてホテルを選ぶのがいいのかもしれない。
リゾートエリアでもない田舎で朝食なし一泊6500円とけっこうするので、値段相応ではある。大晦日じゃなければもっと安いかもだけど。
フィリピンの田舎街の大晦日を歩く
セブンイレブンで洗剤、水、食糧を購入。肉まん食べたけど、冷めててマズかった。。。ちゃんと温かそうなとこに入ってたのになんでや。
以下は大晦日、18時ー19時のフィリピンの田舎街の様子です。爆竹やらラッパの音がすごかったです。
大晦日だし、ビーチにでもでてみるかと思い、海に向かって歩きましたが、結局場所がわからずそれは断念。
翌日は60キロ走って11時ロハス港発の船に乗る必要があるので早起き必須ということで、年越しの瞬間はスルーして就寝。
4日目に続く
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