【1分でわかる日本酒用語】”酸度”とは
酸度=うまみ成分の総量
味の濃淡、いわゆる酒のキレの良さを判断するのに一役買うのがこの”酸度”
数値が高いほど酸味を感じて辛口っぽく
数値が低いほど淡麗で甘く感じる
っていう一つの目安なのをお忘れなく
この数値だから絶対これって頭がちがちにすると疲れちゃうので要注意なのです
具体的に酸度ってなにそれ
日本酒に表記される酸度ってすごく広い意味なんです
”有機酸”と呼ばれるもの全部合わせてどれぐらい入ってるんです?ってのを表してる
何言ってるかわからん
って人へ
乳酸とかリンゴ酸とかクエン酸聞いたことないです?|д゚)
いわゆるうまみ成分っていわれたりしてるものが含まれるんだけど
聞いたことなかったら中学の教科書引っ張り出してきて。書いてるから
あと食戟のソーマあたりを見てください。普通に面白いから
酸度って大事なの?
結構大事です
最初にも書きましたが
味の濃い薄いの判断に一役買ってくれる優れた表記なのですよ
その数字なら全部その味になりますなんて口を裂かれても言えないけれど
その付近の味わいに着地しそうだなぁっていう
初期のグーグルマップくらいの力はあると思うの(*'▽')
どう表記されてんの
こんな感じ。
亀泉CEL-24 はこの書式で書いてくれるから紹介しやすいのよねぇ。
酸度 1.7
って書いてあるのが酸度の表示
1.0から2.0の間が多い印象かな(統計誰か取ってくれないかな)
数値と味ってどうなるん?
酸度の数値が高いということは
日本酒の中に含まれている有機酸の量が多いってことになるんです。
酸っぱいとか甘いが多く混じってる状態なんです
こんな感じ
いろんな味が混じった時っ苦いとか酸っぱいとかが感じやすくなるんですって。
甘味よりも酸味だったり苦味だったりを感じやすいから相対的に辛口だなぁって感じることが多いんです。
まあ甘くない時は辛口って判断するしかないからそうならざる負えない日本語の難しいところですな。
逆に酸度が低いってことは日本酒の中の有機酸が少ないから
味わいが淡麗で飲みやすくなるので甘口って判断できちゃったりするんです。
つまりどういうことよ
酸度が高いと
味のイメージが増えるから辛口って印象に
酸度が低いと
味のイメージが少ないから淡麗の甘口って印象に
落ち着くのです。
ちなみに
酸度だけど、書いてるお酒の方が少ない印象。
拘りが強かったり昔から書いてるからって古い酒蔵の方が記載してるイメージだよん。
活用方法としては
沢山種類の置いてある居酒屋さんなんかで好みと外れすぎたお酒飲みたくないなぁって時に役立ててもらえれば。
酸度が高すぎるお酒は外してくださいって言えばわかってるれる店員さんならわかってるれるよ!(確約はできない)
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