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Mission・Vision・Valueを策定しました!

こんにちは、Lisa Technologies代表の西村です。
会社の事をもっと知ってもらう為に今後noteで情報発信をしていこうと思います。

今回は8月に行ったMVV合宿についてご紹介させていただきます!

2021年8月13日~14日に会社のコアメンバーとMVV(Mission・Vision・Value)の策定を行う合宿を行いました!
コロナ渦という事もあり、メンバー全員で事前にPCR検査を行い、熱がないかチェックした上で感染予防に注意しながらの合宿でした。賛否あるかもしれませんが、このタイミングでMVVを策定する必要性を感じていたし、振り返ってもやって良かったと思っています。

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なぜ、このタイミングでミッション・ビジョン・バリューを策定するのか

Lisa Technologies株式会社は2017年に創業してからもう4年が経ちました。
創業当初のLisaは今とは違い、完全に営業会社でした。毎月、売上目標を達成する事を重要視し、採用や教育も「お金」のプライオリティが高い設計になっていました。
会社が苦しい時にはチーム一丸となって課題解決していけるのが良い組織だと思います。しかし、お金を基準に組織を運営していると、他に楽で高給がもらえる職場があればLisaで働く理由はありません。そんな状況下で組織の持続をするには相当なマネージメントコストがかかってしまうのです。

実際、業績が悪化し、このままだと倒産するというタイミングが2019年にありました。

Lisaはよくあるスタートアップとは違い、創業時点からプロダクト開発のみをメインで行う経営スタイルではなく、お金を稼げる営業部+新規事業の開発という2軸で会社を運営していく判断をしました。

実際にお金を稼げる営業部は1期目で8,000万、2期目で1億2千万の売上を作ることに成功しました。みんな毎日、本当に頑張ってくれていました。しかし、事業計画の目標を達成する事が、年々難しくなってきていたのです。気が付けば組織全体に疲労と不満が溜まっていました。

その頃、僕は新規事業の立ち上げようと1人で東京進出をしていました。ただ、そう簡単に新規事業が成功する訳もなく、その当時はBtoBtoCのビジネスをやっていたのですが、導入店は増えるがユーザーが全然使ってくれないという事に毎日頭を悩ませていました。

無料のキャンペーン企画やマーケティング施策を色々考え、実施し、検証を繰り返します。しかし、ユーザーが全然つかない。一回目の注文はしてくれるけど、リピーターがどうやっても付かない。。何日も連続でゼロの日が続きプレッシャーだけが増えていきました。

それとは別に名古屋の営業メンバーから毎晩2,3時間ほど電話があります。ケアをしなきゃと僕もそれに答えていました。本当に毎日話を聞いて、東京からでも出来る事をしようと必死に対応をしておりました。

そんな中、ある日、名古屋の主要メンバー数名がいきなり連絡が取れなくなりました。調べると全く同じスキーム、ノウハウで商売を始めていました。幹部メンバーだった一人が、会社や僕について有る事無い事を陰で言い、クーデター的に数名を引き連れて出ていってしまったのです。

その中には僕が名古屋にいる時は必ずと行っていいほど食事を奢っていたメンバーもいました。もちろん僕の実力不足でしかありません。しかしとても悔しく、夜になると自然と涙が出ていました。

こんな時期もありましたが、今でもなんとか会社を続けていられています。それはその辛い時期を乗り越えて残ってくれたメンバー、そして、その後にこの小さい会社にリスクを取ってジョインしてくれたメンバーのお陰です。

そんな皆に仕事を楽しんでもらいたい、Lisaで働く事で人生がいい方向に向かって欲しいと心から思っています。過去の失敗から、心から信頼し合える強い組織を作りたいと本気で思っています。
今後、人が増えるにあたって様々な課題が出てくるでしょう。
会社は人の集合体であり、必要な取り決めがされずにバラバラの価値観で仕事をしていると、「良い文化」「悪い文化」それぞれが生まれ、それが一度根付くと後からの修復がとても困難だったりします。

ここから採用を拡大するにあたって、自分たちがどこに向かい、何を成し遂げたいか、そしてどんな価値観を大事にしながら働くのか、指針を作る必要があると感じました。

実際の業務の中でも行動指針が無い事から課題が発生しており、3月にジョインした高瀬さんから「Valueを作るべきだ」という意見もおっしゃっていただいてました。時間がない中、後回しにしてしまってましたが、このタイミングで作る事を決定しました。

どうMVVを策定したのか

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この合宿の内容はミラティブさん、SheさんのnoteやSmartHRの宮田さんがPodcastで話していた事を参考にさせていただきました。このnoteもコアメンバーが集まってMVVを策定する際にはそれなりに参考になると思います。

1日目でMission、Visionを決め、2日目でValueを決める事を目標に開始しました。

まずは僕からの話

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書いてある通りですが、何のために合宿を行うのか、すり合わせからスタートしました。
スタートアップは本当に課題だらけで、みんな常に業務に追われています。毎日バタバタと仕事をしている中、コアメンバー全員で話し合える貴重な機会なので、時間を無駄にしたくないという気持ちで挑みました。

そしてLisaの事を自分事として捉えてもらいたい。全員でLisaを作っていくんだという話を最初にしました。

セッション開始

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まずは自分たちが会社やプロダクトを通じて成し遂げたいこと。成し遂げた先にどんな未来が待っているのか、ディスカッションからスタートしました。僕たちはFDMという飲食店向けに、フードデリバリーの運用支援、アカウント最適化を行うSaaSを展開しております。

メンバーから、自分たちの譲れないものとして、「外食」「テクノロジー」が挙げられました。この業界で働く人はホスピタリティが高い一方で、ITに強くない人が多いのも確かです。私たちは日本の外食産業は世界で戦っていけるポテンシャルがあると感じています。

外食産業は50年前にPOSシステムにより、データに基づきながら商品管理が出来るようになりました。これにより大規模な店舗経営が可能となり、業態開発という発想が出来ました。これは外食産業全体にとってとても大きいイノベーションでした。しかしその後、30年間大きい変革がないまま今に至ります。

そして今、デリバリーやECの発展で、OMO(Online Merges with Offline)が進みつつあります。私たちは日本の飲食店は世界一だと誇りをもっており、テクノロジーの恩恵をもっと受ければ、本来持っているポテンシャルを発揮できるのでは?フードデリバリーの成長を牽引し、外食産業のDXを進めていく事は社会的意義の高いことであり、そこにチャレンジしていきたいと全員の意志が一致しました。

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合宿2日目

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2日目の最初は会社の過去を振り帰る事からスタートをしました。会社の良い文化、悪い文化、これを遠慮せずに思ってる事をブレストしました。

ちなみに8人と少数の合宿ではありますが、意見を言いやすいようにグループディスカッションにする+事前にアンケートを取り、話をまとめといてもらうよう工夫しました。(これ大事です)

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2日目で一番良かったのは『個人を振り返る』時間です。普段思っているそれぞれの良い所、感謝している出来事を具体的に一人ひとりが話す。つまり褒め褒めタイムです。
わざわざ時間をとって、面と向かって感謝の気持ちを伝えるのは恥ずかしいものです。この日は少し恥ずかしながらも、みんなで感謝の気持ちを伝え合い、最後にはあるメンバーの男泣きも見れました。僕もかなりグッと来たとても感動的な時間になりました。

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それから、ここまでのブレストを元に内容のブラッシュアップしていきます。
どんな会社にしていきたいのか、一緒に働きたい人はどんな人かを考え、それをまとめたものを最後にコピーを全員で出し合い、Valueとして決めていきました。

合宿を終えて

2日に渡って行った合宿でしたが、MVVを決めるというだけでなく、メンバー全員の絆深めることが出来た最高の合宿でした。

以下が決まったMVVになります。

Mission

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Vision

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Value

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完全に余談ですが、合宿中にみんなからサプライズがありました。全く予想もしていなかったので普通に驚いた。笑
Apple Watch嬉しい!

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最後に

これから外食産業という巨大な市場に対して、大きなインパクトを与えるべく僕たちは邁進していきます。会社としてもプロダクトとしても、まだまだ課題だらけですが、この先には市場を大きく変える可能性があります。

今、このタイミングでジョインをしてくれる方を全ポジションで募集しています、僕が直接お話させていただきますので、少しでも興味がある方は是非、カジュアルにお話させてください。




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