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「肩の力を抜いて」って簡単に言うけど。

こんにちは!

今回は脱力についてのお話です!

「肩の力を抜いて」
「肩の力入ってるからうまくいかないんだよ」

と言われたり聞いたりすることって結構あると思います。

肩って力入りやすいですよね。
そしてなかなか自覚しにくい。
肩の力が入ってるのが通常モードという方結構いると思います。

筋肉でいうと主に「僧帽筋の上部繊維」が収縮している状態↓この筋肉


(参照:visible body)

気づいた時に抜けたとしても、またいつの間にか力が入ってる、なんてことは多いはず。
ちなみに、今のあなたはどうですか?

なんで力を抜くってこんなに難しいのでしょう。

1つ考えられるのは、肩に限らず、筋肉は「縮む」ことがお仕事の組織だから。

正確にいうと、筋肉の働きは「収縮」。
「収縮」って「筋肉を縮める」って動きです。

筋肉が自ら「伸びる」「伸張する」てことってないです。(ゴムゴムの実を食べたらできるかも!)

だから、筋肉が伸びる時って
①反対側の筋肉を縮ませた時
(例 腕を曲げたら、腕を伸ばす筋肉が伸ばされる)

(参照:visible body)

②体の重さや何かに引っ張られるなど、外力がかかった時(例 前屈したら体の重さで後の筋肉が伸ばされる)
なのです。

じゃ力を抜くってなんでしょう。

「力みをやめる」「縮ませてるのをリセットする」

筋肉の収縮を「+ 」
伸張を「−」
自然な状態を「0」としたら、

「力みをやめる」のは、+➡︎0にすること

−にまでいかなくとも0にする。

知らずに「+」になっているってことは
筋肉が常に働いてるってこと。しかもいらない働き。もっといえば無駄なエネルギー消費。

だから、疲れるんです。
座ってるだけなのに。


また、首周りは大事なところなので
ストレス環境だと体を守ろうとして、無意識に力んでしまっているということも考えられます。

あらゆるストレスから体を守ろうとして、体の大切な部分の「首」を守ろうとして、物理的に硬くしている状態。

そして、+の状態が続くと0が+1や+2の状態になってきます。これが体の硬さになります。そうなると−の刺激(ストレッチなど)をして引き算をしていかないと、リラックス状態がわからない体になってきてしまいます。


どうしたら、「肩の力を抜く」ができるか。

最初にお伝えした「僧帽筋の上部繊維」は肩甲骨を上に引き上げる働きがあります。

よくわからんぞと言う方は、肩甲骨を少し触ってみてください。

よしよしするのもいいですね。

外部刺激が多い世の中(情報過剰社会)なので常に注意のベクトルが外に向いてしまいます。たまに自分の体に触れてみてベクトルを自分の状態(体や感情など)に向けてみるのもいいかもしれません。

筋肉で、肩甲骨を持ち上げているので、肩甲骨の重さを重力に任せて預ければいいんです。

そうすると姿勢が丸くなりそう。
と思った方、
座っているなら、お尻の下の坐骨を探して下さい。お尻の下に手を入れてゴリゴリしてるところ。
そこに体重を乗せる、体重(背骨)をそこに乗せる、その上に頭を乗せる。
肩の力抜けやすくなってませんか。

姿勢よく!ビシーッ!ではなく、
姿勢の基本は「乗せる」という感覚。
なぜなら、背骨は骨盤の上に積み木みたいに乗っているから。

(参照:visible body)

呼吸もしやすくなるはずです。

遠くを見ましょう。

少なくともさっきよりも肩の力抜けてますよ。

この感覚を忘れないように。

よくわからんぞーと思う方はお気軽にコメントください。

それでは今回はこの辺で!

ではまた(^^)

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