Photo by tukamatter 掌編小説 「しらぬい」 22 tatsuzi 2021年4月7日 11:11 ¥400 頭に霞でも掛かったような不明瞭な感覚が、外界から届く細切れになった現象を整合性と意味のある情報として理解される事を阻む。それは不安として私の脳に認識されるはずだ。 例えば、今朝飲んだ薬の錠数は、果たして正しかったのだろうかという些細な不安が募り始める予兆があった。そして、出がけに玄関の鍵は掛けたかしらんー。 そんなことを今更思ってみてももう、引き返せない距離を車で走って来た。 ダウンロード copy ここから先は 4,478字 この記事のみ ¥ 400 期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に! 購入手続きへ 有料マガジン ¥ 500 短編小説集 500円 短編小説 第一弾です。 期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に! 購入手続きへ ログイン 1人がオススメしています #小説 #うつ病 #パニック障害 22 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート