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箱根駅伝と北陸の地震と熊本の自分

箱根駅伝を見ながら、熊本でのんびりと過ごす正月。

中継所でたすきを渡した選手を、大きなタオルで受け止める部員はいい。倒れ込んでしまう前にうまく抱きかかえようと飛び出してくる。きっと彼らも何度もイメトレしているんだろう。

笑顔で選手と並走する給水係の部員もいいな。必死に並走する部員の姿に選手のスピードのすごさが伝わってくる。

車で選手を鼓舞する監督もいい。「頑張れ」と思っていても、ただ頑張れとは言わない。選手ひとりひとりに響く言葉を選び抜いて大声で届ける。

関西で地震が起きた時は東京にいて、東日本の時は北九州にいた。遠くで災害が起きる時、その距離感はいつも難しい。のんびりしている自分に罪悪感を感じる。

僕は僕の仕事を精一杯しよう。こういう時はいつも自分にそう言い聞かせる。自分の持ち場で頑張ることが、何かにつながっていると信じるしかない。明日から仕事します。

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