ミラノ工科大学ボビザキャンパス周辺のランチ情報+ジェラート
ミラノの物価はイタリア国内でも高いことが知られています。ミラノ工科大に留学するうえで、お得にお昼ご飯にありつくのはもはや生死を分ける重要な要素です。
イタリアン
イタリアにいるんですから、イタリアンを食べたい。
125(Cento venti cinque)
住所がジュゼッペカンディアーニ通り125なので、それをそのまま店名にしてしまったお店。イタリア人学生の支持が熱烈で、いつも早めにいかないとすこし行列を待つ必要があります。カウンターにならんだパスタの中から味を2から3個選びます。値段は6.5€。基本はテイクアウトですが中に席も少しあります。
パスタ屋ですが、例外でラザニアも用意してあり、これが非常にうまい。通常のラザニアは間に挟んであるパスタ生地が黄色ですが、このボローニャ風は緑色。これはホウレンソウの色で、本場のレシピを踏襲している証拠です。基本的にどの味を選んでもあたりなので、おいしそうなものを選びましょう。量が多いので、小食な方は注意してください。個人的には、人生で食べたパスタの中で一番おいしいと思います。本当にうまい。観光で来る人にも薦めたいレベルで、この味を知ってしまうともう後戻りできません。いつもレジ打ちをしているお兄ちゃんが、中国語を勉強中でよく中国語で何かを話しかけてきますが、私はいつもSono giapponese(日本人です)とはっきり返しています。悪気はないんだと思いますがいつも複雑な気持ちになります….。
住所: Via Giuseppe Candiani, 125, 20158 Milano MI
(リンクを踏むとGoogle mapに飛びます。)
Centro carni Bovisa
日本の商店街にもあるような、普通の肉屋ですが、昼はパニーノも販売しています。入り口の扉に書いてあるメニューから、すきなものを選んで注文しましょう。中身のカスタムも可能ですが、イタリア語で頑張ってください。注文するとその場で温めてくれます。たくさんお肉が入って4.5€。かなりミラノでもコスパがいい部類です。パン生地はかためで日本人には厳しいですが、しっかり食べ応えのある量と、肉屋のお肉が最高です。
住所: Via Filippo Baldinucci, 98, 20158 Milano MI
Tigros
これはチェーンのスーパーです。イタリア大手のエッセルンガなどよりも安価ですが、店内にキッチンがあり手製のパンや総菜を買うことができます。品ぞろえに関しては、日用品も必要なものは大体そろいます。肉類はお買い得、野菜の質があまり高くないかなという印象です。
おそらくボビザキャンパス周辺で一番コスパがいいのはこのフォカッチャです。3ユーロ以下でおなか一杯になります。たまに予算に余裕があるときに総菜も追加しています。5€弱でラザニアなどもありますが、それを選択するなら125のほうに行ったほうがお得かなと思います。店内調理のクロワッサンなども一個1ユーロ前後で買えるので、ぜひレストランで冒険するのがつらくなった時に試してみてください。
住所: Via Privata Angiolo Maffucci, Via Filippo Baldinucci, 73, 20158 Milano MI
Dolci Storie
イタリア人から支持のあついジェラート屋です。サイズは最小のPiccoloでもかなり満足感のある大きさで約2ユーロです。濃厚で非常においしい。ミラノで一番かもしれません。暑い日には近隣住民が詰めかけにぎやかになります。店員さんは英語が話せない方が多いので、イタリア語で注文にトライしてみましょう。最後に、生クリームかチョコ、クッキーをおまけでつけるか聞かれるので、ぱにくらずに好きなほうをお願いしてみましょう。私のお勧めはティラミス味、レモン味、チョコレート系です。店の内外にベンチがあります。
住所: Via degli Imbriani, 47-51, 20158 Milano MI
アジアン
イタリア国外の料理はイタリア人学生にとってはいわゆる”味変”です。気分転換には最適です。
Delisious asian fast food
僕は食べたことがありませんが、周りのイタリア人学生が食べているのでメンションしておきます。大学周辺にはアジアンも多いですが、ここはキャンパスから非常に近く、弁当一つで6€です。
住所: Via Giuseppe Candiani, 98, 20158 Milano MI
大学内の情報
Bistrot PolEATecnico Milano (La Rossa)
大学内にはカフェがあり、昼は3から5€でパニーノなどを提供しています。建物が赤いので、みんなLa Rossa(赤いやつ)と呼んでいます。アイスやジュース、スナックなどもありますが、基本的にはどの学生も食後のコーヒーが目当てです。夕方はアペリティーボも提供しており、アルコールを頼むとスナックをサービスしてくれます。授業が大変だった後には、クラスメイトとのんびりお酒を飲むのが粋なミラノ工科大生の生活スタイルです。
ここで昼ご飯を買う学生は意外に多くはないかなと思います。やはり上記のお店まで歩いておいしいものを買いに行くことが多いのでしょうか。エスプレッソを頼む場合は1ユーロです。すぐに淹れてもらえます。本場の濃ゆい味が難しい場合は、Lungo(カフェイン軽め)のエスプレッソを注文しましょう。デカフェでも構いません。カプチーノ(カプーチョともいう)やアメリカンも注文できます。夕方以降は、モレッティやイクヌーザといったイタリアビールはもちろんのこと、名物カクテルのアペロールスプリッツやカンパリスプリッツにも挑戦したいところです。いずれも4€前後です。
住所: Via Giuseppe Candiani, 72, 20158 Milano MI
自販機
大学内にはいたるところにコーヒー自販機やペットボトル、スナックの自販機があります。コーヒーは0.45€で非常に安く魅力的に見えますが、不味い。ぼくはこのコーヒーを飲むと気分が悪くなるので、いつもかわりにこのマシンでココアを買うか、自販機でペプシを買うか、あきらめてLa rossaに行くかしています。ペットボトルの自販機はすこしまぬけでクレカが通りにくいので、硬貨を使いたいところ。水は一本0.45ユーロで、ペプシやオレンジジュースは0.8€です。コーラは1.2ユーロです。隣にウォーターサーバーがあるので、節約したい場合は水筒を持参して継ぎ足していきましょう。
まとめ
ボビザ地区はあまりきれいではなく寂れた感じがしますが、大学の街だけあってランチを提供している店は多いです。しかもうまい店もたくさんあります。ここに書いた情報以外にもたくさんお店があるので、現地でできた友達と一緒に探検してみてはいかがでしょうか。楽しい留学ライフを!
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