家庭運営にはSlackがおすすめ
我々夫婦間の連絡にはSlackを利用している。LINEで夫婦間の連絡を取るのが一般的だと認識している中で、この投稿ではなぜSlackを利用しているのか紹介したい。そして、この記事を読んだ夫婦のコミュニケーション円滑化に寄与できればとても嬉しい。
Slackのいいところ
無料で使えるのに面倒な通知や広告が出ない
Slackには無料プランがあり、必要に応じてプランをアップグレードし利用できる機能を広げるサービス形態である。そして、家族で利用する分には無料プランで全く困らない。
なにより、一般的なメッセージアプリと比較して良い点はアプリ上に広告表示がないことである。もちろん面倒な「オススメ」通知もない。
ただし、無料プランだと90日でメッセージが消えるので注意が必要となる。これをカバーする方法は「外部サービスとの連携」で記載する。
話題ごとにチャットルームを作成できる
一般的なメッセージアプリを利用していて、話題が散らかった結果「あれ、あの話っていつやりとりしたっけ?」と会話画面をスクロールして探しまくる経験はないだろうか?
Slackではチャンネルと呼ばれる話題ごとのチャットルームを作成できるので、話題を整理することができる。我が家の場合は「夫婦」「育児」をメインとし、自動化設定している「費用」や「医療費控除」のチャンネルもある。結婚式や新婚旅行準備の際はそれぞれのチャンネルを作成してそこでやり取りをした。
外部サービスとの連携
SlackはGoogleの各種サービスやZoomなどの外部サービスと連携することができる。これらサービスとの連携は便利だが、Zapierという自動化ツールと連携すればSlackがより便利になる。
「無料で使えるのに面倒な通知や広告が出ない」の項目で、メッセージの期限が90日であることを記載した。Zapierを使ってメッセージを外部サービスへ転送すれば、それを回避することができる。我が家はGoogleスプレッドシートにメッセージを転送し、そこで保存している。
たとえば、家計管理のために"出費"チャンネルがある。ここでは、夫婦それぞれが家計のために現金出費した内容を登録するチャンネルである。我が家の場合、家計口座に紐づいた家族カードでの決済が基本だが、どうしても現金支払いすべき場面はある。その集計を効率化するチャンネルである。
出費チャンネルの内容は後日集計し振り替える必要があるので、メッセージが消えてしまっては困る。そこで、メッセージをスプレッドシートに転送している。
転送先では内容を無期限保管できるし、集計も容易となる。
我が家の場合、2,3ヶ月に一度集計し、家計口座から夫婦それぞれの個人口座に立て替え分を振り替えている。
マルチデバイス対応
スマートフォンはもちろん、複数のPCやタブレットからも同時にログインできる。これは当たり前のようで当たり前でなかったりするので、とてもありがたい。
エンタープライズツールとして開発されているため、デスクトップアプリの使い勝手が良い点を気に入っている。
Slackに対する不満
無料で充実した機能を使えるSlackに大きな不満は一切ないが、敢えて不満を挙げてみる。
不慣れな人を招待しづらい
我々夫婦はともにIT企業勤めでSlackに慣れていたから導入できたが、ITツールに抵抗感ある人だと難しいかもしれない。
また、両親との連絡にも使いづらい。
画像アップロードが時々失敗する(スマートフォンアプリ)
スマートフォンアプリから画像をアップロードしようとすると失敗することがたまにある。
最後に
Slackは仕事でも家庭でもとても使いやすいツールである。しかも家庭向けなら無料で十分使える。
子供がスマートフォンを持つようになったら子供も招待して、「学校」「習い事」のように新しいチャンネルを作って効率よくコミュニケーションを取っていきたい。
(もしかしたら子供の要望でDiscordになる未来もあるけどそれはそれで良い)
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