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【集中力にお悩みの方必見】ヤバイ集中力【読書感想】

先日、最寄りのTSUTAYAで面白そうな本無いかな〜と見ていたところ、とんでもなく主張が激しい本が現れました。

「ヤバイ集中力 一日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45」

ヤバイ集中力

僕「あー、これは確かにヤバイ。」

こんなにもひと目で「ヤバイ」を相手に伝える本はあるだろうか。

しかしこの本の帯を見ると、あのメンタリストDAIGOが愛用しているとのことで、一気に信憑性が増しました。

最近、YouTubeでDAIGOの動画を見まくっている僕からすると、とても信頼できる帯だったんです。

サラッと中を読むことなくジャケ買い。

すぐさま読み切ったので、この本を通して使えそうな内容を一部紹介させていただきたいと思います。

まずは結論から

とても読みやすい内容でした。さくっと読めちゃいます。

本能的に欲望に動かされる感情を「獣」、それをコントロールしようとする感情を「調教師」と喩えて説明してくれます。自分の中に宿る「獣」とどう向き合っていくかということを、具体的な方法と説明で教えてくれます。

よくあるビジネス書の、「ふんわりゆるふわニュアンスだけ伝えるよーん」的な内容ではなく、実践的な内容が書かれているので、即自分の行動に反映することが出来る内容になっています。

しかし、いろんなビジネス本や、メンタルコントロール系の本も読んでいる人からすると、「あー、これ見たことあるかもー」っていう内容も入っていたりで、目新しさを感じる内容が多いわけではなかったです。

ただ、とても具体的です。そのため、僕みたいな「お願い!答え教えてよ!!」的な人間からするとありがたい本だったりします。

それでは本書の中で僕が即実践したい!と思った内容を2点ご紹介します。

▼「5のルール」で小さな不快を重ねる

まず、この「小さな不快を重ねる」という内容についてご説明します。

結論から言うと、「日常のちょっとした我慢を積み重ねることによって、集中力の土台の底上げをしてくれるよ」ということです。

「飲みに行きたいけど我慢する!」「電車で座れる席あるけどあえて立つ!」など、日常のちょっとしたことを我慢するだけで、「俺は誘惑に耐えることが出来たんだ」という小さな成功体験を得ることができます。

その成功体験が「俺は自分の感情をコントロール出来るぞ!」という自信に繋がり、その自信をつけたぶんだけ、目の前の誘惑に耐えようとするモチベーションを上昇させることが出来るということです。

そしてこの「5のルール」というものは、気軽に小さな不快を生み出すことが出来る「ちょっとした不快感、量産マシーン」なのです。

例を出すと、

・ふとスマホをチェックしたくなったけど、あと5分だけ作業を続けよう。
・スクワット50回目標だけど、あと5回だけプラスしてみよう。
・ゲームしたくなってきたけど、あと5分勉強を続けよう。

というように、今取り組んでいる作業を止めたいなーという誘惑に負けそうな時も、「5」の数を使ってタスクを続けるんです。

「5」の数をプラスして続けることによって、「小さな我慢に耐えることが出来る強い俺!」という自信もつけることが出来るということですね。

それに加えて、一度切れた集中力の回復には20分〜30分もの時間が必要になるので、「出来る限り一度の集中力を長く続けたい」という点でも、+5の積み重ねはとても大きい数字になっていくと思います。

また、この5という数字ですが、「続ける」だけでなく「始める」にも使えるんです。

例えば、

【状況】勉強始めたいけど、なんか動き出せないなー
【対策】頭の中で5からカウントダウン始めて、ゼロになるまでにペンを持とう。

【状況】筋トレ始めたいけど、ダメだー面倒臭い。
【対策】頭の中で5からカウントダウン始めて、ゼロになるまでにダンベルを持とう。

というように、「5のカウントダウンが終わるまでに動け!」という圧をかけることによって、「ヤバイ!そんなに事態は差し迫っていたのか!?」と獣本能を昂らせることができるそうです。(※この記事を書く時もコレは実践しました)

▼デタッチドマインドフルネス

?「カタカナバカリデナニイッテルカワカンナイヨー」

という方も多いかと思いますが、一言で表すと「思考や感情から距離を置いて、ひたすら観察に徹する行為」です。

要は、「一度俯瞰的に自分を見つめ直してみようぜ」ということです。

例えば、

【状況】勉強していたら、ドラクエやりたくなってきた。
【スキル発動】「あー、己の欲望が目先の楽しみに引っかかっている。勉強している自分を阻害しようとしているなー。とりあえずもう5分勉強を続けてみるかー」と考えてたら落ち着いて勉強を継続できた。

※「デタッチドマインドフルネス」 === 「スキル」

のように、自分の感情がどうなっているのか?と観察し、距離を置くことで、いつの間にかその感情が落ち着いてきて目の前の作業に取り組めるようになるということです。

僕は欲望が暴れ出したらすぐその欲望にしたがってしまうことがたくさんあったので、このメタ的思考はタメになりました。

これは集中力だけでなく、怒りの感情とかにも使えそうですよね。

【状況】「満員電車でギューギューで前の人押してくるしムカつくー」
【メタ発動】「まあでもこの満員電車だとみんな辛いよなー。そもそも嫌なら俺が電車乗らなきゃいい話だし、それか各駅停車みたいな余裕のある電車に乗ればいい話だよなーうんうん」

と、スッと怒りを抑えれるので、この「俯瞰的に自分を観察し直す」は集中力の持続だけでなく、あらゆる場面で活躍しそうです。

終わりに

一番好きな内容は「5のルール」ですねー。ついつい内容も多めになっちゃいました。ちょっとしたことなんだけど、継続すればかなり力が蓄積されていきそうな予感がしています。僕は実践し続けますよ。

この本のサブタイトルにも書いている通り、45個に及ぶ具体的な実践方法が載ってあります!

その中には、実際に使える表(テンプレ)があったり、自分の強みを見つけるサイトのリンクが紹介してあったりと有益な情報が盛り沢山なので、ご興味ある方はぜひぜひ読んでみてください。

個人的な感想としては、

僕「満足です」


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