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”本気”の自己紹介

ー2022年04月10日記入ー

はじめまして。橋本達矢です。

このnoteでは私の自己紹介をさせていただきます。
何かのきっかけで「橋本達矢」に興味を持ってくれた人に向けて、今までしてきたことと考えてきたことについてまとめようと思います。

時系列順にだらだらと書いていきますので、全部読むのはかなりの時間がかかります。あなたの大切な時間を使うかどうかはご自身の判断でお願いします(笑)



【今】ざっくりした自己紹介

・大阪の大学生です
・「スポーツで働く」をテーマにしたコミュニティを作ってます
・スポーツ全般好きです(チェルシー大好きです⚽)
・割と色々本読みます📚


【~2020.03】大学受験

今は大阪府立大学(2022年度から大阪市立大学と統合して大阪公立大学という名前に代わってます)という大阪の大学に通っていますが、もともとは大阪大学工学部を目指して勉強していました。

その当時は将来ランニングシューズの商品開発をしたいなー(特にニューバランスのランニングシューズが好きでした👟)という少しふんわりとした理由から、この大学を目指していました。高校3年の時は家と学校と図書館にしか言っていないレベルでガッツリ受験勉強していたのですが、結果はむなしく不合格…。合格点に1,2点ほど届きませんでした。中期日程で受けていた今の大学には無事合格することができたので、大阪府立大学に進学することに決めました。

かなり真剣に受験勉強をしていたのもあり、第1志望の大学に受からなかったのは悔しさはとても大きかったのですが、不思議とすぐに切り替えることができていました。浪人してもう一度阪大を目指すという選択肢もあり、親も浪人してもいいよ。と言ってくれていたのですが、1年間浪人をするよりも大学で頑張りたいという気持ちの方が強かったので、浪人ではなく現役で大阪府立大学に通い始めました。
(もう一年浪人して受験勉強をすることがしんどすぎるイメージを持っていたのも大きいですが…。)

第1志望の大学に行くことは出来なかったのですが、
「全力でやれば失敗しても意外と後悔ってないんやなー」
という割と言われがちなことを受験を通して本当の意味で体感できたのは今でも良い方向で聞いているのかなと思います…!


【2020.04~2020.09】コロナ禍の大学生活開始

2020年入学である私の代はちょうど新型コロナウイルスが広まりだしたタイミングでした。その影響をもろに受けていたので、大学の新歓も無ければ、授業も全てオンラインで時間のたっぷりとある(むちゃくちゃ暇な笑)大学生活のスタートとなりました。

ランニングシューズが作りたくて大学を目指していたこともあり、何となくスポーツに関わって働いていきたいなーと漠然と考えていました。特に「するスポーツの環境づくり」に興味を持っていたので、時間のある大学生のうちにそのための考え方やスキルを身に付けたり、スポーツ関連のことで何かアウトプットしたりしたいなーと思っていました。

そんな時に、「関西の挑戦の入り口を作る」をゴールに掲げた”関西AXIS”というビジネス企画サークルをたまたまTwitterで見つけました。

企画作りや自己分析をオンラインで出来る団体でちょうど新しく入る人向けに説明会をしている期間でした。

スポーツ関連のことでアウトプットしたいと思っていた

何となく1人でやるのは面白くないなーと思っていた

本気でやれば基本的に後悔はないという経験則

から、Twitterで情報を見た日に説明会に申し込み、関西AXIS2期生として入りました。

(Twitterで見つけた日が説明会の最終日だったので、2期生としては入れたのは奇跡だと思ってます。(笑))

関西AXISの内容はここでは詳しくは説明しませんが、企画作りやチームとしての動き方などの基盤はこの期間で固められたと思ってます。


【2020.10~】すぽると‼創設

大学期間中に「するスポーツの環境づくり」を作るために動き始めたいと思っていましたし、関西AXISで企画作りのための知識も少しついてきたので、実際に自分のやりたいことを形に移そうと動き始めました。2020年の10月に所属していた関西AXISのサポートを受けながら、

「スポーツを自由にできる環境をつくる」

ことを目指した”すぽると!!”という団体を創設しました。

(余談ですが、フジテレビ系列で同じ「すぽると」という名前のスポーツ情報番組が存在していたらしく…。全く知らずに団体の名前をすぽると!!にしたのですが、この後社会人の方とお話するたびに団体の名前に関して突っ込まれるれました笑)

大学入学当初から、「見るスポーツ」はDAZNなど少しずつ充実してきているのに「するスポーツ」環境はあまり整っていないことに多少の不満がありました。今の大学生という立場ならまだまだ部活やサークルなど気軽にスポーツを出来る環境があるのですが、社会人になると一気に「するスポーツ」の環境が無くなってしまう現状を寂しいと感じていました。だから、”すぽると!!”はスポーツ環境(特にチームスポーツの環境)が少なくなる社会人をメインの対象にして動いていました。

中学高校とずっと部活をやっていたり、休日も友達とよくバスケをやっていたりとスポーツを「見る」よりもスポーツを「する」ことが多かった影響もあり、年齢や環境などの条件に縛られず社会人になってもスポーツを自由にできる環境を作りたいなと思っていました。社会人になっても「明日スポーツしよう!」と思えば、それが実現するような。そんな環境が出来ればいいなと考えて始めたのが”すぽると!!”という団体でした。

バスケットボール画像

この頃はするスポーツの環境にとても興味があって、総合型地域スポーツクラブのような各地域でスポーツ環境を作る役割を担うものなどについてがっつり調べていました。この時から何か特別なスポーツイベントをするよりも、当たり前の日常の中にスポーツが出来る環境を作りたいという想いが強かったです。非日常の特別な日を大切に思うよりも”今日”という当たり前の日々を大切にしたいという想いの理由が自分的に腑に落ちたのはもう少し先のお話です。


【2020.12~2021.02】すぽると!!最初の活動

団体を立ち上げて動き始めたといっても、自分たちはまだ社会に出たことのない学生でメインターゲット出会った若手社会人のことについては何も知りませんでした。なので、まずは「社会人がスポーツを自由に出来ない原因の調査」から始めることにしました。

いきなりイベントを開くのでもなく、学生が勢いよく作った団体にしてはなかなか地味な活動からのスタートです笑。ですが「スポーツを自由にできる環境」を本当に実現させたかったので、まずはターゲットのことをよく知ろうと地味なスタートを切る選択をしました。振り返ってみるとこの地味な3ヵ月間は後々の行動に迷いを無くし、正しい方向へ進むためには絶対に必要な期間だったと思っています。

Twitterや知り合いを通じてメインターゲットになるような社会人の方に対して定量的なアンケートや定性的なヒアリング@zoomを実施し、結果的には約180件のアンケートと16件のヒアリングを通じてスポーツをしたいけど出来ない社会人の原因を絞り込むことができました。

この社会人の方へのアンケート調査を受けて、現状の「するスポーツ」の課題と団体のビジョンを実現する形の理解度が大きく深まり、チームとして進むべき方向が明確になりました。また、zoomで社会人の方とお話させていただく機会が多かったので、この時私は「大学生なのに頑張ってて偉いね。」と言って協力してもらえる(いわゆる”大学生ブランド”)の力を強く実感しました。それと同時に大学4年生まで精いっぱい”大学生ブランド”を使い倒してやろうとも思いました笑。


PJ進捗報告ピッチ 橋本達矢

↑↑当時のまとめスライド↑↑

(今、振り返ってみると質問項目等本当に雑でかなり恥ずかしいです…。)


とにかく力技で知り合いに連絡したり、Twitterを動かしたりと立ち上げた時の勢いで集めきったのを覚えています。なかなかしんどい作業なのに加えて、やっていることが地味…なのにも関わらず一緒にやりきってくれたメンバーには感謝しかありません…😢


【補足】目指していた理想の形

この時、すぽると!!で目指していた形はweb上に

「するスポーツのプラットフォームを作ること」

ヒアリングさせていただいた方の中には社会人でありながら、定期的にスポーツ機会(特にチームスポーツ)を確保できている人が一定数いました。その方々は知り合いの方がやっている社会人サークルに所属して、そこでバスケやフットサルをしていることが多かったです。スポーツをすることに意欲的な人や世話好きな人がサークルの代表として機会を設け、参加できる人がその機会に合わせて参加する形が取られていました。

この自主的に機会を作って運営されている社会人サークルの形態がとても参考になり、この形を基にサービスを作ろうと構想を練っていました。


「するスポーツ環境を作る」ためには、

①スポーツ機会を作る人がいること
②スポーツ機会に参加する人がいること
③場所や道具などハードウェアの部分が準備できること

の3つの要素が必要です。社会人スポーツサークルの場合、サークルの代表者が

①スポーツ機会を作り、
②参加者を確保し、
③場所や道具を手配する

といった全ての役割を担うことで「するスポーツ環境」が成り立っていました。

これをネットの力を使うことで「サークル代表」の行っていることを誰でも行えるようにすることがビジョン達成のイメージでした。最終的なイメージではまず、webサービス上にスポーツをしたい人をSNSのように各人がアカウントを持つ形で囲い込みます。そして、その中の誰かが「スポーツ機会提供者」として”場所”と”時間”を指定して作ったスポーツ機会に、参加したいユーザーが自由に参加するというのがざっくりとした大枠になります。

このサービス上に、スポーツ用品メーカーやコート事業者も結びつけることでスポーツをする環境の整備をしようと。また、サークルの代表と知り合いだからこその安心感に関してもメルカリやエアビのようにアカウント間の相互評価により担保出来るだろうとも考えていました。


【2021.03~2021.10】スポーツ機会を作る側へ

大学生の馬力とスタートの勢いでした調査で得た課題を基に私たちは「スポーツを自由にできる環境をつくる」ための第1歩として社会人向けのスポーツをイベントを企画しました。

スポーツイベント(単発のスポーツ機会)をしたのはスポーツ機会の作り手側の課題を理解するためでした。

当時考えていたサービスを作るためには”機会提供者側”の課題把握が必須だったにもかかわらず、アンケートやヒアリングを通して得た意見は全て消費者視点での意見だったことも気になっていました。なので、すぽると!!として実際にスポーツ環境を作る際に障壁となることを正しく理解しておくためにスポーツイベントを開催することになりました。団体として何か目に見える企画をしたかったというのも背景かもしれませんが…

しかし私たちはとことんコロナの影響を受けるようで、一番最初に企画したバレーボールイベントは場所の確保も参加者の確保も出来ずしっかり失敗…。

その失敗の経験も活かし、コロナの様子もうかがいながら行ったSPOSALというフットサルイベントがすぽると!!として初めての「スポーツ機会を作る」経験となりました。それから、バスケイベントSPOBASなど複数のスポーツイベントを無事成功させることができました。

SPOBAS初回モザイク後
SPOBASモザイク後

何度か、自分たち主導で社会人向けにスポーツイベントを作ってみて、スポーツ機会を作る際の課題の理解も少しずつ深まってきました。(が、この辺りの課題感に関しては長くなるので割愛します…。)


【2021.10~】スポーツ環境を目指して!

自分たち主導のスポーツイベントも複数実施し、課題への理解がより深まってきたので、2021年の秋ごろから継続的にスポーツ環境を作ることを目指して本格的に動き出しました。

社会人への調査の時にもイベントをする時にも、とにかく小さな検証が大事なことを知っていたので、作ろうとしていたwebサービスの機能が「社会人がスポーツを自由に出来ない原因」の解決になるのかの検証を早く実行しようと考えました。とにかく最小単位で作り、ユーザーヒアリングや壁打ちをしたかったのです。

その目的に合った手段として、素早くwebサービス/webアプリを作れるAdaloというノーコードを選びました。ノーコードをイチから学びながらなんとか形にし、”ASUBAS”というwebサービスの原型を作成しました。
(イメージできるようにプレビューを載せていますが、現在は運用していないので情報には誤りがあります。ご注意ください。)

使用イメージ①
使用イメージ②

この時には、社会人サークルの形で運営していくことの大変さを知っていたのもあり、高い質で継続的に運営していくためには利益を出し続けられる仕組みを作りきる必要性があることを強く感じていました。

なので、”ASUBAS”も有料サービスとして成立させることを目指しました。

最終的には全てのチームスポーツのするハードルを下げることが目標でしたが、試合が成立する最小人数の少なさやプレイヤーの多さなどを参考にバスケだけに特化させて作りました。この”ASUBAS”を形だけざっくり作って、コート事業者さん、イベント事業者さんやバスケをしたい社会人の方などにヒアリングをしたりしていました。



(余談)Adaloを使う前はノーコードはサービス開発で使えるのか?という疑問はありましたが、早くターゲットにぶつけて意見が欲しい時や関係者に作成イメージを示して説得したい時などは作成スピードが圧倒的に早いのでむっちゃ便利でした。関係者に作るもののイメージを伝える際に、企画書作成してだらだら説明する代わりにサクッと作って目に見えるものを示す、みたいな使い方はかなり有用だと思いました。

結果的に私が実施したのは検証段階までなので実際にサービスとして使えるかどうかは未知数のまま終わってしまいました。とはいえ、色々と制限はあったりするので本当にwebサービスを作りたいときはちゃんとプログラマーにコーディングしてもらうのが良さそうです。
※ノーコードは着実に進歩しているみたいなのでこれからに期待です!!


【~2021.12】自分の現在地の把握

3ヵ月ほど”ASUBAS”に注力していたのですが、やはり難しく結果的にこの”ASUBAS”の運営は中止し方向転換をすることにしました。

運営中止の理由は以下の2つです。

1つめにそもそも「プラットフォームを作る」難易度が高すぎました。

内容が進むにつれて課題の大きさが適切に見えるようになり、同時に自分の実力の無さを痛感することになりました。ユーザーを集めきれる未来もスポーツ機会を担保し続けられる未来も見えませんでした。それまでは先のイメージが沸いていたから進んでこれていたので、その分先のイメージが全然出来ないことは衝撃でした。

2つ目はキャッシュポイントの構築が不十分だったことです。

最初はユーザーが有料で使用する形ではなく、イベント事業者やコート事業者に使ってもらうプラットフォームとして考えており、その事業者側(イベント事業者やコート事業者)からのみをキャッシュポイントとして考えており、作る労力に対しての最大売上が低すぎるという問題がありました。

現時点では民間のコート事業などは成立させるのが本当に難しいようで、本業が別にあったり、趣味としてやられているところがほとんどでした。実情ではそもそも想定していた関係者は「するスポーツ」に関してビジネスで本業として行っているところが少なく、思い描いていた形では目標達成の実現可能性が著しく低いことが明らかになったのです。

民間のコート事業者さんに関しても公営の体育館に関しても継続的に運営するために利益を出し続けられている場所がこんなにも少ないんだと衝撃を受けました。(コートやスタジアムがプロフィットセンターとして機能していませんでした。)


【2022.01~】興味領域の変化

ここまで1年間ほど「スポーツを自由にできる環境をつくる」ために動いてきて難易度の高さを実感しました。「スポーツを自由にできる環境をつくる」ためにはその環境を作ってくれる人たちが不可欠です。

しかし、現状はスポーツをちゃんと支えられる人-もっと言えば継続させるため、盛り上げるためにスポーツで利益を上げ続けることが出来る人ーが量的にも質的にも足りていません

スポーツの価値をもっと深く、もっと広く届けるためにはスポーツを”支える”人、支えられる力を持った人を増やしていく必要がある。この根本の問題を解決したいと目指すゴールが大きく切り替わりました。

「スポーツ業界全体にお金がない/儲かっていない」

「スポーツ業界に新しく優秀なビジネスマンが入らない」

というスポーツ業界のニワトリタマゴ問題に僕は

「スポーツ業界に新しい風を吹かせられる人材を外部から入れる」

という形でアプローチしたいと考えています。

スポーツ業界のニワトリタマゴ問題に関してはコチラの方のnoteで少しではありますが簡潔に触れられていたので、一応載せておきます。


具体的にはスポーツの”支え手”に興味がある学生をメインにしたオンラインコミュニティを作ります。

「スポーツで働く」を正しく真剣に考え、理想の実現力をつけられる場所

を作っていきます。

GLOWキックオフ資料

※1:具体的な内容はまた後日noteで公開します!
※2:2022年4月にスタート予定です!!!


おわりに

この鬼の分量を最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。
以上が橋本達矢の”本気”の自己紹介でした。

最後まで読み飛ばさずに全て読んでくださった猛者の方はぜひ教えてください笑。ザーッと読んでくださった方も「スポーツの”支え手”向けのコミュニティを作っている人がいるんだー」くらいで知っていただけると嬉しいです。

ありがとうございました。

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