見出し画像

ポンコツなわたしで、生きていく。  ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす


💡ポイント

  1. ポンコツを受け入れる

  2. 環境を決める

  3. 環境を変える

  4. 他の人に頼る

  5. 強いを見つける

  6. 続ければなんとかなる

  7. 完璧主義をやめる

  8. ポンコツは悪ではない

📕この本は

どんなに自分のことをポンコツだと思っても、自分らしく生きる方法を知ることだできる。

📕ポンコツを受け入れる

この本では「普通の人が当たり前にできていることが、なんで自分にはできないんだろうと思ったらポンコツのはじまりだ」と書かれている。

また「ポンコツは性格みたいなもので決して治せるものではない」とこの本に書かれている。

ここで大事になってくるのは、『どうせポンコツな部分が直せないのなら、ポンコツでも許される環境に身を置く』ことである。

📕活躍できるかわ環境で決まる

活躍できるかどうかはほぼ環境で決まると言ってもいい。

実際に著者は大学生の頃に飲食店で働いていいたが、朝は起きれないし、レシピも覚えられなくて、先輩も呆れるほどポンコツだった。

しかし、職場をやめて事務の仕事に転向してからは「めちゃくちゃ優秀だね」と言われるようになったそうだ。

その仕事は、マニュアルを見ながら文章を打ち込めばいいので、忘れっぽい著者でもできたし、人と話すことも特になく淡々と作業していればよかった。おまけにずっとパソコンを触っていたのでタイピングも他お人より早かった。

これは散々「仕事ができない」と言われてきた著者には革命的な出来事たった。

📕自分に合った環境に変える

では自分を活かせる環境を作るのか?


大前研一さん

『人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目は付き合う人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない、最も無意味なのは決意を新たにすることだ。』


時間

今までなんとなく時間を使ってきたのなら、1日1時間でもいいから意識して勉強をしたり、新しい情報を取りにいって知識を増やしてみる。

情報を集めて、自分が思い描く仕事や生活をしている人が実在していということを認識する。

場所

これはシンプルに今住んでいる場所、生活圏を変えるということだ。
今だったらネットがあるし、わざわざ高い家賃を払って都会に住むより田舎に住んだ方がヘルシーかもしれない。

また人前で話せない人は人前で話さない仕事に変えるといいだろう。

付き合う人を変える

当たり前だがネガティブな友達と付き合っていれば、自分も引きずられてネガティブになるし、ポジティブな人と付き合えば自分もポジティブになれる。

まずは、この人みたいになりたいと思える人と付き合うといいだろう。

📕知ることは選択肢を増やす

自分に合う環境がどういうものなのかわからないのなら、まずはいろんなことを知って選択肢を増やすこと。

自分に合う環境は自分にしかわからない。

とにかくいろんな人に会ったり、SNSで魅力的な人を探したり、ピンときた本を読んだり情報を集め、ワクワクする対象を探す。

📕ポンコツこそ誰かに頼ろう

「頼る」と聞くと弱くて、情けない感じがするかもしれないが、頼られた方は結構嬉しかったりもするものである。

みんな得意なことと不得意なことは違う。自分が苦手でも他人からしたら得意で好きなことかもしれない。

📕苦手なことを避けることで強みが見えてくる

「強み」とは自分が無意識にやっていることだったり、そこまで頑張ってもいないのに他人からすごいねと褒められることである。

もし自分の強みに見当がつかないなら、まずは「嫌いなこと」「苦手なこと」「欠点」を全て書き出してみて、それらを避けるようにする。
そうすると結果として、「心地のいい環境」「自分の強み」が見えてくる。

📕やめなければいつかなんとかなる

苦手なことを避けていってたどり着いた仕事があるのなら、あとは仕事を続けること。

何事も継続しなければものにならないからだ。
実際に著者は「今こうしてライターになれているのは、努力をしたというよりもただ文章を書くのをやめなかったからだ。」と語っている。

結果を求めずにのんびりと今やっていることを続けてみるのがいいだろう。

結果を求めすぎると、ついつい近道を探したり、ズルをしたくなるからだ。
それにすぐに結果が出ないと「私はダメ」と落胆することになる。

📕続けるためには完璧主義にならないこと

継続を最も邪魔するのが『完璧主義』である。

完璧主義になってしまうと100点に仕上げるために下準備が整わないとなかなか着手しなくなるし、100点以外のものは全てダメだと考えてせっかく作ったものを捨ててしまう。

そして、完璧なものを作れなかった自分を「才能がない」と責めて、自己肯定感が下がってしまうという地獄のループに突入する。

まずは6割くらいの完成度でやってみる。
意外にも自分の中では6割でも高評価されることもあり、このくらいの完成度でいいのだと実感できる。

📕ポンコツ=悪ではない

ポンコツは少数派なだけで、悪ではない。
多数派が「普通」と認識され、それに該当しなとポンコツとなる。

しかし、場所が変わるとその「普通」の定義が変わる。
結局のところ多いか少ないかの問題である。

だから、割りっ切って少数派なだけと生きてみると気落ちが楽になるだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?