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あやうく一生懸命生きるところだった


💡ポイント

  1. 努力は必ず報われるわけではない

  2. やる気がなくても働いていい

  3. 自分らしく生きる

  4. 人と比べない

  5. 期待しすぎない

  6. 他の選択肢がないという執着をしない

  7. やらなかった後悔は後をひく

  8. ダメな自分を認めたら自尊心が増す

  9. お金のために自由を後回しにしない

📕この本は

本当に生きるとはどういうこと何かわかる本である。

📕努力は必ずしも報われるわけではない

努力は私たちを簡単に裏切る。
実際に一生懸命やっているのに報われない事も多いだろう。

むしろ何もやっていないのに報われる人もいる。

つまり必死にやったからといって必ずしも見返りがあるわけでもないし、必死にやらなかったからといって見返りがないわけでもない。

ただここで言いたいのは、努力しなくてもいいというわけではない。
この世の中にはこれだけ努力したんだから、これくらいの見返りがあってもいいと考える人が多いのだ。その考えこそ苦悩の始まりなのだ。

📕やる気がなくても働いていい

どうしても仕事にやる気が出ない時に、どうやったらやる気が出るのか人に尋ねる人も多いだろう。

しかし、それは間違えである。
やる気は自ら作り出すものであって、誰かに強要されで作り出すものではない。やる気が出ないものはやる気が出ない。

やる気がなくても目の前の仕事を淡々とこなせばいいのだ。
そのうち仕事が好きになることもあるし、何も変わらないかもしれない。

他にやる気の出せる仕事が見つかるかもしれない。その時にやる気を注ぎ込めばいいのだ。むやみやたらやる気を出そうとすると逆に無気力になる。

📕世の風潮は捨てて、自分らしく生きる

この国には「年相応にこうするべき」という風潮がある。
「結婚はするべき」「子供を作るべき」「出世するべき」「車を持つべき」などなど。

著者自身も他人の期待や世の中の風潮に合わせて生きようと頑張ってみた。
だが、努力は報われるわけではない。
みんなからよく見られようと思えば思うほど、辛く苦しくなった。

そんな著者は、周りの目を気にするのをやめて自分らしく生きるようにした。そして著者は気づいた。

「本当に恥ずべきは、この歳になって何も持っていないことではなく、自分なりのポリシーや方向性を持たずに生きていることだ」と。

📕人と比べてはいけない

最も手っ取り早く不幸になる方法は「人と比べること」である。
だから、我々は人と比べないように気をつけないといけない。

しかし、親や友達など周囲の人は自然と人と比べてくる。
そう考えると、私たちは人生の大事な時間を「幸せ」を探すよりも「不幸」を探す時間に費やしているかもしれない。

そして自分が比べてしまう相手というのは自分と近い存在である。
つまり人間はほとんど自分と似た存在と比べて、落ち込んだり優越感に浸ったりしている。

📕期待しすぎるな

大きな期待をしなければ毎日が小さなラッキーの連続になるが、逆に期待をすればするほど人生はつまらなくなる。

楽しく生きていきたいなら過度に期待するのはやめた方がいい。

📕他の選択肢がない執着を捨てる

他の選択肢がないと思い込んでいる場合にそれがダメだった場合に絶望してしまう。

そうではなく、執着しそうになった時は、ほんの少し顔を上げて周囲を見渡すだけで、他の選択肢がいろいろあることに気づく。

そうすれば余裕を持って生きることができる。

📕やらなかった後悔はあとを引く

この世の中は夢だけ見て何もしない人がほとんどである。

夢を見てみ何も行動しなければ、何の痛みも味わわなくて済む。
だけど何年か経って思い出し、胸の奥が苦しくなる。

だから「人生行動して下手こいていこう」と言っている。

📕ダメな自分を認めたら自尊心が増す

自尊心が下がる一番の原因は「自分を過大評価」していることである。

理想と現実のギャップが大きくなりすぎて悩んでしまう。
だから、現実の自分がどんどん嫌いになっていき、最悪の場合自ら命を断つ人もいる。

私たちは幻想を捨ててありのままの自分を認めないといけない。

「自分はこのくらいの人間」とそれでも悪くないと考えてみる。
そう思って今の自分を受け入れてあげると逆に自尊心が高まってくる。

📕お金のために自由を後回しにしない

年収300万円の人も1億円の人もまだまだお金が足りないと嘆いている。
つまりお金のために自由を後回しにし続けたら、私たちは一生自由になれない。

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