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【理由は3つ】 「流れ」は存在する
夏の甲子園、昨日も激戦が繰り広げられ、明豊 vs 北海の試合は意地のぶつかり合いでめちゃめちゃ燃えました。
私はスポーツやゲームなどにおける「流れ」は存在すると思っている人間です。
まさに明豊 vs 北海は、「流れ」が行ったり来たりの試合でした。
逆に言えば、星稜 vs 創成館の試合は、創成館が序盤から「流れ」をがっちり掴み、星稜に「流れ」を渡しませんでしたね。
「流れ」は科学的根拠がないと言われています。
しかし、スポーツをやってきた身、スポーツを観てきた身からすると、「流れ」は確実にあるし、「流れ」を体感しまくります。
私が考える「流れ」の根本は、大きく3つあります。
①経験則からくるメンタルの上がり下がり
②物事に集中するタイミングが人それぞれにある
③ある事象が発生する確率の上振れと下振れ
経験則からくるメンタルの上がり下がり
今まで経験したこと、観てきたこと、聞いてきたことを自分のモノサシにする。
このモノサシは人それぞれで異なり、目の前で起きていることを自分のモノサシで判断し、起こるであろう結果を妄想する。
その結果は、良い結果かもしれないし、悪い結果かもしれない。
「こんな結果になるかもしれない」ということを一瞬でも考えたとき、多少なりともメンタルがブレる。
このブレが、良くも悪くもパフォーマンスに影響を与えると考えています。
これは団体競技にも、個人競技にも当てはまることが多いです。
物事に集中するタイミングが人それぞれある
いわゆる「ゾーンに入る」ってやつでしょうか。
今までの経験、行動ルーティン、朝ごはん、昼ごはん、夜ごはん、人と話したこと、自分の目で見たもの、色んな要因があると思いますが、自分がやっていることに集中するタイミング、無意識に体が動くタイミングって必ずあると思うんです。
そして、このタイミングに個人差がある。
団体競技では、技術力向上はもちろんのこと、ゾーンに入るタイミングをチーム全体で合わせるために練習をするし、規律が求められるのだと思います。
個人競技においては、あまり強い要素ではないかもしれないです。
ある事象が発生する確率の上振れと下振れ
たしかに「流れ」には科学的根拠はないかもしれないです。
あまり確率の話をするのは好きではありませんが、
流れが悪いと言われる事象が起こる確率と、流れが良いと言われる事象が起こる確率はほぼ同じになるから、「流れ」には根拠がない。
恐らく、科学的に証明するとするとこんな具合になるでしょう。
何千、何万…とデータの母数を増やし、統計的に考えると確率は収束していきます。しかし、確率が収束するまでには、流れが悪いと言われる事象が起こる確率や流れが良いと言われる事象が起こる確率が上振れたり、下振れたりする。
この確率の上振れと下振れが、いわゆる「流れ」の一因を作っていると思っています。
まとめ
①経験則からくるメンタルの上がり下がり
②物事に集中するタイミングが人それぞれにある
③ある事象が発生する確率の上振れと下振れ
以上、私が考える「流れ」でした。
事実は小説より奇なり。
改めて、目の前で巻き起こっている現象や五感で感じるものを大事にしていこうと思います。
以上です。
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