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ライトノベルについて(その2)

以前、こんな記事を書きました。

そうしたら、とても素敵なコメントを頂いたので紹介しますね。コメントしてくれたのは遊月さんです。

こんにちは。
ぼくもラノベとしてファンタジー小説などを一緒くたに扱ってほしくないと思っています。
個人的には2005年あたりから、とりあえず量を出す傾向に変わっていったのかなって気がしました。
あと、ラノベと感じるものは知識が浅く感じることが多いです。その方が楽な場合もあるので悪いわけではないのですが。
今は90年代のようなものは少ないかなって思ってます。
最近は慣れてきましたが、オリジナリティがないとかタイトルがとか(編集さんが変えたりもしてるのでしたっけ)、やっぱり最後は伝えたいことを伝える表現力なのかなと思います。

女の子が主人公でロリっぽいけどラノベじゃないなと思うものに「ザ・サード」とか「封仙娘娘追宝録」がそんな気がします。

頑張ってください!

僕の記事の趣旨はまあ簡単に書くと「僕はラノベを書こうと思って小説を書いている訳ではない。単に商業的な理由でラノベにカテゴリされているだけで、書きたいものを書き散らかしているだけ」って感じだったかな。あとは歴史的なラノベの定義にも少し触れています。

そういう意味で、遊月さんに共感してもらったときはとても嬉しく思いました。なので、こんなお返事を書いたのですが、

遊月さんこんばんは、
そうですね。なんかラノベレーベルで出てるものってみんななんか似た感じでちょっとつまらないなあって思うことあります。
僕はへそ曲がりなのでオリジナルじゃないとなーってタイプです。
売れないかも知れないですけど、頑張ってオリジナリティを追いたいと思います。
応援してくれると嬉しいです⁽⁽ ⸜(*´꒳`*)⸝ ⁾⁾

そしたらたくさん応援してもらいました。

僕はライトノベルというカテゴリーは今後衰退していくんじゃないかなあと密かに思っています。あまりにステレオタイプ化が進み過ぎちゃってる。読んでいる方もステレオタイプを求める傾向はあるので、まあ水戸黄門的には続くんでしょうが、あのカテゴリーからもう新しいものは生まれないかも知れない。

おそらく、あの手のレーベルは今後「日常系」と呼ばれる小説とか、「学園物」のようなライトなラブコメディが増えるんじゃないかなと個人的には予想しています。
でもそれってもはやファンタジーじゃあないですね。もっとも、ファンタジーやSFじゃないとライトノベルではないという訳でもないのでそれでもいいのかも知れません。
何しろ原点に立ち帰ればライトノベルとは

あなたがラノベだと思うものがラノベです。ただし、他者の同意を得られるとは限りません

ですから。

僕としては「魔法で人は殺せない」はちゃんとオリジナリティのあるファンタジー小説を作ったと自負しているし、「メイド・エスコート」もライトファンタジーな小説としてのオリジナリティには自信があります。

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まだ遊月さんの期待に十分に答えられているかどうかはわからないのですが、これからもちゃんと小説として成立していて、中身のあるお話を書いて行きたいと思っています。

ところで「メイド・エスコート」にはぜひ期待して頂きたいです。早く公開したいのですが、何しろ絵師さんが凝り性でして、なんか考え込んじゃっててなかなか挿絵が上がってこない。
せめて3月には公開したいと思う今日この頃、みなさま今しばらくお待ちください。

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なんかとりとめのない記事になってしまいましたが、みなさま、これからもよろしくお願い致します。

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