見出し画像

おばあちゃんでも理解できる。ブランディングの3つのコツ

皆さん「ブランディング」って聞いた事はありますか?

聞いたことはあるけど、しっかり理解している人は少ないと思います。

でもこの「ブランディングスキル」があるのとないとで皆さんがどんなに良いサービス、良い商品を持っていたとしても売れません。

例えばパーソナルトレーナーの方で説明しますと、

1回の指導で40000円のトレーナーもいれば、同じ1回でも3000円のトレーナーの方もいます。

画像1

トレーナーの相場は決まっているわけですが、なぜ高いところともあれば安いところもあるのか?その37000円の差はどのように作り出していくのか説明していきたいと思います。

ブランディングとは何なのか?

簡単に説明すると「相手から好きです」と告白されることです。

でもどこの企業や飲食店もビラ配りやPRばかりをして、色んな人に「好きです」「好きです」と莫大な費用をかけて広告してますが、この「ブランディング」ができることで全くコストをかけずに集客できるわけです。

なので、商品を売りたければ、あなた自身が色んな人から「好き」と言ってもらうくらいの人になることが重要です。

例えば、あなたが今婚活中で色んな女性とお見合いをしていたとします。                 でもあなた自身が体型は太っていて髪はボサボサだったら,いくら女性とお見合いしても時間とお金ばかり掛かって相手にされないですよね。            でもそんなあなたが体型は細マッチョで髪も綺麗に整っていて顔も男前だったら女性から言い寄ってきて百発百中になるわけです!                こういうことを「ブランディング」すると言うことです。

画像2

ブランディングの種類

「ブランディング」には4つの種類があります。

画像3

そして、この「ブランディング」がないと事業を始めても負のスパイラルにハマり失敗してしまいます。

画像4

どういうことか簡潔に説明すると

まず全く同じ商品を右のスーパーは1個100円。左のスーパーは1個90円で販売していたとします。   
そうすると右のスーパーが隣のより多く売りたい為1個80円まで値下げしてまず価格競争が始まります!
でも利益や原価もあるので価格の値下げにも限界がきます。そして次に始まるのが商品+レシピ本を販売したり、商品を宅配するといったとサービス競争始まります!
そうすると今度は自社コストが掛かり更に利益率が低下します。利益率が低下すると利益を上げるために広告費などを削減するので、知らない人が増えシェア率が低下して商品が更に売れなくなるといった負のスパイラルにハマり「ブランディング」がないと事業が続かないわけです。

競合を把握するが競合を作ってはいけない

次にコーポレートブランディングでは○○だが○○ではないと明言することが重要です。

例えば皆さんGoogleって何企業か知ってますか?

結構多くの人がテクノロジー企業だと思っていませんか?

でも実際Googleの90%の収益は広告で得ているので広告会社なのです。

ではなぜGoogleは広告会社なのに広告会社ではないと断言してるのか?

その理由は断言してしまうと他の広告会社と価格競争が起きてしまうからです!

なのでコーポレートブランディングでは○○専門店や○○特化型など○○だが○○ではないと明言し差別化することで良いブランディングができるわけです! 

適正価格を把握する

次にプロダクトブランディングで最も重要なのが価格設定です。

では皆さんがトレーニングジムのオーナーでプロテインジュースを販売しようとしています。
会員100人に対象調査したところ500円なら全員頼むと答えましたが、1,500円だと誰も頼まないと
答えました。
1杯のプロテインジュースを提供するのに原価が300円掛かります。
ではこのプロテインジュースをいくらで売るべきか?

画像5

ここで多くの人はアンケート調査で購買数が多かった500円で値段設定してしまいがちですが、それでは長続きしません。

画像6

ここで一番やらなきゃいけないのは売り上げを上げるのではなく、利益を残すことです。なので、適正価格をしっかり把握して、1番利益が高いところに値付けフローをしていくことが重要です!

付加価値をつける

適正価格を把握した上で皆さんはプロテインジュースを1000円で販売したいが世間の相場は500円です。

この世間の相場に付加価値をつけてどうやって500円を1000円で販売していくのか、ここにビジネスの楽しさがあるわけです!

例えば、高級料亭などはいちいちお客さんの目の前で盛り付けしたり、いちいち1品ずつ使っている材料などの説明をしたりして普段味わえない体験という付加価値をつけることで世間の相場より高く値段設定してもお客さんが来るわけです。

そして付加価値も3つ種類があります。

1.空間価値(お店の雰囲気などの提供する場所)
2.商品付加価値(食材などの価値を上げて販売)
3.サービス付加価値(演出やエンターテイメントを提供)

この中でコストがかからず、1番効果あるのが「サービス付加価値」です。なのでここをブランディングして世間の相場から価値を上げて販売していくことが重要です!

まとめ

最初は誰しも自社の商品を売りたくてPRや宣伝したり、他社より値段を安くしたりして売り上げばかりあげようとしています。
でもそれは大きな間違いで自ら商品を売りにいくのではなく、勝手に売れていく仕組みを作ることが大事になってきます。
結論「商品を売りたければ、商品を売るな。」

今回は「ブランディング」について書かせていただきました。もしこの記事が良かったらシェアしていただくと嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!










この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?