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今日のありがとう21(嫌味な上司)

わざわざ余計な一言、二言をいつも付け加えてくれる上司よ、反面教師とさせていただき、ありがとう。

どの職場にも嫌味な上司はいるだろう。

こちらを少しイラッとさせたり、気分を沈めさせたりするなど、ここぞとばかりにモチベーションを下げにかかってくる。

嫌味な上司といっても、様々なパターンがあるかと思う。

①目上にはペコペコ、部下には常に上から目線で接してくる
②容姿やプライベートに触れた発言をしてくる
③必ず相手をおとしめて自分が優位に立とうとする

私が実際に見てきた上司たちである。

どのような特徴があるのかについて触れつつ、対処法を紹介していきたい。

まずは、①の目上にペコペコ、部下には上から目線の上司だ。

このタイプは、会社の立場上、ある役職に任命されただけにもかかわらず、自分が偉いと勘違いしてしまったかわいそうな人たちである。

目上にゴマをすっておけば、さらに昇進できると思っていそうなところも痛々しい。

部下からの評判があまりにも悪くなるので、まともな会社であれば、このタイプが昇進することはないはずだ。

だいたい上から目線の時点で、部下を単純に下とみなしており、学ぶ姿勢がない時点で上司として失格である。

どんな人間であっても長所は必ずあり、そこから得られるものはあるはずだ。

①のタイプへの対処法としては、「すごい!を連発して気持ち良くさせる」が、おすすめである。

この手の上司に真正面から対抗することなんぞ、簡単ではあるものの、その無能な上司に割くエネルギーがもったいない。

そこで、上司の限られた長所に目を向け、「すごい」を連発していれば勝手にご機嫌になって、こちらも自分の業務に集中できる。

次に②の容姿やプライベートに触れてくる、デリカシーのカケラもない上司について。

こちらに対する理解を深めたいのか、それとも教養がなくて他に話題を提供できないからなのか、いちいちクビを突っ込んでくるタイプである。

異性の場合は、あわよくば的な思考が見え隠れするときもあり、側からみていても気持ちが悪い。

②のタイプへの対処法としては、我慢して受け流す方法もあるが、図に乗らせるだけなので、こちらで思い切って話題を転換するやり方が有効である。

おすすめなのは、「話が変わるのですが、そういえば○○」を用意しておくことである。

話題が広がるような○○を準備しておく手間は必要であるものの、いざというときに発動すれば、イヤな展開から逃れられる可能性が高まる。身を守る術でもある。

さいごに、③のタイプである。

プライドが高すぎるゆえ、相手と自分との優劣を明確にしてこようとする。

いわゆるマウントをとってくる上司である。

情けなさすぎて、相手にするのもバカバカしいのであるが、対応を見誤ると面倒なことになりかねない。

この手のタイプは、プライドを傷つけないよう、気持ちよく喋らせ、心の中で「反面教師にさせてくれてありがとう」と感謝の気持ちを持つことが大切だ。

ありがとうと思えば思うほど、上司に対する分析が緻密になっていき、自分の言動へ良い影響を与えることになる。

ぜひ、試してほしい。

以上、嫌味な上司について扱ってきた。

どこの世界にも存在するとはいえ、反面教師という言葉がこれほど似合う存在はレアかもしれない。

嫌味な上司たちよ、人間関係の対応の仕方について、学ばせてくれて本当にありがとう。


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