村上達郎

スーパーシンガーソングライター

村上達郎

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最近の記事

まぁお知らせっちゃお知らせ

2023年はマジ辛かった。 コロナ云々も解かれた状態でも動員は伸びねーし、生活は相変わらず苦しい。 休んでた奴の方が有り難がられて、絶やさないようにやってた奴はこの有様かよ。 こんだけ練習しても、こんだけ言葉を書いても、全然報われない。 努力に裏切られた気分で、 あー、そっか、俺には才能がないんだ。 て素直に思った。 なのでやってもしょうがないので年内で表の活動を辞めようとした。 ならそれを踏みとどまっためちゃくちゃ良いストーリーがあるかといえば全然無くて、 ただム

    • あーあ、嫌になった

      何でもないのに病む才能 一生楽にはなれないの 早く寝なさい、と母さんの 声が聞こえた午前3時 人肌恋しくなった際の 反吐が出るほどイタイ煩悩 会いたい人にゃ会いに行けよ 寂しいだけならやめとけよ あーあ、嫌になった 吾輩は猫になりたいのだ あーあ、嫌になった 人間様はめんどいのだ 見た目、上辺で擦るだけの 音楽なんかじゃ濡れないの 歌ってみたり、絵を被ったり くだらんと今日も息を吐いて あーあ、嫌になった 必死にやっても意味ないや あーあ、嫌になった アメリカ辺りに行

      • ベロベロ散文

        根拠の無い自信はとっくに消えた。 プレイバックを見るたびに自分の下手さや、甘さに嫌気がする。 満足なんてした事、一度たりともない。 だからせめてその日自分が出来る限りのものを鳴らす。視界に入る全てを抱きしめてやるんだ。 バンド解散バブルが尽きたのか、くそみてぇなコロナの風潮なのか、訳も分からんまま目に見える数字がどんどん減った2020年。 でもやるしかねぇって意地があったし、やるしかねぇって信念があった。 ずっとずっと。2年半。 たかだか2年半か? でも俺が過ご

        • 藍色

          心は守ってあげるから、生きようね。 だって、もういないんだと思うと、こんなに寂しい。 藍色 心はすぐに死んじゃうからね 強く優しく抱きしめたい コーラを飲みながらジブリを観ながら 泣いてるあなたの涙を拭いたい ただそれだけ ただそれだけが こんなに脆くて こんなにも愛しい 僕らもいつかは死んじゃうからね もっと綺麗な景色をあなたと見たい お金はほんの少しくらい良いのだ 温もりだけを頼りにして ただそれだけ ただそれだけが 僕らに許された ありふれた幸せ 眠れない

        まぁお知らせっちゃお知らせ

          バンドメンバー

          2021年11月2日から動き始めた「村上達郎バンド」 先日年内の活動を終了しました。 ライブ本数4本。まだまだこれからのバンドですが、皆様に届く音楽を段々と出来てきているのではないかと思います。 何故このメンバーになったのか、必然か偶然か。 自分なりの気持ちや解釈を書き記しておきます。 (いつもライブでやるメンバー紹介があまりにも適当過ぎるのもあって) Gt.ハシグチカナデリヤ 出会ったのはまだ一年半前。 ですが最も信頼している音楽人の一人です。 言わずもが

          バンドメンバー

          ロックスターになれなかった君へ。

          自己啓発でも、免罪符でも無い。 同情を買うつもりも、赦しを乞うつもりもない。 遠い記憶になりつつある事を書き留めておく。 忘れるつもりもないが、書き留める。 ベロベロ散文。 ただの記録。 2013年、当時のバイト先で手足が震え、眩暈がして、倒れ込んだ。唾が上手く飲み込めなかったのを、覚えてる。 暫くバックヤードで休んでいると回復したが、早退。翌日に病院に行くとフワーっと「パニック障害じゃないかなぁー?」と言われる。 なんそれ、知らん。 ググった。 まぁ当て

          ロックスターになれなかった君へ。

          コロナにかかった話

          何がめんどくせーって、人それぞれ症状が違うのがめんどくせー。 クソしょうもないギャグ政党の誰かさんと同じ事をいうのは大変癪だが、俺にとってコロナウィルスってのはただの風邪でした。 高熱が一瞬出て下がって、そんだけ。やたらめんどくさい手続きを踏まされ、10日間自宅から出るなと保健所を名乗る場所からメールが一通来た、ただの風邪でした。 そんなもんに一年半、俺や俺にとって大切な人達が振り回されてるのは、大変割に合わないです。 ていうか仮に熱が何週間続こうが、咳が死ぬほど出よ

          コロナにかかった話

          SING

          世界中が真っ暗で 塞ぎ込んだ夜の中 部屋で一人考えた 君の為に何が出来るか 当たり前の日常は 風のように消えてった 大事なもんに気付いても それだけじゃ 何か足りない気がしてる 言葉だけじゃ 伝わらないことばかりだ 優しさって何だっけ 幸せって何だっけ いつも探してばかりで でも一生愛してんだって それだけは本当なんだって 歌う 歌う 歌う 前を向いて生きる事 いつかの未来を信じ切ること そんな事が正義なら 俺はとんでもない悪人だろう 汚れきったこの腕で 君の居場所

          べろべろ散文(すぐ消すような)

          衣食住、最低限の生きる事。 そこから弾かれた音楽。 いや、音楽というのは間口が広すぎるか。 ライブハウス。そこで生まれる感情。 俺はそれに救われたし、救われた人を知っている。 このご時世、止まってしまえば自分も幾分か楽だし、まぁしょうがないか、で終われる事も確かにある。 でもそういう言い訳をして、後々それでも前を向こうぜ、みたいなやつは嘘くせー。したくない。 だって今現状、俺、きっとあなたも、とてもしんどい。 当たり前の事が奪われた。 だから大切なことに気付

          べろべろ散文(すぐ消すような)

          初めてピアスを空けた、だけの話

          午後2時のニュース。 感染者数を自慢げに披露してる専門家の話を聞きながら、 「運命を変えなきゃ」 と女子高生みたいなことを思い、 「そうだ、ピアスを空けよう。」 とこれまた女子高生みたいな決意をし、 ドンキでピアサーを購入。 日付が変わる頃、Google先生に相談。 「ピアス 痛くない」 いざパッケージからピアサーを取り出してみると、針。 痛そうな、針。 怖い。 とりあえず炭酸水がなかったので格安のウィスキーをがぶ飲みし、気を大きくしようと試みる。

          初めてピアスを空けた、だけの話

          3月、君は君の正義を貫け

          高速バスに乗り込み、響き渡るイビキに疲弊しながらも、心は躍る。 久しぶりに書く。 もうすぐ、コロナウィルスがあーだこーだで、自粛やら不要不急が何ぞや、みたいなやつが蔓延して1年経つね。 君の一年はどうだった? 俺たち、よく頑張ったよね。 ライブハウス、というのはいつだって難癖つけられ弾かれると思ってる。 今回の件もそうだし、次にまた正体不明のウィルスが来た時、あんまり言いたくはないけど、またどっかで大きな震災があった時もそう。 不謹慎、っていうレッテルをすぐに貼

          3月、君は君の正義を貫け

          ワンマンのあれこれ。

          歌詞ならいくらでも書けるのに、長い文章が苦手だ。 でも今のうちに残さないとダメだと思ったので、感じたこと、感じることを思うままに書きます。 いつぞやの、K'sのインスタライブで完全にノリで決まった稲毛バースデーワンマン。 最初は何か色々考えた、せめて今の時期にソールドしないとかっこつかないかなー、とかそういうクソどうでもいいこと考えてた。けどすぐ消えました。 とりあえず期間はある。 やることやろう、いい曲を書いて、いい歌を歌って、いいライブをする。 そのどれもに、

          ワンマンのあれこれ。

          群青の春

          2020.8.21 愛媛県松山市の海にほど近いファミレスから始まった途方もない夢の続きを見た。 懐かしくて、でも昨日の事みたいな出来事。 こういう日はあと何回あっても良い。 ざした。 群青の春 大好きだったものを大嫌いになった夜に どうやって死のうか、なんて考えてたら朝が来た カーテンの外 聞こえてくる赤子の声に どこにも逃げ場なんてないんだって、教えられる 期待や裏切り、言葉、才能 見えない不安が 針のように突き刺す胸らへんが やけに痛むな 気休めにつけたテレ

          群青の春

          ライブハウス

          すげー違和感なんだけど、「ライブハウス」って一括りにするの違くない? 一応、10年以上バンドマンやってた身としては、客観的に見てもクソみたいなライブハウスも確かにあるよ。 受付も無愛想、金払って買ったドリンクチケットをドリンクカウンターに出しても「ありがとうございます」の一言も無い。 出る側にしても、高いノルマ払って総動員10人も満たないイベントに放り込まれて、精算では全く刺さらない言葉を言われて、とりあえず次のライブを決めろ、話はそれからだ。みたいな話をされる。 い

          ライブハウス

          孤独なバケモノ

          喉から手が出ちゃったら気持ち悪いよなぁ そんなバケモノになっても欲しいものはなんだ 誰かの言葉、誰かの愛情、誰かの温もり そうだ本当は寂しいんだ でも傷付きたくないから人を遠ざけた 嫌われるよりも先に嫌ってしまいたかった 何十回、何百回、何千万回と いつも間違えてしまうんだ もう君は君を裏切るな なりたいものになるのさ 諦めたくない心を無理に殺すな ねぇ、泣きたい夜があるなら 笑いたい朝もあるんだろ なりたいものに僕らはなれる 喉から手が出ちゃったら気持ち悪いよなぁ そ

          孤独なバケモノ

          時には昔の話を(夏編)

          夏が好きだった。 外でよく遊ぶ子供だったし(今では考えられない)、友達と行くキャンプや、父親が建てたログハウスに行ってするBBQや川遊び、夜釣り中に話す恋バナ、三津浜の花火大会、必ず知り合いに遭遇する土曜夜市、厚生年金プールの塩素の匂い、そこで食べるアメリカンドック。 夏が近づくにつれ、とにかくワクワクしてた。 夏は嫌いだと、いつから思い始めたのか。 中学生の時にいじめられていたくらいだろうか。 部屋でギターばっか弾いていた。あんな奴らには負けたくねーと思いながら。

          時には昔の話を(夏編)