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メキシコにも、金箔を使った工芸品、プレぺチャ伝統のラッカー塗り、金沢の金箔工芸みたい

かってプレぺチャ民族の首都であったパッツクアロ、その前は別の町ツィンツンツァン。

ここでは、スペインから伝えられた金箔のラッカー塗りがあります。
描画に沿って、金箔を貼り付ける手法は、金沢工芸家みたいです。
パッツクアロにしか、この職人さんはいません。

ここで疑問あり。
スペインに金箔工芸の文化ある?

15世紀頃、メキシコがスペイン支配の時代、バスコ・デ・キロガ司教がミチョアカンに来て、プレぺチャ民族に対し、教育を地元の経済発展に貢献しました。
バスコ・デ・キロガ司教のおかげで、奴隷扱いされなかったです。

金箔を使ったラッカー塗り工芸は、バスコ・デ・キロガ司教がスペインから職人たちを派遣し一部地域で広まりました。

この当時、スペインに金箔工芸の文化あったのか?

日本では、1571年「日本人奴隷の買い付け禁止令」が出されたほどの悲惨な歴史があるくらい、日本人が奴隷として南蛮商人にマカオ、ゴア、マニラ、遠くメキシコ、ペルー、アルゼンチン、さらにポルトガル、スペインにまでに連れ出されました。

ひょっとすると、この中に日本人工芸職人さんたちが混じっていたのではないかと思えます。

金箔を使ったラッカー塗り工芸品

動画をアップしていますので、ご覧ください。

絵の描き方、金箔を使ったラッカー塗り工芸作家さんを見ますと、まるで金沢の金箔工芸家さんたちを思い出します。

ラッカーで黒色で下塗りした上に描画し、金箔を描画に貼り付けた後、着色していきます。
描画する時は、下絵を用意せずに頭でイメージしたデザインを直に描きます。
水墨画を描く感じで。

色使いも日本人感覚。



他にもあります。
腰機織りについてはこちらをご覧ください。


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