近畿大会レポ 報徳vs市和歌, 大桐蔭vs智弁。 プロ行くやろ、と感じた選手の紹介
昨日、高校野球の近畿大会を観に行ってきました。
大阪桐蔭に智弁、報徳に市和歌山といった超強豪が激突。
夏の本番を前に、レベルの高い公式戦としては最後の機会になるので、各校も熱い気持ちで戦っていました。
とてもおもしろかったです😃
大阪シティ信用金庫スタジアムで行われた熱戦を、僕なりの視点で振り返ります。
試合の展開よりも、光っていた選手のご紹介を中心に書かせて頂きます。
大阪シティ信用金庫スタジアムへの行き方はバスしかない問題
まず、何に面食らったって、大阪シティ信用金庫スタジアムに行くのが厄介なこと。。。
驚くなかれ、最寄駅からバスで30分の立地です。
そのバスも、ほぼ30分に一本です。
僕の実家の奈良の田舎ちゃうねんから・・・
と、ツッコミたくなる便の悪さ。
大阪市内の球場なんですが、舞洲という人工島にあります。
それゆえ、アクセスが激悪なんですね。
ほんまやったら車で行きたいところ。
僕はその後の予定もあって車ではいけへんかったので、電車〜バスを選択しました。
しかもしかも、大阪桐蔭が出場とあって、バスが超満員。
「みんな、野球好きやなぁ」
としみじみ感じながらも、休日の朝から30分も満員バスに揺られて到着。
黄色いアーチが目印の球場です。
ちなみに、すぐ隣にオリックスの2軍施設があります。
観戦料は1000円。
大阪体育大学の選手の皆さんが、大会運営をサポートされていましたね。
お疲れ様です。
さて、いざ観戦。
目立った特徴
選抜準優勝の報徳は、エースの盛田投手は、出場していません。
また、大阪桐蔭のエースでキャプテンの前田投手も出場していません。
このように、各校は、この大会の位置付けを、特にエースを投げささずに、他の選手のレベルアップを目的としている傾向が強かったですね。
あと、目についたのは、捕手のレベルの高さですね。
近畿大会なので、当然といえば当然かもしれません。
でも、前評判の高い報徳 堀選手のみならず、大阪桐蔭 南川選手、智弁の高良選手、市和歌山の麹屋選手、みんなレベルが高かったです。
特に、セカンド送球は、どの選手も強肩でコントロールも良い。
打撃も、どの捕手も素晴らしかったです。
報徳vs市和歌山
▶︎ 試合内容
いやー、市和歌山のバッティングが、力強かったです。
すごいです。
選抜準優勝校を、完全に力でねじ伏せた展開でした。
ワンチャンスをモノにした、なんて展開ではなかったです。
序盤から、市和歌山の選手の打球の鋭さが際立っていました。
市和歌山は、今年の選抜に出ておらず、和歌山からの出場は智弁和歌山でしたね。
選抜準優勝校(報徳)を、選抜に出ていない公立高校が力で勝つのですから、近畿全般のレベルの高さを垣間見ました。
ちなみに、両校ともチームカラーが緑。
ほぼユニフォーム一緒でした😅
なお、こちらの高校野球ドットコムさんのサイトに、多数の試合の写真があります。
(僕の下手なスマホ写真と、比較になりません)
リンクを貼らせていただきますね👍
さて、その中でも目立った選手です。
▶︎ 市和歌 栗谷星翔選手
市和歌山の背番号1、栗谷選手。
この試合で最も印象に残った選手です。
一人だけ、打球速度が別格に速いなと感じました。
全身バネのようなバッティングです。
昨年の日本ハムのドラフト1位で、日体大の矢澤選手が入団しました。
二刀流の選手です。
僕は、たまたま高校時代の矢澤選手(藤嶺学園藤沢高等学校)の時の試合を見たことがあります。
その時に、
「この選手、全身バネのようなフルスイングするな。。」
と、とても印象に残りました。
それと同じ印象を、栗谷選手にも持ちました。
ということは・・・
そうです。
僕は、栗谷選手は、矢澤選手みたいに、十分にプロにいく可能性がある予想します!
栗谷選手も二刀流。
投げても、最速145キロだとか。
ピッチングは、元西武の西口投手のような、軽やかな、ムチのようにしなる投球でした。
栗谷選手は間違いなくプロに行くと思います!
しかも、僕は、勝手ながらに、きっと高卒で声がかかると感じました。
ご注目ください。
▶︎ 報徳 堀選手
今年の報徳では、捕手の堀選手を抜きには語れないでしょう。
序盤から市和歌山の猛攻で、ワンサイドの展開でした。
それを、試合の中盤に、1イニングで堀捕手が、盗塁を2つ刺しました。
それでゴロっと流れが逆転。
そこから報徳の反撃が始まりました。
堀選手は、試合の流れを変えることが出来る、稀有な選手やなと、改めて感じました。
堀選手は、既に今年の高校No.1と言われている選手。
間違いなくプロに行く存在かなと思っています👍
楽しみです。
大阪桐蔭vs智弁
▶︎ 試合内容
この試合も、智弁の打力の凄さが際立った試合でした。
いやー、両校ともよく打ちました。
大阪桐蔭もヒット数では智弁を上回ってましたね。
序盤の大量失点に対して、じりじりと追い上げる大阪桐蔭。
大阪桐蔭の逆転も十分にあり得るかと思わせる展開で、それでも智弁が追加点を上げて勝負を決めたのは、やはり智弁のポイントゲッターのあの選手でした。
▶︎ 智弁 松本大輝選手
この試合は、松本選手が主役だっと言っても過言ではない展開でした。
1番バッターとして、三塁打、本塁打、二塁打の大活躍。
前の試合で目を奪われたのが栗谷選手なら、この試合は松本選手が印象的でした。
写真ではわからないと思いますが、胸板がはちきれんばかりの厚さでした。
あの体を作り上げるのは、並大抵の努力ではなかったでしょう。
智弁の選手は、皆、打球が鋭かったですが、松本選手はトップだったとの印象です。
阪神に行った前川右京選手のように、松本選手もプロの道を高卒で切り開く存在かもしれません。
なお、今年の智弁には、3番にショートと投手の二刀流の中山選手もいます。
5番打者の池上選手も魅力的。
とても野手の戦力が充実している印象でした。
▶︎ 大阪桐蔭 南川選手
僕は、大阪桐蔭の南川選手がめちゃくちゃ良いなと感じました。
あまりメディアで名前が取り上げられていない印象ですが、強肩で、打撃も力強い。
昨年の松尾選手のように、高卒ですぐプロでは無いのかもしれませんが、六大学などを経由して、プロの道を拓きそうな選手かもしれません。
▶︎ 大阪桐蔭 ラマル選手
写真は撮っていませんが、いろんな意味で印象に残ったのは、この日4番のラマル選手です。
大阪桐蔭の4番を任されている選手です。
ですが、最初の3打席は3三振。。。
僕は見ていて、正直、なぜ4番なんやろうと感じてしまいました。。
が、第4打席に火をふくような打球でレフトオーバーの二塁打。
第5打席も強烈な打球でレフト前。
「ラマル選手、疑って、ごめんなさい」
僕は一人スタンドで手を合わせました。
ラマル選手は、ツボにはまった時の打球の強さは、とても魅力的です。
ある記事で、ラマル選手の評価は「荒削り」と見ました。
まさにそういう印象です。
それは、伸び幅も半端じゃなく大きく、とても魅力的という意味。
まだ2年生です。
一騎当千の猛者が集い、群雄割拠の大阪桐蔭のサードというポジション。
他にも有力選手がゴロゴロいます。
そんな中で、ラマル選手が2年生ながらに今年の夏に出てくるのか、注目したいと思います😃
とても楽しみです。
どの選手もとても頑張っていて、非常に観ていて楽しかったです。
あの難所に、わざわざバスで行った大変さも忘れるぐらい、楽しい観戦でした😅
今日も読んで頂いて有難う御座いました😃
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