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何県の野球部員が一番多い? ④ 〜プロ野球選手人数との関係〜
これまで、都道府県ごとの高校野球部員数について、3つほど、noteを書いてきました。
このシリーズの一旦最後として、書きたいと思います。
テーマは、
「高校野球部員数が多いのであれば、プロ野球選手の人数も多いんやろうな🤔」
ということについてです。
データソース
高野連のHPです。
プロ野球選手の出身県については、以下の記事を参考にさせて頂きました。
前提
今回は少し長めの説明(言い訳💦)が必要です。
プロ野球選手の出身地については、なかなか厳密なデータの取得が難しかったです。
つまり、出身地と言っても、その選手が高校時代を過ごした場所とは限らないということです。
野球のために他の都道府県に高校だけ行っていたというのは多いでしょうしね。
本来ならば、高野連のデータは厳密に都道府県の高校野球人数なので、プロ野球選手の出身地も、高校時代を過ごした都道府県であれば良かったのですが。。。
今回はそうはなっていので、かなり”目安”の記事となります。🙇♂️
また、高野連のデータは2022年ですが、プロ野球選手の出身地は2019年までとなっており、その辺もチグハグとなっています。。
ご容赦ください。🙇♂️
さて、こういう前提でありながら、それなりに傾向は掴めているとは思います👍
結果は、興味深いものでした😃
結論
一番プロ野球選手が多い多いのが大阪。次に兵庫、神奈川、千葉、福岡。これらの府県は、プロ野球選手数も多いですが、プロ野球選手になる率も高いです。
プロ野球選手になっている”率”だけに絞って見てみると、最も高いのは和歌山。大阪、沖縄、奈良、石川までが上位5府県。ここの高校球児は100人いれば1人はプロ野球選手になると言えそうです。
プロ野球選手人数 と 高校野球部員数
![](https://assets.st-note.com/img/1672123501221-qYvw0uUXVv.png?width=800)
縦軸はシンプルに、プロ野球選手の出身地の人数です。
横軸が、都道府県の高校野球部員数です。
一番右端にあるということで、東京が一番多いです。
グラフの真ん中の点線は、回帰直線です。
回帰直線とは、縦軸と横軸のデータの、中心的な分布傾向を表す直線のことです。
点線より上側にある都道府県は、「高校野球部員数に比べて、プロ野球選手が多い」と言えそうです👍
一番多いのが大阪。
次に兵庫、神奈川、千葉、福岡ですね。
点線より上にある沖縄や和歌山は、高校野球部員数は多くはないものの、プロ野球選手になっている割合は多いと言えそうです。
プロ野球選手率 と 高校野球部員数
![](https://assets.st-note.com/img/1672123508961-nzAl3skHR0.png?width=800)
今度は、縦軸に、もっとわかりやすい指標として、プロ野球選手率をとってみました。
プロ野球選手率とは、 プロ野球選手人数/高校野球部員数 です。
例えば、一番上にある和歌山は、1.23%。
つまり、和歌山の高校球児は100人いれば1人はプロ野球選手になると言えそうです。
* 前提で書いた通り、今回はかなりデータの取り方が乱暴なので、厳密にはここまで言い切れません🙇♂️
そういう意味でいくと、大阪、沖縄、奈良、石川までが上位5府県です。
ここの高校球児は100人に1人はプロ野球選手になっていそうですね。
極端な話、県でNo.1の選手になれば、プロ野球選手になれるかもしれません。
一方で、プロ野球選手率が低いのが山梨、長野、山口となっています。
0.2%前後ですので、少し理由が気になります🤔
何らかの傾向があるのかもしれませんね。
(また時間があれば、調べてみたいと思います)
今日も読んで頂いて有難う御座いました😃
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