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T-Pushの基本

みなさんこんにちは

今回はT-Pushの基本についてお話したいと思います。

初心者から中級者にかけて必ず経験するのが、T-Pushの左右差です。

右に出る時だけ、左に出る時だけT-Pushに違和感がある。エッヂに乗れてる感覚がしない。
そんな悩みを持ってる選手は多いのではないでしょうか(僕は高2で体感。遅えよ!)

T-Pushの左右差が生じる原因、それは、ゴーリーの防具が左右対象ではないからです。

多くの選手は右手にスティックを、左手にグローブを装着しています。
これにより、左右で手の重さや可動範囲に差があり、様々な障害が発生します。


立った状態でのT-Pushの基本の流れは、
①進行方向を見る
②両手と胸を進行方向に向ける
③滑る足を進行方向に向けて弧を描きながら進む(この際両手は進行方向に強く突き出す)
④その脚で強く止まる

バタフライ後のT-Pushは、
①進行方向を見る
②両手と胸を進行方向に向ける
③両手を向ける反動で下半身も進行方向に旋回する④同時に蹴り脚を胸に大きく引き寄せ、立てる
⑤蹴り脚で氷を蹴りながら滑る足を進行方向に向けて弧を描きながら進む(この際両手は進行方向に強く突き出す)
⑥その脚で強く止まる

文字ばかりになってしまいましたが伝わったでしょうか…笑

T-Pushが苦手な人の多くは、「②両手と胸を進行方向に向ける」事と、「両手を進行方向に向けて強く突き出す」事を忘れていることが多いです。



特に、「両手を進行方向に向けて突き出す」際に、蹴り脚と同じ側の手をより意識して前に出すことが重要ですが、防具の左右差からフォームに差がある事が多いです。

人体の構造上、右足を前に出すときは左手を、左足を前に出すときは右手を前に出すことでバランスを取って歩くことができますが、それは氷上でも同じです。

T-Pushをする際、左足で蹴り、右足を前に出す時、左手を前に出すことでT-Pushのバランスを取ることができるようになります。

一度、自分のスケーティング動画を撮ってみましょう。苦手な脚のT-Pushは、手が前に出ていないかもしれません。

両手を前に出す事を意識しながら、T-Pushをまずは100回練習してみましょう。それでも左右差を感じる場合は、動画を添えて僕まで連絡下さい。


今回はT-Pushの基本でした。
何か不明点があれば遠慮せずDMください!
ありがとうございました。

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