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「前重心」の重要性

みなさんこんばんは。

今日もゴーリーの技術について大学生ながら偉そうに語っていきたいと思います。

今日のテーマは前重心です。

これもまた、そりゃ後ろ重心よりは良いんだろうけど…なんて曖昧な解釈の方が多いと思いますが、なぜ、「前重心」でプレーすべきなのか、理由を説明していきたいと思います。

まず、僕の中での前重心とは、

立ったときの重心がエッジの真ん中よりも前

バタフライ時の重心が膝

にあることを指しています。

特に前重心が重要となるのは、立った状態でのT-Push、バタフライ時のT-Push、バタフライ→スライドをする場面です。

今上げた3つのプレーは、スケーティングの中でも比較的スピードが重要になるプレーです。

次に自分が進行する方向に対して、頭・手・胸を向け、氷をキックして進む訳ですが、

T-Pushであれば、進行方向に向けて進み足を向ける動作

スライドであれば、進行方向に向けて膝を軸に体を回転し、次の移動地点につま先を向ける動作

が必要になります。

この際、前重心をキープすることで、

①T-Pushの進み足に体重を乗せることができ、足の独り歩きを抑える

②斜め後方のような難しい角度のスライドでも、膝を軸に旋回することでどの角度にでもスライドする


事ができるようになります。


また、セーブにおいても重要な役割を持っていて、

体が地面と水平の状態よりも、ほんの少し前かがみになることでパックから見た体の面積を最大化する事ができます。

このように、スケーティングやセービングにおいて、とても大きな効果を示す「前重心」

プレースピードが上がっている現在のホッケーにゴーリーが対応するには、高いスケーティングスキルが求められます。

立っている時もバタフライした時も、前重心を維持する事で、よりスピードと精度のあるスケーティングを目指しましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました!

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