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666人前の先祖から伝わったもの


文字は人類史上最大の発明と言われている

DVDディスク(今時は使わないけど)
よりも岩に彫った文字のほうが長く残るようだ。

まず岩に掘ろうと思った人の神経がすごいと思うけどね…

最初人間が記録に残していた洞窟壁画はラスコーにある(世界史でやった)

フランスのうし(2万年前)

こんなに前の時代にも絵心がある人がいたんだなぁ…

この洞窟壁画は穴に落ちた飼い犬を助けようとした時に偶然発見されたらしい。

少なくとも、二万年前から人間は今の人間と同じ世界を見ていたことがわかる。

そして牛のツノもちゃんと二本ある。一本でも三本でもない。

20,000年前だから、大体先祖で言うと、1人寿命平均して30くらいにすると…

666人の先祖がいたみたいですね!

よくもあんなにも飢饉、戦争があって私まで繋がってきたものだ。

666人かそれ以上は普通に考えているだろう…
でも誰も知らない、顔もわからない、顔写真が残ってるわけないからね。

人間は昔から何かを残したいという性質を持っていたのではないだろうか。

言い換えれば、執着心、執着の心が二万年前の洞窟から伺える。

今の人間と変わる点はなんだろう?

考えてみても、結局何万年前の先祖がやっていたことの延長線上に過ぎない。

絵を描くにしても、洞窟壁画から、キャンバス、デジタル、プロジェクター、メタバースと続いているけど、やってることは本質的に同じなのね。

メタバースの次はカプセルホテル型の体感型絵画が出るんじゃないかなぁ。

人間がやりたいことは、非日常を体験すること、マンネリ化は許されない

少しでもマンネリ化すると、オワコンと揶揄されてしまう。

マンネリ化は目の前の事象に慣れて痺れ切ってしまい、何も感じなくなることだ。味のないガムを噛むことと同じだ。

ガムをずっと噛み続けているのが人間の姿だ
噛みたくて噛んでいるのではない。噛まないと退屈で死んでしまうからだ。

そうやて先祖はバトンを繋いできた。
最前線を生きる私たちが先祖から渡されたバトンは、今まで記された歴史をかえりみて、なぜ今生きるのかを見直す思想の自由だと思う。

先祖から託された思想の自由を存分に活かさなければならないと思う。



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