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アニメとラノベと私

 何だか題名に困った末に大昔のアイドルソングのような題名を付けてしまいましたが。
 わかる人だけ笑ってください。

 今回も「アニメとラノベ」などと銘打つには程遠い単なる自分語り──つまりアニメとラノベ「と私との関わり」(←ここ重要!!)みたいな話なんですが、興味のある方はよろしくお願いします。


 さて。

 自己紹介の最初の方で「年相応に見られるのが嫌だったので、これまでは自分の情報をあまり出してきませんでした」と書きました。

 これなんですが、もうちょっと具体的に言うとですね。

 2年前、小説家になろうでオリジナル小説デビューした時、自分の中ではいくつかのテーマがありました。
 そのうちのひとつは「私のアップする小説が自分の社会的信用やSNSなどでのキャラ付け、その他の話題性を排除した状況で、その内容の興味深さだけでどれだけの知らない他人を引き付け読んでもらうことができるか?」
 まずはそんな興味でした。

 初めてのオリジナル小説を執筆してすぐに書籍化できるほど甘い世界じゃないでしょうし、色々初物尽くしを経験していきながら、それでもいったいどれくらいの人が文章的にはまだまだ稚拙な私の作品を、内容で興味を持って読んでくれるのか?
 その結果に関しては、差しあたって上々のものだったと言えると思っています。

 まあ、その反面誤算もあって……自分ではもうちょっと上手く「書ける」つもりだったんだけどなあ、などという「あるある」過ぎる痛い後悔の念があったりもする訳なんですが(汗)

 そしてもうひとつのテーマというか。
 これは懸念と言った方が良いかもしれませんが──。
 それが、自分の歳を正直に出してしまったら「えー50オトコ? どうせアニメもラノベも大して興味もないんだろー? 自己顕示欲から文芸ごっこしたいだけならラノベの方にくんじゃねーよ!」という先入観を持たれてしまうのではなかろうか? ということだったのです。

 それに対して実際の私はと言うと、同世代の人間からすると浮くくらいアニメ大好きな人間でした。

 いわゆるオタク第一世代という奴ですね(笑)
 風の谷のナウシカでいたく感動した私は、その思い立ったら吉日的な単純さを発揮して、声優を目指して上京してしまうほどアニメに昏倒してしまいます。
(実際、オーディションを受けて勝田声優学院の7期生で入学しました。しかし、モブになって埋もれたくない!と大騒ぎした挙句、結局デビューできずに消えてしまうという見事なモブ振りを発揮してしまう辺り、フラグを自分から立てて自爆する癖は昔から直っていません)

 そんな感じですから、宇宙戦艦ヤマトから始まって、イデオン、うる星、ガンダム、マクロス、エヴァ、ハルヒ、天地無用、銀英伝、パトレイバーなど……一通り見て影響を受けています。
 ゲームもそうですね。ドラクエ、FFは勿論のこと、ファミコン系PCエンジン系セガサターン系のコンシューマーゲームを始めとして、恋愛シュミレーション方面だと、ときめきメモリアルからパソコンゲームのYU-NO、当時のメッセージ性の強いエロゲの数々、そこから月姫、Fateまで……。
 実は、異世界外食の準備期間から執筆と被ってしまったせいで、ちょっとここまで手を出せていなかったFGOに今頃になってドハマりしてしまい、そのせいで新作の執筆が遅れてしまった(しまっている?)というツイッターに書くに書けていない事情もあったりします。

 ラノベや漫画も同様です。
 最近は将棋の渡辺名人が「人生の大事なことは僕は全部漫画で学んだ」などと豪語して物議……いや、話題になっていますが、私も似たようなものですね(笑)(なんて仮にも魔王とまで称されるほどの歴史に残るであろう棋士に対して、私なんぞが馴れ馴れしい物言いをするとナベさんのファンには怒られてしまいそうですが)
 勿論、ハヤカワSFやファンタジー文庫も読んでますし、ハードカバーも捨てがたいのは事実ですが、最近はむしろラノベや漫画のほうが読む機会が多いほどです。小説はどうしても書くのも読むのも時間がかかってしまうため、漫画やアニメで「済ましてしまう」ことが増えてしまっています。

 そんな訳で自分の実年齢を明かしたくなかったんですよねー(ため息)
 私は権威的に振る舞うより、少し軽く見られ、莫迦にされるくらいのほうが性に合っていますし……なんて思っていたんですが、あまりに自分の情報を出さないでいると、それはそれで今度は信用してもらえない問題が出てきてしまうんですよねー。

 執筆を始めて2年。
 そろそろ第二段階に入るにあたり、悩んだ挙句こうして自分語りを始めてみることにしたわけです。

 とは言え、これだけ自分語りが続くと流石に自分でもうんざりしてしてきます(汗)そろそろ自己紹介的な話は一旦切り上げまして、ここからは実のある話も少しずつしていこうかと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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