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歴代プロ野球個人的オールスター第1回【阪神タイガース編】

20世紀が終わる頃にスポーツ専門誌「number」で日本プロ野球12球団それぞれの歴代オールスターチームをあの頃の名前忘れましたがたぶん著名なスポーツライター、作家の方が独断と偏見で、いやそれでもさすがに巨人なら長嶋はサードやろう、みたいな押さえる所は押さえながら、レギュラーポジションを決めて発表したりしていたのを思い出して、面白そうだから、僕もそれなりに長く日本プロ野球を観てきたから、独断と偏見、もちろんバランス感覚もある程度そなえた今ある12球団のオールスターチームを決めていきたいなと思ったりします。だから合併したオリックスバファローズは阪急や近鉄の2球団から選べるからかなり強くなることが想定されますし、2005年に出来た東北楽天ゴールデンイーグルスは歴史が浅いため、その分やや不利になったりしますが、そこはご了承下さい。公平を期すため順番は去年の成績順でまずは日本一になった阪神タイガースから。その次はパリーグ優勝のオリックス、あとはセパ交互にペナントレースの2023年の成績順でやっていきたいと思います。では記念すべき第1回目は長くファンをしており去年たまたま日本一になってしまった阪神タイガースから始めたいと思います。今年はどうかな?長年ファンやってると何が来ても「阪神やから」と思える体質に魔改造されてメンタルは強めになっております。ではどうぞ。メンバー発表の後にいろいろコメントを加えております。

注意──順==打順
                守==守備位置
                名==名前
                率==打率
                本==本塁打
                点==打点
                盗==盗塁
                利==右打ちか左打ちか
                年==キャリアハイの成績年
           
【打者編】(順 守 名 率 本 点  盗 利 年)
1右 真弓          .322 34   84   8 右【1985】
2中 赤星          .316   1   38 60 左【2005】
3一 バース      .350 54 134   1 左【1985】
4三 掛布       .300 40 108   3 左【1985】
5二 岡田       .342 35 101   7 右【1985】
6左 金本       .327 40 125   3 左【2005】
7捕 田淵          .303 43   90   2 右【1975】
8遊 鳥谷          .301 19 104 13 左【2010】

A三 藤村         .362 39 146  21 右【1950】
B遊 藤田         .358 11   70    2 左【1981】
C中 マートン .349 17   91  11 右【2010】
D二 今岡         .279 29 147   1  右【2005】       
E左 川藤     .265    5   14   0  右【1986】

注意──型==先発かリリーフか
                名==名前
                率==防御率
                勝==勝利数
                敗==敗北数
                 S ==セーブ数
                三==奪三振数
                利==利き腕、投げ方
                年==キャリアハイの成績年

【投手編】(型 名 率 勝 敗 S  三 利 年)
先 江夏     2.13 25 12 0  401 左上【1968】
先 村山     1.20 25 14 0  265 右上【1962】
先 小山     1.66 27 11 0  270 右上【1962】
先 井川     2.80 20   5 0  179 左上【2003】
先 藤浪     2.40 14   7 0  221 右上【2015】

リ ジェフ.W   0.96  1  2   0    66 左下【2007】
リ 久保田    1.75  9  3   0  101 右上【2007】
リ 藤川     0.67  8  1 38    90 右上【2008】

【コメント】
打撃はいきなり1985年の最強の一番打者真弓から始まり、二番赤星の激走巧打でチャンスを広げて、史上最強のクリーンアップバース、掛布、岡田でぼこぼこ返す。さらにまだ相手投手は気を緩めることは出来ない、6番金本、7番田淵、8番にも鳥谷が控え、打線はかなり強力ですね。どこからでも点が取れて、赤星以外は全員かなりの確率でホームランもある、まだ12球団すべてのオールスターは発表してませんが、相当打撃力では阪神タイガースは上位に食い込むのではないかと期待しております(ファン目線ですいません)。さらに控えにも初代ミスタータイガースで「物干しざお」とも呼ばれたとても長いバットで凄まじい成績を残した藤村富美男、首位打者藤田平、イチローの安打記録を塗り替えたマートン、打点の球団記録保持者天才今岡誠、そしてこの1986年の代打成績がキャリアハイで引退した浪速の春団治「川藤」。代打勢も風情があっていいですね。面白い野球が展開されそうです。弱点を上げるとしたら、機動力を使えるのが赤星だけ、とか守備力はかなり打撃重視で目をつぶっているところもある感じです。また捕手も田淵だけと心もとないですね。2003、2005年のリーグ優勝時の正捕手だった矢野や牛若丸と言われ歴代最高の遊撃守備を誇ったとも言われる吉田義男も入れたかったですが、入りきらずに今回は見送らせていただきました。いろいろ何を重視するとか、どの年代の野球をよく見ていたかで、選ぶメンバーも変わってくるところがこういう選抜の面白いところだと思ったりします。
 次に投手陣ですがこれも先発3枚目までは12球団でも指折りのメンバーなのではないかと思っています。江夏はもはや伝説で、史上最高の左腕とも言われたりします。プロ野球記録の401奪三振や延長戦でのノーヒットノーラン、オールスターでの9連続奪三振、広島での「江夏の21球」両リーグMVP、抑えの先駆者、などなど肩書だけでかなり文字数使うほどにエピソードに事欠かない感じです。村山実は二代目ミスタータイガースで巨人の長嶋茂雄の永遠のライバルとしてV9時代の巨人相手に名勝負を繰り広げてプロ野球の人気に貢献していました。ザトペック投法とかいつも全力で投げる姿からつけられたものがあったり、常に昔の日本人らしくストイックに野球に向き合っていたそうです。生まれる前なので聞き付てですいません。でも防御率が二リーグ制で唯一0点台(0.98,1970年)を出したり球史に残る記録もいくつか持っています。小山は村山と並ぶダブルエースだった方で通算320勝はプロ野球史上第3位です。正確無比のコントロールで鳴らしたそうです。井川は2003年リーグ優勝の立役者でしたね。20勝は井川以来セ・リーグでは出ていないです。藤浪には夢を見させてもらいました。あのまま順調に行けば本当にもの凄い成績残してメジャー行ったと思うのですが。リリーフは伝説の「JFK」で。ここはかなり12球団でも強力な布陣なのではないでしょうか。あと1992年のあと一歩で優勝しそうだった時の前半戦のMVP今やほとんど知らない人の方が多いかもな、「田村勤」も入れたかったですね。僕は1992年当時中学2年生で生まれて初めて阪神の優勝争いを見てめっちゃ興奮しまくって応援していました。1985年から一応ファンですが小学1年だったのでそこまで分かっていませんでした。で、その1992年の前半戦で抑えをやっていたのがこの田村で、左のサイドスローから右打者の内角に食い込むクロスファイアー的なストレートが見ていて本当に気持ち良くて大ファンでした。しかし登板過多がたたり後半戦は故障でほとんど投げられずに終わりました。あの時亀山や新庄などの新しいスターが出てきて勢いあったから、田村が故障せずに最後まで投げられていたら、1992年にも阪神は優勝してその後の暗黒時代もなかったかも。ちなみに新庄は日本ハムで選考予定です。落合とかも中日や巨人のイメージですがロッテで選考する予定だったりします。そこら辺はやや独断と偏見も混じっているのですいません。
 まあこんな感じで阪神タイガースのオールスターを選んでみましたがいかがだったでしょうか。たぶんファンの数だけそのチームの歴代オールスターとか変わって来るかなと思いますが、僕はこんな感じです。やっぱりファン目線を差し置いても歴史があるタイガースはかなり名選手が多くて、チームとしては強い方ではないでしょうか。12球団オールスターでトータルペナントレースみたいな1リーグ制でやったら、優勝争いしそうな戦力だと思ったりします。でもこれから登場予定の巨人はやはり圧倒的な優勝回数を誇るだけあってかなり強そうですね。あとソフトバンク。南海の黄金時代やダイエー、ソフトバンクとかなり来ますね、これも。そして冒頭でもご紹介した「オリックスバッファローズ」近鉄と阪急、オリックスブルーウェブからの選考になるので、あの野茂とイチローが同じチームにいるというとんでもないチームが出来そうで怖いですね笑。広島も強そう。西武ライオンズも西鉄や80年代90年代黄金時代とかでかなり強くなりそうです。まあこんな感じで僕の独断と偏見、ある程度色々調べた上で全12チームのオールスターを気まぐれなタイミングになるかと思いますがやっていきたいと思います。ではまた機会があれば。

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