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マンガの感想

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読んだマンガの感想です
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記事一覧

感想:会社と私生活-オンとオフ(1):話に大きな動きがないので、今後の展開に期待

本作は、会社では地味な事務職員の女性が私生活でパンクな格好をして、女性と同じ職場で働くイ…

立木茂
4か月前
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感想:京四郎 少年ヤクザ編(1):戦略的ヤンキー合戦マンガの名作が復活!

東京卍リベンジャーズやキングダムのように、現代的な銃火器以外で武装した集団同士が戦略を駆…

立木茂
4か月前

感想:凛子ちゃんとひもすがら(1):ヒモと言うよりは家事手伝いのお兄さん

この手の大人と少女の交流を描く作品は、物議をかもし、リベラルな思想の人に燃やされがちです…

立木茂
4か月前
2

感想:へんなものみっけ!(7):博物学人情話

本作は博物館に勤める人々の動物や鉱物の学術的なウンチクを交えながら、登場人物が持つ人生の…

立木茂
4か月前

感想:悪役令嬢転生おじさん(1):マトモな大人がいる世界

色々な作品にはマトモな大人が不在なことがよくあります。 それは作品に劇的な展開を与えるた…

立木茂
4か月前

感想:惰性67パーセント(9):モラトリアムは終わらない

本作は、社会に出る前の何者でもない若者の怠惰で幸福な青春を描いた作品でありました。 この…

立木茂
4か月前

感想:河畔の街のセリーヌ (1):19世紀パリ風俗描写が面白い作品。ただ、1日の職場体験という設定は無茶では?

本作は田舎からパリに出てきた少女セリーヌが、ある有名作家の依頼で様々な職業を1日だけ体験して、その様子を報告して19世紀パリの風俗記録を作成するという話です。 冒頭で印象派の絵画の感想を言い合う紳士たちの会話があり、今では数十億円で売買される名画が1部のマニアだけが評価する売れない絵だった時代の空気感が感じられて良かったです 本作はセリーヌの様々な職場体験を通して、読者に当時のパリの文化風俗を分かりやすく伝えてくれます。 セリーヌは無愛想で動じない性格なので他人と簡単に

感想:新九郎、奔る!(13):金がないのは首がないのと一緒

史実を知っていれば、今は嵐の前の静けさであることが分かりますが、本巻での新九郎はそんなこ…

立木茂
4か月前

感想:工務店の日報:物を作る人達の日常に触れて、働くことに思いを馳せるのが楽しい…

本作はタイトル通り、工務店の日常での些細な出来事を4コマ漫画で紹介する作品です 例えば、…

立木茂
4か月前

感想:オリオリスープ(1):よく働き、よく作り、よく食べる。趣味は自分を助ける

本作は装丁デザインなどを手掛ける小さな会社で働く織ヱさんが、凝ったスープ料理を作るマンガ…

立木茂
4か月前

感想:湯神くんには友達がいない(1):独立独歩の自立した個人でありKYでもある湯神く…

本作の主人公の湯神くんは、野球部のエースで成績優秀な高校生ですが、クラスでは浮いています…

立木茂
4か月前
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感想:みそララ+:祝!連載再開

みそララは小さなデザイン事務所の新人である麦田さんが、仲間と協力して仕事に取り組み、失敗…

立木茂
4か月前

感想:かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ (28):まともな最終回を見れた…

本作は、相思相愛なのに自分から告白できない男女による無益な駆け引きが楽しいギャグマンガと…

立木茂
4か月前
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感想:おやすみシェヘラザード(2):もう少し映画の内容を紹介してほしい

本作は、美人な女学生が説明下手なのに、後輩に対して一所懸命に映画を紹介するという話です ですが、1巻では多少なりとも映画紹介になっていましたが、本巻では映画の説明をろくにしません。 映画を事前に見ている人以外は何を言っているのか全く理解できない話をしています 本巻では、面白くない下ネタが滑っているだけの、主人公達が大声で騒いでる様子を延々と見せられただけに思えました 映画を主題にした作品なのですから、もう少し映画のことも語ってほしいと思いました。 篠房氏は映画評論や他