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Sports DIY 高校生向け ミラツク  「楽しさが段違いである!」

2021年1月9日、高校生対象のSports DIYをミラツクでしました。

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ミライツクルプログラム(通称:ミラツク)でSports DIY

ミラツクSports DIY

ミラツクとは?
①地域社会での学びの場
②多様なTATSUZINの生き方に触れる
③TATSUZINも挑戦
④ネクストアクションへ
を大切にし、地域(益田周辺)の人がTATSUZINとなって開催されるプログラム。の開催が行われた。

ユタラボから夏のお誘いを受けたけれど、色々あり冬に開催しました。笑
高校生対象は初めてだったので、どういう形で届けるかユタラボと相談しながら行いました。

自己紹介

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参加者:9人
高校生:5人
リハカレ生:4人
・男性:55%、女性:44%
楽しみにしていること
・Sports DIY×4人
・TATSUZINの話×2人
・DIY
・新しい考え方を知る
・スポーツかるた
スポーツの好き度
10、10、10、8、8、7、2、1、1
対象は、スポーツ好きとスポーツ嫌いが混在する(スポーツ嫌いが多め)と想定していたけど、バランスは好きの方が多かった。
ミラツク スポーツのゴール
スポーツが好きな人:新たな楽しみ方を知って、さらにスポーツが好きになっている。
スポーツが嫌いな人:新たな関わり方を知って、スポーツって楽しいんだと少しでもプラスに思えている。

スポーツ庁のアンケート

Sports DIY / ミラツクのゴール
「綺麗に完成されたニュースポーツを作ること」ではなく、「スポーツをする以外にもつくる楽しみがあることを知り、スポーツのイメージや捉え方が変わること」です。つまり、人の変容(参加者の感想)が成果物である。
それをスポーツ庁でも調査しているとのことなので事前と事後アンケートをとることになりました。

目次

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前回のスライドをアップデートさせて使いました。

私について

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社会教育コーディネーターの仕事もSports DIYの活動も「教育×スポーツ×地域」のキーワードの重なりを探究している感覚で、そのフィールドに抜群なのが益田。

私とスポーツについて

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仕事(社会教育コーディネーター)や活動(Sports DIY)で私を語るというよりも、生き方に触れるために人生グラフで伝えました。

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前半は「スポーツ」のエピソードが多くて、後半は「教育」「地域」がキーワードになっています。

辰己遥のキーワード

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地方で暮らして感じること、ないがある。「ない」という価値。例えば、人がいない。騒音がない。お店がない。ナイことで気づくアルの魅力。物事のナイばかりに目を向けるよりアルを意識すれば、それはそれで魅力的だと思う。人生のミニマリスト的な。

伝えたいこと

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スポーツ好きな人に届いてほしいと思ってこのスライドを入れました。
スポーツは競技スポーツだけじゃないよ〜って。

問いを投げる

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問いがあることで、自分ごと化する確率が高くなるだろうと思い、「スポーツのイメージ」「スポーツの種類」をカードに書き出してもらいました。

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体験してみよう

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アイスブレイクでスポーツかるたをしました。
審判はユタラボ代表の檜垣さん!

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スポーツの歴史

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「スポーツって何?」の問いに私が向き合った結果、わかったのがこちらのよく使うグットマンの図。
遊びから派生した例として、ダブルダッチは洗濯ロープをなわとびのように遊んだのがきっかけだそうです。

教科に例えると

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「スポーツ=体育」で身体を動かすことを楽しみに参加した人もいたけど、
(スポーツ嫌いの人には、表現の文脈で伝えるのがいいんじゃない?とアドバイスをもらったので、)「Sports DIYは美術です」と伝えました。笑
絵を書いたり俳句を読んだりするように、スポーツをつくることも表現方法の一部だと思っています。

アップデートしたSports DIYのワークシート3.0

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どうやってスポーツを作るか。一番悩んだところ。
前回は5種類でやって、広すぎてアイデアが出にくかったので、今回は「スポーツ×判定法」の2種類のカードを使いました。
ワークシートには「スポーツ」の欄を付け加えました。
自分たちで書き出した「スポーツの種類」(こちらでスポーツカードを作っておこうかとも思ったけど、準備すればするほど消費に繋がると思い、書き出してもらいました。)と形容詞が書いてある「判定法」のカードをランダムにくじ引きのように引いてもらい、自由に話し合う時間を45分とった。
「最終的にはこのワークシートを完成させれたらいいけど、埋めることが目的ではなくて、自由に作る過程を楽しんでね」と声をかけました。

人数:3人×3グループ+スタッフ5人
時間:拡散(30分)→収束(15分)→共有(8分)

つくられたスポーツたち

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シェアの様子を動画にまとめています。
(youtubeチャンネルつくってみた)

001:サイクリング × 距離の差 (完成度100%)

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002:サッカー(パントキック) × 正確さ (完成度100%)

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003:バトミントン(ババトミントン) × 低さ (完成度100%)

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004:野球 × 重さ (完成度80%)

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最終的にしたいこと2.0

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種をまき、水をやり、花を咲かせ、花束にする。
たくさんの人とSports DIYを育てていきたいという想いです。

ネクストアクション

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つくりまくる運動会を2021年秋頃にしたいのです。未来の益田の運動会(仮)(未来の運動会についてはこちら)やユタラボの運動会(?!)など。

そのために来ぶらりマルシェにSports DIYのブース出店をしようと思います。「参加したかったけど都合がつかなかった」「またやるの?」という声をもらっていたので、気軽に触れられる機会を持ちたかったのです。2ヶ月に1回のペースでやります。初回は2月6日!益田の人はぜひお待ちしています!

それと同時にSports DIY labo部という探究会をやります!
哲学対話やボードゲーム開発、運動会の道具作り等やりたいことはたくさんあるのです。初回は2/9(火)18:30~20:00@ユタラボです!(チラシはまた作ります)

参加してみてどうだった?

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実際に話している感想は動画にまとめています。
ここでは、ミラツクのアンケートを記載します。

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振り返って

よかったこと
・2種類のカードにして、考えやすそうだった。
・グループワーク。3人ちょうどよかった。
・DIYの時間、45分。時間足りないと思っていたけどちょうどよかった。
→「フレーム(カードの数)×人数×時間」を対象や状況に応じてカスタマイズしていくことが大切。
・いいねの承認ムードで、表現の場としてよかった。
・概念を問い直すことができた。
・圧倒的自分ごと化になった。
・「「ないがある"に"」地域の魅力の再発見のツールとしていいと思う」という感想。
・スポーツの好き度が上がった人が多かった。

次に
・「生き方に触れる」って何だ?人生グラフで伝わってのかな?と少し不安になった。
・全体の場での感想共有時にスポーツの好き度の変化を聞いたことによって、上がったことを言わなきゃと思わせてしまったのではないか、と。
・ほどんどのニュースポーツの完成度が参加者にとって100%に近いと回答したが、やってみないとわからないという未知の部分もある。
・批判的な意見があったもよかったなぁ、と。

さいごに

運営のユタラボスタッフ、参加してくれた高校生、相談にのってくれた方々、ありがとうございます(^^)

さぁ、これから忙しくなるぞ〜〜🚩

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