なぜ、私の仕事が終わらないのか
仕事をしていく上で期限内に終わらせる事はとても重要なんですが、期限を過ぎてしまったり、ギリギリになってしまったりする事があります。なぜそのような結果になるのか、悩んでいる時に出会った本がとても良かったので紹介します。
タイトルはズバリそのもの、「なぜ、あなたの仕事はおわらないのか」。著者はWindows95の設計思想を生み出し、自分でも事業を立ち上げられた中嶋聡さんです。
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
本の中では上司から仕事を渡された一人の社員が紹介されています。彼は、任された仕事に対していつも「はい!やります!」と元気よく返事をして引き受けるも、いつも締め切りギリギリになって「ほかの仕事もあり、終わりませんでした。」と謝ってくると言います。僕は、読んだ瞬間心がギクリとしました。「これ、まさに自分のことだ…」と。自分自身、仕事自体はできる方だと思っていたのですが、ギリギリになってしまうことが多く、困っていたからこそ胸に刺さりました。
「ラストスパート志向」は避けるべき
本にも書かれていますが、どんな仕事も取っ掛かりは簡単に見えても、最後の方になればなるほど難易度が高くなり、時間の見積もりが難しくなります。直前になれば火がつくからとギリギリまで手をつけないでいると、本当に必要な時間が分かった時には既に間に合わなくなっているかもしれません。自分の場合は、学生時代にラストスパートで乗り切った成功体験が余計にラストスパート志向を加速させていたように思います。
意識や習慣を変えるのは時間がかかりますが、自分がやると決めた仕事はまず手をつけて、終わりを見通す力をつけていこうと思います。
本の中ではより具体的な理由や対策についても触れられています。別の機会に続きを紹介できればと思いますが、興味が湧いた方は是非手にとって見てください。
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