感情はぶつけて表現の形にするべきだと覚えておく
最近ちょっとしたことで心がとげとげしてしまい、今日も少し。
何かでストレスを発散させなくちゃと思いながら、特に発散させられそうなものも見当たらず、目の前の事をこなしていました。
今日はシナリオのアイディアがだいぶ固まってきたので、夜はその清書をしました。
そして全部書き終えた時には、日中ずっと抱えていたストレスがどこかに行ってしまってました。
情熱を傾け、集中することで、(もしくは芸術に昇華して)対処ができたのでしょうか。
その時ふと、以前観た映画の1シーンを思い出したのです。
その映画のタイトルは「天才作家の妻」(原題:The Wife)
-- これ以降、ネタバレを含むと思います --
ノーベル賞を受賞した天才小説家の作品は、実は妻が書いていた、というお話です。
ノーベル賞の受賞式に参加するため、スウェーデンに向かう夫婦。
ところが旦那さんが大勢の前で奥さんを「こいつに書けるわけがない」と言ったり、記者が奥さんに接近してきたりして、夫婦ゲンカになります。
旦那さんはとっても好色で、スウェーデンでも通訳の女性に色目を使ったり。
途中までは奥さんはずっと真実を黙っているのですが、いよいよ我慢の限界が来て、旦那さんとの口げんかの中でこう言います。(うろ覚えですがこんな内容だったと思います)
「この本はあなたが〇〇と浮気してた時に書いたもの。あなたが女性に色目を使っていた時も私は書いていた。私はその怒りを文章にしたの」
このシーンを見て、感情を芸術にぶつけ、爆発させる人にならなくちゃ、と思いました。
怒りも、恋い焦がれる思いも、全部、カタチにしなくては、と。
映画は、とてもハッピーエンドと言えるようなものではなかったけど、グレン・クローズの演技が素晴らしいです。
ぜひ。
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