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【海士町】小さな島での奇跡の出逢いとたったひとりの高校生の挑戦
![](https://assets.st-note.com/img/1653016557183-rYztOOkBOw.png?width=1200)
2020.04.20
こんにちは、タツ(@tatsu_instag)です。
島根県の日本海に浮かぶ隠岐諸島。その一つ、人口2300人ほどの小さな島、中ノ島(海士町)で出会った当時高校2年生のお話を書いていきます。
人口減少が著しかった海士町の奇跡の復活、廃校目前だった島前高校が魅力あふれる学校になったのか、気になる人は読んでみてください。
・日本最先端の「離島」に進化!海士町の秘密
・隠岐島前高校魅力化プロジェクト
彼との出逢い
彼と出会いはTwitterのメッセージがきっかけでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1653016555467-4fHdz230cn.jpg)
夕方の気持ちがいい時間に、宿から少し離れた港までぐるっと一周走ってきて、ふと気が付いたときにメッセージに気が付きました。
このツイートを見てメッセージをくれました。
海士町を一人でうろちょろしています! pic.twitter.com/plQXriEvwu
— タツ/無人島開発中🏝 (@tatsu_twit) February 19, 2020
▲ランニングしながら自撮りした姿をツイート
たしかに記憶を遡ると、橋を渡るときに高校生とすれ違ったような気がします。その時に見た服装と”海士町”とたまたま検索をかけて見つけたツイートを見て、メッセージをくれたみたいなんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1653016557239-85glFgIXsl.jpg)
それが彼との出逢いです。。。
普通こんなことありますか???
東京にいて、Twitter見て「あ、これさっきすれ違った人だ!」「メッセージしようーー!」、、、とはならないですよね?
後日談
「島で見ない顔だったし、そもそも島でランニングするひとなんていないから目立ってました。」とのこと。
【@tatsu_twit 】
また東京でお会いしましょう!
ありがとうございました。— Yuta / 離島の高校生クリエイター (@f__0627) February 19, 2020
小さなコミュニティだからこその出来事だし、偶然だけどこういう出逢いは日ごろから大切にしています。
ただすれ違っただけなのに、翌日には会えるという、東京ではありえない出来事。こういうところがたまらなく好きです^ ^ https://t.co/ZIklgG3Aov
— タツ/無人島開発中🏝 (@tatsu_twit) February 20, 2020
たった一人の高校生の挑戦
島で奇跡の出逢いをした高校生”優太”の挑戦について書かせてください。彼は現在高校3年生。私の10個下です。
島にたった一つだけある島根県立隠岐島前高校の生徒で、島留学制度が有名で、県外からたくさんの生徒が入学しています。
彼もその一人で、横浜から高校入学のタイミングで寮生活と共に島前高校に通っています。東京に戻った直後、そんな彼からメッセージをもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1653016557345-hFrIsfhX88.jpg)
「クラウドファンディングに挑戦します!」と、連絡をくれました。
自分にどんなアドバイスができるのか、何の協力ができるのか、正直めちゃくちゃ不安だったけれど、とにかく何か力になってあげたいという気持ちが先行していました。
社会に出てる大人として、そして10個上の先輩として、何も出来なかったらそもそも10年間何をやっていたんだという自分への戒めにも、微力ながら協力させてもらいました。
彼の挑戦がこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1653016555225-rZWZafTx38.png)
(追記)過去の記事なので、プロジェクトは終了しています。
熱い想いがたくさん詰まってます。少し長いですが、ぜひ読んであげてください。
このプロジェクトの目的は以下の3つ。
隠岐諸島のことが好きな子供を増やす
地域の魅力、景色、伝統文化を映像で残す
少子高齢化に悩む他の地域の悩み解決のきっかけになる
内容は詳しくは書きません。ぜひ、クラウドファンディングのページを読んであげてください。
島留学生による本気の映像制作を通して、ふるさとが大好きな子どもたちを増やしたい!
最後に
映像との出会いから、カメラを片手に島で出来ることを必死で探していたんだと思います。
都会を出て一人で島に降り立ち、あと1年で卒業=島を出るというタイミングで、お世話になった島に何が出来るか必死で考えたうえの挑戦。
今コロナの影響で、寮と学校敷地内から出ることが出来ず、大好きな島の人たちにも会えない状況だといいます。
それでも今できることをしながら、状況が好転したその時に向けてクラウドファンディングという形で準備を進め、プロジェクトを必ず遂行すると彼から聞きました。
島で出逢った奇跡と、ちょっとの先輩心として、彼の挑戦を微力ながら応援しています。
頑張れ!優太!
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