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北海道小樽冬の釣り 極寒の中、狙うのはニシンとカレイ!!予想もつかなかったまさかの魚が釣れる!?

どうも、龍キング釣りです。今回は前回の釣りのリベンジでもありますが、北海道小樽方面へニシンとカレイを狙いに行きたいと思います。前回、同じく小樽方面へ旬のニシンとカレイを釣りに行きましたが、今回こそ、前回の釣行で釣れなかったニシンも釣りたいと思います。

前回の釣行記は下記から

今回も狙う魚は同じ。日中はカレイやコマイ狙い。夜はニシン狙いです。


では早速釣り始めますよ~!!

まずは小樽へ向かいます。最近遠征釣行が多かったので、車で一時間ほどで着く小樽は近く感じます。

今日は晴れ。風は多少ありますが、絶好の釣り日和です。

真っ白な雪景色が見渡す限り広がる道を進み、釣り場に向かいます。

真っ白な雪景色が無くなったかと思うと、右側に濃い青色をした海が見えてきました。
そして小樽市に到着。

釣り場に到着したのはその十分後。

真っ白な雪、海の色そして冬空が広がるこの風景がたまりません。

早速竿を出します。狙うは投げ釣りでカレイ。前回カレイが撒き餌に寄ってきていたことが分かったので、今回はしっかり専用の撒き餌を用意します。

混ぜるのはカレイ専用撒き餌、アミエビと魚のミンチをです。これでカレイ最強の撒き餌の完成です。

これをカゴに入れます。食わせエサはアオイソメ。早速遠投します。

投げ竿のアタリを待っている間にサビキ釣りの準備をします。前回より装備も整えました。

サビキのエサにも工夫。前回サビキの撒き餌がうまく沈まず、表層に浮いたまま流されてしまったので、早く沈むように工夫しました。

セットアップが終わったのであとは、待つのみ。

時間は過ぎていくばかり。前回と比べて釣れない... ここでぼうずになる未来が見えてきて少し焦り始めます。

そして投げ竿のリールを巻くと、根掛かり? と思いますが、上がってきます。

ここでカジカなどのロックフィッシュを期待していたのも束の間。

案の定上がってきたのは予想通り、岩です。ホタテらしき二枚貝が釣り針を食っていたので、簡単に言えば岩についた貝が釣れたのですね。笑

リリースします。

ここからは反応がなく、日が暮れてきました。徐々に夜のニシン狙いのアングラーが入ってきましたね。

車で待機しますが、竿には反応なし。車で一眠りしようと思いますが、やはり竿先に目がついて眠りにつけません。

アタリが何時間も無いので、投げ釣りはほぼ諦めかけていましたが、夕マズメに信じて、竿先をぼーっと眺めていると何かおかしいことに気が付きます。

これは!!

アタリです!! 竿尻が上がり、思いっきり唸っています。

ここで気づかないうちに体が車の外に出ていました。急いでアワセを入れて、リールをごり巻きします。

お、重い!! 掛かっているぞ!! この独特な引きがたまらない!!

そして上がってきたのは本命のカレイ!!

これは!? 前回と同じくカワガレイ(ヌマガレイ)が釣れたのだと思っていましたが、違います!! 

スナガレイでは!!

この黄色い線はが入っているということは ... スナガレイです!!

前回釣れたカレイ(カワガレイ)よりも美味しい個体なので嬉しいです!!

この独特な見た目たまりません!!

投げ釣りはずっと釣れなくてもこういった思いもよらないサプライズがあるので、やめられないですよね。

ちなみにカレイはこの釣り場で僕しか釣れていなかったので、撒き餌と前回の経験で身につけたテクニックが効いたのだと思います。

そうして夕マズメチャンスが終わり、夜に。

日が暮れるのは早いです。カレイが釣れてからニシン釣りのライトのセットアップや仕掛けのセットアップなどをしているといつの間にか真っ暗に。

その間、ずっと投げ竿を仕掛けていたので巻き上げてみると良型のハゼがついていました。

投げ竿は一本にして、ニシン釣りに集中します。が、群れがなかなか入ってきません。

見えるのはみんなの集魚灯、街明かりとその中心を定める真っ黒な海。ここからは何時間も竿先のライトが動くのは見ていません。

僕もニシンを釣るためにたくさん道具を買い、装備を完璧にしたつもりだったのですが、ベテラン釣り師の装備には足元にも及ばないです。撒き餌も巻きますが、一向に反応はありません。

ただ、僕が得意な投げ釣りは裏切ることなく、巻き上げると、しっかりハゼが付いていました。

ちなみにサビキ釣りのほうは装備がしっかりとしている人は釣れていますが、僕はそもそも装備があまり本格的ではないので、釣れないどころか、そもそも魚が集まっていません。

やはりニシン釣りは集魚灯の勝負でもありますね。明るく、良い集魚灯を持っている人がかならず釣れていますからね。

ただ、ここでチャンスが訪れます!!

隣に、この釣り場の中でも最も明るい集魚灯を持っていると言っても過言ではないベテランアングラーが入ったおかげで、僕の釣り座まで明るくなり、魚がたくさん集まってきました。

明るさが全く違います。やはり集魚灯などの釣果に直接繋がるものはなるべく高価なものを購入したいですね。

そして今までのことが噓かのように、魚の群れが集まってきます。ニシンか!? ニシンなのか!?

しかし、現実はそう甘くはない。ニシンではなくイカナゴでした。釣れないよりはましですが、やはりニシンを釣りたかった...
ちなみにイカナゴは無事釣ることができました。

イカナゴ

そこからもイカナゴを数匹追加し、隣のベテラン釣り師がいなくなったことで、サビキ釣りはここで終わりに。ニシンは釣れませんでしたが、楽しめましたし、ぼうずも逃れることができたので良かったです。

これで終わったかのように思えましたが、最後にずっと放置していた、投げ竿を回収すると、重く、上がってきたのは夢の大ハゼ!!

20cmは確実にあります。これはうれしい。記録級ですね。

幻の大ハゼが釣れて、今回の釣行はここで終わりました。

釣果はこんな感じです。スナガレイ1匹、ハゼ3匹、イカナゴ10匹

結果、ニシンは幻なのか、釣れませんでしたが、無事新魚種であるイカナゴも大量に釣れて、夢の大ハゼ、そして、狙いだったカレイも釣れました。ニシンが釣れなかったということを除けば、最高の釣行だったでしょう。ニシンは釣れませんでしたが、いい思い出にもなりましたし、楽しい釣りができたので良かったです。またチャンスがあればニシンを釣りたいと思います。
ということで前回のリベンジは達成できたかは分かりませんが、釣れなくても、いい釣りができたので、十分です。

釣りのほうはこんな感じでした。では今から釣れた魚を裁きたいと思います。どんな味がするのか楽しみですね。

ではまずは裁く前に、釣れた魚の大きさを測りたいと思います。
まずは大ハゼ。

見事20cmオーバー。22.5cmでした。これはでかいですね。
次にカレイのほうを測ります。

30cmほどでしょうか。スナガレイにしては大型ですね。

最後にイカナゴも測ります。

24,25cmというところでしょうか。大きいですね。イカナゴというよりはサンマに見えてしまいます。

ではサイズも測り終わったということで早速裁きます。

まずはヌメリとウロコを落とします。

そして内臓を取り除きます。これで終わり。いたってシンプルです。

イカナゴはほぼ全部抱卵。さらに、大きかったハゼにも卵が入っていました。

まずはハゼから。シンプルに塩焼きにします。

塩を振りかけて焼きます。

十分ほど焼くと、出来上がり。早速焼きたてのハゼの塩焼きをいただきます。

...美味しい。ハゼは裏切りません。レモンをかけるとさらにおいしくなりました。

例えればシロギスやアユのような感じでしょうか。このフワフワで淡泊な身は病みつきになります。

卵も案の定美味しいです。カレイの卵のような感じで非常に美味しいですね。

続いてイカナゴをいただきます。

これも同じく塩焼きです。

いい見た目ですね。うまそうです。

早速一口。

...お!! これは!! うまいぞ!!

酒のつまみに合いそうです。味のほうは、焼き立ては骨が少なめのニシン、乾燥し始めると、煮干しやウルメイワシの丸干しのような感じでしょうか。卵も数の子みたいな食感です。

お菓子感覚で食べれます。

そして気づいたら間食していました。

次はカレイ。どの料理にするかと色々迷った結果、干物に決定。

まずは塩水に1時間から2時間ほど漬けます。臭み取りに料理酒、隠し味にみりんと醬油を使います。

漬け終わったら、ダイソーで買った干しネットで干します。

二日間が経ち、ようやく完成。あとは焼くだけです。果たしてどんな味がするのでしょうか。

干物は乾燥していており、普通の魚よりも早く焼けてしまうため、少し焦がしてしまいました。カレイは皮がおいしいので少し残念ですが、裏は幸い焦げていませんでした。
早速いただきます。

スナガレイは他のカレイよりも身が少なく、あまり美味しくないと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。

おいしそうですね。早速いただきます。

...

...これは...

味はいいです。

ただ、身が少ないうえ、結構水っぽいです。

例えるなら普通のカレイの干物がさらに水っぽくなった感じ。

味は高級カレイと並び、普通においしく、臭みゼロですが、水っぽさが気になりますね。

無事間食。たくさん食べていくうちに、この水っぽさがおいしいと思ってくるかもしれませんね。
味は良く、なぜか病みつきになるこの水っぽい食感。意外に水っぽさは気にならなかったと言っていいでしょう。煮つけにしてみても良さそうですね。


今回の釣行はこんな感じでした。今回は無事カレイを釣ることができましたが、残念ながらニシンは釣ることができませんでしたね。ただ、夢の大ハゼに、レアであるイカナゴなどと満足な釣果を得られたので、思い残すことはほぼありません。
あとはニシンを釣るだけ!!

今日も楽しい釣りをすることができました。北海道ではこれから春の釣りシーズンが始まります!!エサ釣りでホッケとカレイ、ルアーでアメマスとサクラマスのシーズンが始まるので期待ができますね。これからも北海道の釣りを満喫したいと思います!!

ということで

ではまた~!!

次回の記事も楽しみにしていてくださいね~!!(^^)

今回のタックルデータ

投げ竿1本目

ロッド:安い投げ竿 30号
リール:H.Bコンセプト ライトステップ5000番
ライン:ナイロン5号
仕掛け:カレイ専用遊動仕掛け
エサ:付け餌、アオイソメ、コマセ餌、(カレイ専用撒き餌、アミエビ、ミンチなど)


投げ竿2本目

ロッド:安い投げ竿30号
リール:ダイワクロスキャスト5000
ライン:ナイロン6号
仕掛け:カレイ用遊動仕掛け
エサ:付け餌、アオイソメ、コマセ餌、(カレイ専用撒き餌、アミエビ、ミンチなど)

サビキ釣り用1本目

ロッド:シマノムーンショットs90ml
リール:シマノ21ナスキーc3000HG
ライン:シマノPE1号
仕掛け:ニシン用サビキ仕掛け
エサ:サビキ用コマセ餌(アミエビ、コマセ餌など)

サビキ釣り用2本目

ロッド:シマノ23ディアルーナs100MH
リール:シマノストラディックc4000XG
ライン:シマノPE1.2号
仕掛け:ニシン用サビキ仕掛け、チカ用サビキ仕掛け
エサ:サビキ用コマセ餌(アミエビ、コマセ餌など)


釣果投稿サイトカンパリにも投稿しました。


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