寒さに負けるな!! 北海道 冬の風物詩のカレイとニシン釣り!!
皆さんあけましておめでとうございます。どうも、龍キング釣りです。今回は今年初フィッシング、北海道の小樽、石狩方面にて冬の風物詩であるカレイとニシンを狙いに行きます。最近は道東に釣りに行ったり、ニセコ方面に釣りに行ったりなどで中々小樽、石狩方面には行きませんでしたが、今回、ついに道央日本海側で釣ります。
他にもコマイやチカなどが釣れればうれしいですね。最近12月半ばからずっとぼうずを食らっていましたが、今回は朝から晩までの釣りなので流石にぼうずは逃れることができるでしょう。北海道の冬らしい釣りが楽しめるといいですね。
では早速釣りを開始!!
まずは釣具屋へ。釣具屋の情報によると、ニシンは夜しか釣れないみたいなので、カレイ狙いで石狩湾新港へ。
雪が降っており釣りにくい状況でしたが、何とか準備が終わりました。では今年最初の記念すべき一投目!!30mから50mくらい飛びましたね。何が釣れるのでしょうか?
ここまでは順調に進んでいました。が、水中カメラに仕掛けを付けて水中撮影をしようとしたら、回収時にまさかの根掛かり!!しかもどうやら奥の岩かテトラに引っかかってしまったみたい。
そしてブチッ!!
...噓だろ...
まだ一回も使っていないのに、最初の一投でロストしてしまいました。
言葉を失います。ただ、起きてしまったことは変えることができません。反省点としてはまず仕掛けを付けてしまったこと。そして初めての場所で使ったこと。カメラの合計値段は、およそ一万円程です。カメラにしては安いかもしれませんが、やはり悔しいです。しかも、カメラを海に沈ませたままを考えると、環境にも悪いです。こうするとさらに悔しみが増します。やはり物事は慎重に行くべきですね。
カメラをロストしてからは釣る気も無くなり、ほぼ全ての仕掛けを無くしてしまいました。
アタリもありませんでしたし、砂地のイメージが高い石狩湾新港がまさかこんなに引っ掛かる場所だとは思ってもいませんでした。
今年初釣りなのに...
ただ、ずっとそんなことを考えていても釣れないので、気持ちを切り替えて小樽港に移動します。
小樽港は北海道で初めて釣りをした時から馴染みのある釣り場で、ぼうずになったこともだいぶ少ない釣り場なので、楽しみですね。
早速竿を準備し終わりました。サビキ2本、投げ3本です。基本ニシン狙いのサビキ釣りがメインです。ただ、ニシンが釣れ始めるまでは投げ釣りで勝負。
投げ釣りもサビキ釣りも反応がなく、周りの人も釣れていない。ぼうずになってしまう未来が見えてきました。
雪も降ってきました。ただ、びっくりするほどアタリがありません。
竿を眺めていると、隣りの釣り人が何かを釣り上げているのを目撃!!なんとカレイを釣り上げていました。しかも今が旬のヌマガレイ(カワガレイ)。まさか小樽港にもいるとは...石狩湾新港に行く必要無かったみたいですね。
この出来事のおかげでやる気が出てきました。では投げ釣りを本格的に始めます。
まずは仕掛けを釣れていた人の仕掛けに近づけます。
胴突き仕掛けから遊動仕掛けに。さらに、先にキラキラと光るラメ入りの仕掛けを選びます。
その理由としては、カワカレイ(ヌマガレイ)はほかのカレイよりも比較的魚食性が強く、魚を思わせるような針の方が反応がいいと思ったからです。さらには、今日は濁りが入っているので、アピール力の高めのものがいいかと思ったので、これを選びました。
エサも多めに。イソメを選びました。大量に付けます。
そして、時間が経ちました。反応がありません。ただ、近くにいた別の釣り人も同じカレイを釣り上げました。
ここで気づいたことは、カレイを釣り上げている人は全員岸から30m地点程で上げていること。僕は今まで60mから80m程遠投して沖のほうを狙っていたのでそれがもしかしたら遠すぎるのかもしれません。
さらに、僕も含めてほとんどの人はサビキ釣りをしています。サビキ釣りでは基本撒き餌を巻きます。そしてカレイはそれに寄ってきているのかもしれません。
こう考えると、100m程飛ばして沖に投げるよりかは、足元付近を狙ったほうが釣れる確率が高いですね。魚は沖のほうにいるという考えを捨てて、手前に投げます。
するとどうでしょうか。早速反応が!!フッキングには至りませんでしたが、手前の方が魚がいることが分かりましたね。
もし水中カメラがあれば...と後悔するものの、引き続き沖に投げた竿を回収して全ての竿を手前に投げます。
そして、別の竿を回収していると、雄一の手前に投げていた竿に反応が!!
そして気付いたら竿尻が思いっきり上がり、今にも竿が海に引きずり込まれそうな状況に!!
これは掛かった!!アタリからしてカレイだということは間違いなし!!
あわせを入れて、回収します。
うん。明らかに掛かっている。重いです。
遠くに投げていなかったので楽だったですが、それでも結構な重さを体感しました。
そして上がってきたのは、
カレイです。 ヌマガレイ(カワガレイ)ですね。今年初フィッシュ!!
いいサイズ!!
針を丸ごと飲み込んでいます。カレイも活性が高いということですね。
何か裏側に穴が多数に空いていますが大丈夫でしょうか。帰って裁くまで勝手な判断はできませんね。
ではサイズ測定。
ナイスサイズ!! 28から30cmほどですね。28.5cmということにしときましょう。
ヌマガレイ(カワガレイ)は自然死させると独特な臭みが出るので、締めます。さらに、腹にはサビキのエサがパンパンに入っていたので、僕の考えは当たっていたことになりますね。
では引き続き釣ります。
が、あれから反応はなく、ヌマガレイ(カワガレイ)も釣れなくなりました。
ただ、投げ竿をエサ確認で回収すると、良型のハゼがついていました。居食いしていたのでしょうか。投げ釣りは頻繫に回収するのも釣果につながりますね。
ただ、あれからは釣れず、徐々に暗くなってきました。
ニシン狙いの人がたくさん入ってきましたね。僕も今から本格的にニシンを狙いたいと思います。
ただ、投げ竿がその思考を邪魔してきます。鈴が鳴ったと思ったらハゼが釣れていました。
しかもダブルです。
夕まずめからはハゼの活性が高くなるみたいですね。しかも全部良型。
ニシンのサビキ釣りは水中ライトで釣果が左右されるものの、僕、水中ライト高くて持っていないので、全く僕の釣り座には群れが来ません。隣りの人のライトを借りるものの、反応なし。
そして投げ釣りでまたもやハゼが釣れました。
ナイスサイズ!!
ただ、やっぱりニシンが釣りたい。周りの人もニシンではなくチカを釣っています。やはり、ニシンの群れはまだ入ってきていないのでしょうか?
そう思いながらひたすら釣り続けているとサビキ釣りに反応が!!ただ、明らかにニシンではない。チカでした。小さめですね。
そんな感じで釣りを続けていると、隣りのベテラン釣り師が何か大物を釣り上げています。ニシンだ!!
ここから火がつき、周りの人たちも一斉にニシンを狙い、仕掛けを投入します。
そしてさらに別の釣り人もニシンを釣り上げます!!
ちなみに僕は小さいチカを数匹追加しただけ。
ここからはまたハゼを数匹追加して終わりました。
釣れた魚をまとめると、ヌマガレイ(カワガレイ)28.5cm 1匹、マハゼ 15~18cm 5匹、そしてチカ 10~15cm 4匹でした。
結果、カレイ無事ゲット、ニシン釣れず、でした。
水中ライトではやはり釣果が左右されますね。次回また釣る機会があればケチらないで買っちゃいましょうか。
ニシン釣りには反省することがたくさんあります。正直言ってアジやイワシみたいに釣れるだろうと、なめていました。
水中ライトの問題に続く今日のニシン釣りの反省点としてはまず、竿の長さ。みんな専用の磯竿でだいぶ遠くのほうを狙っていますが、僕はルアーロッドを利用しているため、足元しか狙えません。
次に、撒き餌。ニシン釣りはだいぶ下層の方を狙う釣りのため、潮に流される前に、早く底に沈む撒き餌が必要になります。僕の撒き餌はその場で沈む前に秒で流されました。さらに、撒き餌の量も少なすぎました。
さらに、ニシン釣りは初めてだったためタナが最初のほうは全く分からなかったことも原因だったかもしれません。ただ、徐々に釣りを続けていくと同時に、底に魚がいることが分かりましたね。そして、最後に竿立てを一個しか用意しなかったこと。竿は2本出している上、ニシンは基本待ちの釣りでもあるので、竿立ては必要。さらに、竿立てを用意せずにサビキ釣りをして愛竿タックル一式海に連れ去られてしまった辛い過去もあるので、ここが甘かったなと感じました。あとは、サビキ釣りの経験でしょうか。サビキ釣りよりも投げ釣り、ぶっこみ釣りや探り釣りに穴釣りなどのそういった釣りのほうが経験しているため、知識的な問題もあったのかもしれません。
いずれにせよいつかリベンジしたいですね。
ということで釣りのほうはこんな感じですでは早速釣れた魚を料理していきたいと思います。
釣り当日は帰ってきたときはすでに深夜で、非常に疲れていたためクーラーに魚を入れたままでしたが、無事そうです。傷んでいません。
北海道らしい釣果です。
では改めて測定します。
カレイは28.5cm。
大きかったハゼは16,17cmというところでしょうか。
このヌマガレイ(カワガレイ)は非常に独特な見た目をしていますね。グロテスクと言う人も多いみたいですが、僕はこの変わった見た目が好きです。
やはりヌマガレイ(カワガレイ)はほかのカレイとは違い、目が左側にありますね。
では魚を裁きます。ハゼとチカは内臓と鱗を取り除いて完成。カレイは5枚卸にします。
では早速鮮度が落ちる前にまずはヌマガレイ(カワガレイ)の刺身をいただいちゃいましょうか。
ヌマガレイ(カワガレイ)は他のカレイよりも、泥臭く凄くまずいと評判が悪いですが、実際はどうなのでしょうか? 刺身が一番美味しいとも言われているので早速いただきます。
......
普通に美味い。
これは美味しいです。どうしてみんなこれがまずいと言うのかが分からない。
簡単に言えば真鯛。ただ、コリコリしている。味はやはり真鯛ですね。泥臭さ0。淡水臭さ0。水っぽさ0.最高。
刺身を間食し終わった後、カルパッチョもいただきます。
うん...美味しいですね。最高。普通に美味いです。
個人的には結構美味しいと思いました。一瞬真鯛を食べているのかと思ったくらいです。
では次にカレイを塩焼きでいただきます。素の味を表に出してくれる塩焼きを食べれば、流石にどうしてヌマガレイ(カワガレイ)がまずいか分かるでしょう。
では早速一口。
...確かにおいしくはないかも。
最初は、食感的にクジメ、ギンポとかベラとかそういう系の磯臭みのあるぱさぱさ、そして水っぽさが同時にしているような食感でしたが、それならまだマシでも、後味が酷い。それが終わったら泥や淡水系の味がします。ウグイやコイのような臭さでしょうか。
とにかく塩焼きでは食べないほうがいいでしょう。
ただ、ヌマガレイ(カワガレイ)の本当の味が分かったので良かったです。
続いてマハゼ行きます。 同じく塩焼きです。
...美味しいです。
いい感じの塩の量、まさに最高の塩焼きです。
味はシロギス、そして焼き魚で有名なアユのような味です。身の量は少なくても普通においしかったです。
では、チカもいただきます。同じく塩焼き。
見た目的にはシシャモや煮干しを感じますが、味はどうなのでしょうか。
...あ、美味いわ。
煮干しとシシャモが混ざってそれが塩辛くなったような感じです。酒のつまみにぴったりですね。僕は天ぷらよりも好きかもしれません。
チカは釣れても今までずっと天ぷらでいただいていましたが、塩焼きにしても美味しいことが分かりました。
では煮付けも行きます。ヌマガレイ(カワガレイ)の煮付けです。煮付けにしたら流石に美味しくなるでしょう。
ではいただきます。
...おいしくはない。ただ、塩焼きよりはまし。味を表現すると磯臭く水っぽいギンポのような味です。
うん... 刺身には敵いません。
皆さんもヌマガレイ(カワガレイ)を釣ったら刺身でいただきましょう。
次に最後に子持ハゼの煮つけをいただきます。
美味しいです。これは普通に美味しい。身も卵もカラスガレイやクロガシラガレイなどのカレイに似ています。
特に小さかったですが、卵が美味しかったです。
今回の釣行はこんな感じでした。水中カメラの件は残念でしたが、今回は無事、目的であったカレイを釣ることができました。今度はニシンのリベンジをする予定です。また小樽港で釣りをしたいと思います。
これからも北海道の釣りを思いっきり満喫したいと思いますね!!
ということで
ではまた~!!
次回の記事も楽しみにしていてくださいね~!!(^^)
今回のタックルデータ
投げ竿1本目
ロッド:安い投げ竿 25号
リール:H.Bコンセプト ライトステップ5000番
ライン:ナイロン5号
仕掛け:カレイ専用遊動仕掛け
エサ:アオイソメ
投げ竿2本目
ロッド:安い投げ竿30号
リール:ダイワクロスキャスト5000
ライン:ナイロン6号
仕掛け:カレイ用遊動仕掛け
エサ:アオイソメ
投げ竿3本目
ロッド:安い投げ竿30号
リール:プロマリンギガスピン遠投8000番
ライン:ナイロン8号
仕掛け:カレイ用胴突き仕掛け
エサ:アオイソメ
サビキ釣り用1本目
ロッド:シマノムーンショットs90ml
リール:シマノ21ナスキーc3000HG
ライン:シマノPE1号
仕掛け:ニシン用サビキ仕掛け
エサ:サビキ用コマセ餌
サビキ釣り用2本目
ロッド:シマノルアーマチックs66ml
リール:シマノネクサーブ2500
ライン:シマノPE0.8号
仕掛け:ニシン用サビキ仕掛け
エサ:サビキ用コマセ餌
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