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苦しかった分、わかってあげられる

先日友人から連絡があった。

体に異常がみつかり、大きな病気になる前に手術をするとのこと。

彼は小学生からの付き合いだが、病気や怪我で休んでるのをみたことがない。かなり健康な人間だ。

自分にも手術した経験が4回ある。すべてサッカーに伴う足の怪我によるものだった。
(改めて考えてみると4回もしてるのかよ…)

記事のサムネイルは、手術の際に膝に埋めていた留め具だ。

何度も何度も何度も、怪我をするたびに

「あの瞬間に戻りたい!!!」

そう思ってきた。怪我をする前の時点に戻って防ぎたいと。あれがほんとにメンタルつらい…

手術の経験があるから、今回の友人が手術するにあたって誰よりも気持ちを理解できる。

だって、27歳で4度も手術してる人間は周りにそういないから。

「なんで自分はこんなについてないのか」

手術した時は学生だったから、周りの元気な姿をみるたびにそう思ってきた。孤独感があった。

でも今は

「手術が不安な人に寄り添えるのって俺だけじゃん!なんでも相談してよ!」

と思えている自分がいる。経験の複利が効いてきた。

つらかったからこそ、一番わかってあげられる。

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