2億3816万円分の新コロナウイルス東川町緊急経済対策第4弾発令


ずいぶん間が空いてしまいました。
この1ヶ月間も、新コロナウイルス対策や、もう1つの案件(高齢者住宅の新築および社協の移転新築=これはまた項を改めてお知らせします)で、臨時議会や行政と議会の全員協議会を重ねて来ました。

そして本日5月26日の臨時議会で「新コロナウイルス東川町緊急経済対策第4弾(2億3816万円)」を議決して来ましたので、その要点を以下に記しておきます。


感染拡大の防止(議決を前に、全議員が了承の元すでに始まっています)
・次亜塩素酸水生成器の設置と、町民や事業者への無料配布  1,000万円

・留学生寮における隔離個室の確保と、外出自粛時の食事提供 1,900万円

雇用の維持と事業の継続
・申請や情報提供、一括相談窓口(商工会内)の設置 100万円

親元を離れた大学生への臨時給付金 年間12万円×105名分 1,260万円
アルバイト先の休業などにより収入減の困窮学生を救済するために

・企業・個人事業主の融資に対する保証料・利子補給支援事業の追加 600万円

経済活動の回復
地場産業回復チャレンジ 1億円
 
国からの持続化給付金に上乗せして、町独自に現金支給するもの
(ただし、国の持続化給付金及び持続化補助金の 受給対象者のみ)
ア)基本額 法人30万円 個人事業主20万円
イ)固定資産税割 税額の1/2
ウ)休業加算額 法人は休業日数×2万円 個人は休業日数×1万円
(ア・イ・ウを加算して中小企業200万円・個人事業主100万円まで支給)

・コロナ騒動後の温泉街PR事業 800万円

強靱な経済活動の構築
・学びを保証する環境構築のため児童生徒用タブレット型パソコンの購入 3,156万円

・家具クラフト・農産物・加工食品の紹介販売拠点整備 
旭川駅前のヨシノリコーヒー 旭川空港のショップ ギャラリーzen の3店舗に東川町特産品ブースを構える その家具製作などに 1,300万円

・「出前イーツ」の延長と、買い物代行サービス新設 500万円

など
合計2億3816万円の経済対策を承認しました。

財源は
・国からの新コロナウイルス臨時交付金 8,000万円
・ひがしかわ株主基金の取り崩し 1億5188万円
・財政調整基金(町の貯金)の切り崩し 600万円
となっています。

ひがしかわ株主基金の取り崩しが大きくなっておりますが、それもこれもこれまでの東川町のいろんな策がヒットして、ひがしかわ株主制度の収入が非常に大きくなっていることの恩恵です。

全国一早かった国からの特別定額給付金(1人10万円)の肩代わり(先払い)策など、今回の新コロナ対策の素早さは町内外からも高い評価を得ていますね。

なお、おのおのの詳しい内容は、東川町のHPや東川町アプリで公式アナウンスされるので、そちらに譲りたいと思います。