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定例会が終わりました。

9月10〜13日までの定例会(および決算にともなう各課への議案調査)が終わりました。
10日には町長への一般質問も行いました。

持ち時間の45分を使い切って、子育て支援について町長と質疑を重ねて行きました。今回の質問は一問一答方式を選択したので、お互いにどういう質問が来るのか分からない状態で進んでいきます。
私が質問し、町長が答え、その答えを受けて、私が質問し、それに町長が答える・・・その繰り返しでした。

慣れない私は町長の答弁に対し、次にどう質問するかで精一杯です。
返されたボールをどう跳ね返すか、議場というコートで格上の相手に対し必死のラリーを続けるプレーヤーのようでした。
議会では許可無く発言は出来ませんから、誰も手助けはしてくれません。
孤独な闘いなのです。
もっとも横を見る余裕すらないのですが・・・。

しかし、背後には顔見知りの方(特に子育て世代の若い親たち)が傍聴に来られています。
その方たちの声にならない声援を背中に感じて、言いたいことの多くを述べることも出来ました。「私は個人的な思いで話しているのではなく多くの町民の声を代弁して、こうして発言しています」と申し上げました。
また、町長の口から発言してほしいことの多くも引き出すことが出来たように思います。


しかしながらその内容については、事細かに思いだすことができないのです。それくらい返されたボールを、次どこに打ちこむかのラリーに精一杯だったのですね。

要点としては
「東川町子ども・子育て支援事業」策定のためのアンケートは、
・全部で508通の子育て中の家庭に出し、うち344通の回答が寄せられた。(回答率67.7%)
・その全てを町長も目を通している最中である。
・(飯塚が指摘するような)厳しい意見もあったが、感謝の言葉も多数見られた
・職員一丸となって頑張っている
・来年4月に「第2期東川町子ども・子育て支援事業」をスタートさせるので、もし何か悪いところがあれば申し出て欲しい

そのような内容です。
ああ、それくらいしか思い出せません。45分もしゃべったのに・・・。

後日、録音し文字おこしされたテキスト原稿をもらえるので、それを見てしっかり振り返りたいと思います。
このブログにも要約を掲載しますね。


13日、定例会が終わった夜に、議員会主催の懇親会が開かれました。
その席で町長が我々議員に向けてこう挨拶されました。
「町民の声を受けて発言しているという人がいます。しかし、人の意見はとかく主観的なものです。その意見が客観的であるか、そこが大事である」と。


確かにその通りだと思いました。
行政は特定個人の意見や利益のために行われるものではありません。
その大前提は踏まえつつ、小さな意見にも耳を傾け、合理性があるならばその声を議会の場で行政に届けるのが議員の仕事だと、私はそう思います。