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9月10日はこんなことが質問されます

9月10日(火)の9時30分から始まる議会の定例会は、議員の「一般質問」から始まります。
「一般質問」とは、議員が町政全般に関して、行政者(町長)へ公の場で質問できる機会です。
質問の相手(町長)は、傍聴している町民の前で答えることになります。
また後には、全文が議事録に掲載されます。
要点は「議会だより」にも掲載されます。

議員もそのことを踏まえ、「一般質問」するのです。
今回、質問するのは6名の議員(12名中)。
質問の要項は以下の通りです。

太黒字にしたのは子育て関連のことです。幼児センターに関係することが3つ。こんなことは異例でしょう。

登壇順に

1,飯塚達央 (一問一答方式)
「東川町子ども・子育て支援事業計画」策定のためのアンケートの扱いと・現況について
詳細は前回のエントリーを参照してください。

2,鈴木哉美
読書活動推進計画について

3,鶴間松彦(一問一答方式)
1)幼児センターの保育士確保に「特別奨学金」支給の創設を
近年、幼児センターの現状の改善を求める保護者の声が日に日に高くなっており、町づくりの基幹をなす問題になってきている。抜本的な改善が必要だ。
2)「東川町地域自治振興区設置に関する条例」の取り組み状況について

4,山家祥幸
独身者用町営住宅の建設について

5,安原芳博(一問一答方式)
4月に行われた小6、中3の全国学力テストの結果は


、杉本岳大
待機児童の対策について
幼児センターに入所できない待機児童がいる原因の一つは、保育士の離職が多くなっていること。保育士確保のために対策を施し、安心して出産、子育てできる町に


どうして今、幼児センターのことが3つも質問に上がるのでしょうか。
それは現状を憂えて、改善を求める子育てママさんの声が多く上がっているからに他なりません。
個別に私のところにも寄せられていますし、
7月20日に行われた「議会と町民の意見交換会」でも、参加者から「どうにかして欲しい」という意見が複数上がってきました。
それらの声が今回、議会の場で「一般質問」という形になるのです。

「一般質問」したから、即解決するわけではないでしょうが
改善に向けての一歩に繋がるでしょう。
皆さんにお伝えしたいのは、声を上げるのを諦めないで欲しいということ。
議員に相談してみて欲しいということです。

議会はより良い町づくりのためにあるのです。
もちろん、行政も思いは同じです。
みんな東川町をより良い町にしようと願っています。
ただ上手く行っていない点や、気づいていない点、行き届かない点は改善していってくださいねということです。
行政を否定したり、誰かをやり込めることが目的ではありません。

この春の改選で新しい東川町議会が構成され、動いています。
選んだのは町民のみなさんです。
みなさんは議会や議員をうまく活用してください。
我々はその声(民意)をもって活動していきます。