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夜9時までやってますよ、図書館が。

「せんとぴゅあ II」の夜間営業が始まったのをご存じでしょうか?
5月15日から9月30日までの期間、夜9時まで開館しています。
ただしこれは試験的に実施しているので、今年の利用状況によって来年はどうなるか分かりません。

「せんとぴゅあ II」というのは東川町の図書館機能を持つ複合交流施設のことです。「せんとぴゅあ II」と表記しますが「せんとぴゅあ2(に)」と呼ぶのが正式のようです。
「としょりん」とか「本の森」とか「せんとぴゅあ II」にまつわる名称があれこれあったり、図書館ではなく「図書館機能を持つ複合交流施設」なんだとか、間もなくオープンして1年になりますが、どう呼べば良いのかしっくり来ませんね。
それはともかく、館内には世界の椅子「織田コレクション」の一部も展示されていて、とても贅沢な造りです。


夜の8時半ころ、様子を見に行ってきました。
雨模様でしっとりと、きれいな外観でした。


中に入ると人影はまばらでしたが、きっと雨のせいもありますね。
それでも仕事帰りとおぼしき男性がテラス席で、一人ノートパソコンを広げていました。これは家に帰るよりも落ち着いて調べ物したりできるので良いですね。
テラスのテーブル席は、外国人留学生が2組、日本語の勉強をしています。
以上と思いきや、奥の自習室には8人くらいの方がいらっしゃいました。
それぞれ、静かに学習されていました。これは集中できそうです。


受付の女性2人と、警備の男性に話を伺ってみると、本を借りに来る方よりも、勉強に来られる方で、連日テーブルはほぼ埋まるくらいのようです。
平日は仕事帰りのサラリーマン。留学生の人たち。
週末は親子で遊びに来られている方もいるとのことでした。

夜間の受付スタッフは総勢5名のうち2名がシフト勤務しているとのこと。
今のところ、騒いだり、飲酒して入ってくる人もいないそうです。
警備の男性もいて、防犯体制は整っているように感じました。

飲食する以外、夜に出掛けたりする場がない東川町。
その意味でも「せんとぴゅあ II」の夜間営業は良い試みだと思います。
夜も過ごしやすくなる季節に、ちょっと出掛けてみてはいかがでしょうか?
自宅ではテレビの音が気になるとか、ついネットを見ちゃうとか、そんな方におすすめです。
もちろん本も借りられます。

重ねて言いますが、今年度、試験的に実施しているものです。
有効活用して欲しいと思います。