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さよなら正月ボケ

あわただしい、せわしない12月から一転、思い返してみれば意外とまったりと1月を過ごしていることに気がつく。授業がないとやっぱり一日の時間がどばっと増える。授業とバイト、とか、授業の後友達とご飯、のような二部構成にならないと、急にゆとりができる。

…いやいや、違う違う。本当はだらだらなんてしてる場合じゃないのだ。1月中に迫りくるテストやレポートの数々に備えることも必要だし。半ばにはサークルでも作品を提出する必要があるし。春休みを充実させるための準備もいくらだってあるし。本当はぼけっとしててはいけないのだけれど、これが正月ボケというやつなのだろうか。

こういう、「少し先は忙しいけれど今はちょっとゆとりがある」みたいな時間の使いこなし方が、妙にうまくない。テスト勉強も、ものすごくぎりぎりの一夜漬け派ではないけれど、前から着々と準備をこなせる用意周到派なわけでもない。絶妙にその真ん中。例えば3,4日前に準備し始めて、前日にやっぱり焦る感じだ。徹夜がまったく向いていない分準備し始めるのはまだいいけれど、早すぎてもなんだか力が入らない。

今年の1月から春休みは、何だかいつもに増して用意周到にならなきゃいけない気がしている。勉強、サークルに加えて、将来のことも考えなきゃならない。インターンの応募はだいたいすごく前だし、慣れない環境や初めましての瞬間も苦手。土壇場でどうにかできるタイプでないのならば、用意周到派になるしかきっとないのだ。

いくら授業がないとはいえ、一日に使える時間って結局短い。朝型でも夜型でもない自分が結局一番活動できるのは日中なのだから、ぼやっとしてちゃだめなのだ。「今日の一日やることリスト」をサクッとiPhoneのメモに書きだして、なんとか自分の尻を叩いている。

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