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新社会人になって4ヶ月で気づいたこと

新入社員になって4ヶ月が経とうとしている。先日うちの職場に教員免許を取るため近くの大学から実習生が来た。


彼女は全国大会にも出るほど柔道が強く将来はオリンピックに出るという夢を持っていた。


熱中するものがある彼女はキラキラして見えた。将来的な目標があるので言動に迷いが無いようにも見えた。


彼女になぜ今の仕事を選んだのかと聞かれ言葉が出なかった。


なぜと聞かれて特別やりたいこともなかったから何となく普通そうな仕事を選んだとスーパー漠然とした回答しか頭によぎらず数秒間の沈黙が流れた。


今の職場は残業も殆どなく給与も最低限度くらいは貰える。言わばホワイト企業なのかもしれない。


日経新聞を読んでいるとある記事が目に留まった。


その記事では企業を「仕事のやりがい」と「働きやすさ」の良し悪しで4分割し、両方ともある企業をプラチナ、両方ともないのをブラック、働きやすいがやりがいはないのをホワイト、働きにくいがやりがいがあるのをモーレツと定義していた。


企業の成長と関連付けて統計を取っており、将来性がある企業の順位としてプラチナ、モーレツ、ホワイト、ブラックの順になるとあった。



要するに働きやすいが退屈な企業よりかは働く環境は悪劣かもしれないがやりがいある方が会社が成長するとのことだった。


まさに今の自分の職場がホワイトに分類されると感じた。が、「仕事のやりがい」は上から与えられるものでもない己の感じ方次第とも思った。



なんでもいいやと感じ目的意識(=やりがい)は上司に与えられるものと感じている受け身な社員が多い→上司も自分の都合で部下に仕事を割り当てれるため必要以上の情報を部下に開示しない→情報が少ないためオリジナルな目的意識(=やりがい)を持つことができない。



社員がやりがいを持てない悪循環が起こると新しい考え方(イノベーション)が起こりづらくなり時代の急激な変化に対応できず埋没してしまう恐れがある。


ややこしいことをツラツラ書いたが経営者でもないので会社が成長しないとかするとかはどっちでもいい気はする。


4ヶ月ほど新社会人として働いてみて、仕事に意味なんか持たず純粋にコミュニケーションを楽しむ場としてあればいいのにと思った。


仕事ができんとか、あいつが気に入らんとか、何で業務をそんなに優先するのか。社会人になって意外と?差別的な人間って多いと感じた。


業務なんて終わらんかったら誰かに手伝ってもらえばいいし間に合わなくても問題ないんじゃないのかと思う。


それより仕事場として、複数人が協力して1つの業務に携わっている奇跡に感謝し積極的にコミュニケーションを楽しめばいいんじゃないのかと思う。


結局、家で一人きりで籠もっていたら鬱病になるという自覚があるのなら、業務なんて程々で評価し、ゆるいコミュニケーションを提供する場としての仕事場があってほしい。


しかし、世の中には好戦的な人種もおり業務成績という外部の指標を用いて人間に優劣を明確に付け、優越感にひたっていないといけないのもいる。


こんな極端な書き方をして、そんな人滅多にいないと思うかもしれないが、(業務>人)の価値基準を持ってる人はもっと肩の力を抜いて欲しいと、そういう主張だ。




あぁ、明日も仕事か…

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