水
あがらない雨はないんだよ
そんな歌を疑ってしまいそうになるほど、
雨が続いています。
固かった土も地盤が緩み、
災害をもたらすことがありました。
悲しいドラマは、
フィクションだけでいい、と思いました。
映画「天気の子」は3年も雨が続くお話でしたが、
土砂災害は描かれていたでしょうか。
地球上の水は、地上と天上とで循環しています。
見事な循環ですが、
それが偏って人を襲うことがあるのは、
人の世界の構造によるのかもしれません。
私たちの手によるものが、
必ずしもすべて肯定されるべきものでないことは、
分かってはいるものの、
どうしても理不尽さを感じてしまいます。
人がここまで改造してしまった世界を意識して、
改めて、自然全体に心を向けてみたいと思いました。
困難の人々のことを思い、祈りつつ、
この世界のことを考えてみるのでした。
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