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「やりたいことを探す」ときに好きなことを仕事にするのは危ない

仕事をして収入がないと生きていけない方向けの記事です

仕事は嫌だけどしなきゃいけない。

でも、
「仕事が自分に合ってない」
「仕事探しに迷っている」
「そもそもやりたいことが分からない」
そう思う人は私だけじゃないはず。


好きなもので仕事は決められない可能性が高い

私が好きなものは本。
だから、本にかかわる仕事をしてみたい。
あと、腰痛持ちなので座ってできる仕事をやりたい。


まず、本に関する何が好きなのか。まとめてみた。
・本を読むのが好き
・本をめくる感触が好き
・本の紙の香りが好き
・本に囲まれているだけで幸せ


次に、本に関する仕事を挙げてみた。
・編集者
・コピーライター
・書店員
・出版社
・小説家
・ライター
・イラストレーター
・装丁家(表紙を作る人)
・エディトリアルデザイナー(中身を作る人)
・校正
・印刷

「本に関する仕事に就きたい」だけでは、漠然としすぎている。
あと職業選択の幅も広すぎる。無限に出てくる。



では、本に「どのように」かかわりたいのか。
まとめてみた。
・本を「世の中に広めたい」のか?
・本を「流通したい」のか?
・本を「作りたい」のか?


では、「どのように」かかわり、
かつ職業として活かすのであれば、こんな感じだろうか。
・本を世の中に広めたい → 編集者、出版社、校正
・本を流通したい → 出版社、書店員
・本を作りたい → 印刷、校正、小説家、ライター、デザイナー

ここまで考えて、ピンとこないことに気づいた。
私、仕事とか関係なく、本を読むのが好きなんだと。


以下、枠内は紙の本が好きな私の戯言です。


電子書籍も随分浸透してきたけど、紙の本が大好き。

センスの良い表紙のデザインや、好みの手触りを確かめる。
ページをめくる指の感触も楽しい。
めくる度に、紙の香りも嗅いじゃう。
内容だけでなく触覚や嗅覚でも楽しめる紙の本は、最高の娯楽だ。

ノンフィクション・フィクションに限らず、読めば色々な人生を経験できる気がする。

私の人生は一度きりだから、本を読むことで様々な人間の、時には人間以外の生き方を学ぶことができる。

登場人物の心情の機微が感じ取れて、私の一度きりの人生では分からなかった色々な生き方を体験できちゃうのも、本に虜になったきっかけの1つである。


好きなものは趣味にして、仕事にはしないほうがいいかも

本は「好き」なだけであって、仕事にしたいわけじゃないのかも。

趣味にとどめておくのが最善かもしれない。
仕事にしたら嫌いになりそう。私の場合。

以上です。
本当はもっともっと早く考えて、
このことに気づいていれば良かったけど。

進路選択に迷っている方はご参考までに。
私も自分探し頑張ります。


おしまい

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