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自分の原風景

昨晩、soarのイベント「社会課題を伝えるコミュニケーションデザインをどうつくる?」に参加しました。

登壇者は、
「世の中とLGBTのグッとくる接点をもっと」というコンセプトを掲げた「やる気あり美」編集長の太田尚樹さん。
注文、配膳、ホールスタッフ全て認知症の人が働く「注文をまちがえる料理店」を手がける小国士朗さん。
あ笑いあり、名言あり、お二人の原体験にもとづくお話は納得感があり、今バースデードネーションにチャレンジしている僕としてはとても励まされました。

自分が体験した原風景は真実
簡単に小国さんが「注文をまちがえる料理店」をプロデュースしたいきさつを書くと、認知症の方のグループホームを取材した時のこと。今日のメニューはハンバーグだと聞いていたのに、餃子がでてきた。でも、誰も気にしてない。小国さんは間違いを指摘しようとしたけど思い止まり、考えてみた。周りが間違いを受け入れていれば間違いにはならないのだと気づき、その状況に強く心動かされた。

みんなが止まりやすい指を立てる
だけど、この感動をかたちにするために「認知症の人が生き生きする社会」では福祉の人しか共感できない。そこで、「まちがえちゃったけど、まあ、いいか。」というイシューを立てた。誰もが言ってもらえたら安心できる言葉。この言葉が共感を生みたくさんの仲間を巻き込むことができた。

中途半端なプロより熱狂する素人
小国さん自身は認知症の専門家でも料理の専門家でもない。単に取材に行って心動かされただけの素人だ。でも、この素人の強い感動、強い想い、原体験こそが人を巻き込み社会を動かすと。

僕は、今フリースクール東京シューレでファンドレイズ(資金調達)を担当しています。僕の原体験は、子どもは学校に行けなくても、自分らしく学び、育っていくんだということ。生きることは学ぶことそのもので、学びは学校の教科のように分断されたものではなくもっと広いものだっていうこと。だけど、学ぶにはお金がかかります。だから、子どもが学校外での学びを選ぶとき、僕は「だいじょうぶ。お金のことは気にしないで!」と伝えたい。

ファンドレイズの全くの素人だし、熱狂とまではいかないかもしれないけど、今、僕は目標金額25万円を目指し、誕生日(9/6)に合わせてバースデードネーションにチャレンジしています。東京シューレへの奨学金というかたちで、ご支援、シェアのご協力をいただけると嬉しいです!

https://syncable.biz/campaign/596

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