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「俺は人から言われてやるのが向いてる。他人から見た自分が自分。」

俺は人から言われてやるのが向いてるんだと思う。千原ジュニアとこの間トークさせていただいて、「ジュニアから見たら、俺ってこう見えてんねや」とか、他人が見ている自分の方が面白いというか、気づかされるというか。
自分で自分のことって本当に分かってないと思うんですよ。
他人から見た自分が自分やな、と。

   今田耕司

「日曜日の初耳学」


自分のやりたい仕事をやってる人って羨ましい。

やりたい仕事がある人がキラキラ輝いて見える。


私はと言うと、今の仕事に強いやりがいを持っているわけではなく、向いていると思っているわけでもなく、だからといって今すぐにでも辞めたいというわけでもなく、じゃあ仮に次に進むとしたら何がしたいかと言われると特にない。

だから、夢を仕事にする人が眩しく見える。


でも、「人から言われてやる方が向いている」という考えもあるな。

向いてることって、自分の考えや思いだけで見つかるわけではない。

会社は自分で選んで入るものの、その後は自分の思い通りにはいかない。

思いもよらなかった部署に行くかもしれないし、嫌いな仕事をしないといけないかもしれない。

逆に、やりたいと思ってた仕事なのにやってみたらつまらなかったり、自分ではできると思ってたことが全然できないことを思い知らされたりすることだってある。

何とも思ってなかった仕事を任されて粛々とこなしてるうちに「あれ?なんかおもしろいかも」と思えてきたり、「すごいね!」という言葉までもらえてしまったりすることだってある。


要はないものねだりなのかな。

もしくは自分に期待しすぎているのか。


会社が自分に与える仕事って、嫌がらせでない限りは期待されていると思った方が幸せだ。

もしかしたら持っていく先がないから私に回ってきただけかもしれないけど、どんな理由であれ、任されたのならそれを丁寧にこなしていく。

そしたらできることも広がっていく。

できることが増えたら、興味のなかった仕事も面白味を感じられるようになるだろうし、そもそも興味の幅そのものが広がって、視界が開けるかもしれない。


そうは言っても、いつかは自分のやりたいことを見つけて、それを仕事にしてみたいという思いがある。

それはもしかしたら定年後かもしれないけど、今、目の前にある他人から与えられた仕事に応えていくことで、自分の夢が見えてくる気もしている。


仕事もそうだけど、自分の性格も、人からの声はとても大事。

好きな自分に出会えることも多いから。



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