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「人と関わるのが苦手だったからこそ、人のことを理解したい気持ちが裏側にあるのかもしれない」

(自分の中に)ドライな感じとウェットな感じが共存しているのかもしれない。
人と関わるのが苦手だったからこそ、人のことを理解したい気持ちが裏側にあるのかもしれない。

ひねくれたことを言って人がちょっと距離を取ってくれたらいいな、みたいなことを思っている。

   成田悠輔(イェール大学助教授)

「アナザースカイ」


あまのじゃくなところが自分と似ていて気になるんだな。

『日曜日の初耳学』で林先生とのインタビューを見て、「なんだ、この独創的な考えの人は!」と衝撃を受けた。

視点が5つも6つも上の階層にある人だなと感じた。

『アナザースカイ』に出ることを放送日当日に知って、「これは観なければ!」と思って観た。

『日曜日の初耳学』とは違う一面が見えて面白かった。


林先生が「僕は周りは全員敵だと思ってます」と言っていたのに対して、成田さんは「僕は周りは全員味方だと思ってるので逆ですね」という感じのことを言っていたので、てっきり人付き合いが好きなのかと思っていた。

だけど、人と関わるのが苦手だったらしい。


私も人と関わるのは得意かどうかと問われると、ハッキリ「苦手」と答える。

好きか嫌いかと問われても、「好きではない」とか「どちらかというと嫌い」と答える。

でも、年末年始に整理した日記を読み返すと、「人付き合いは苦手」という知人からのコメントに対して、「そんなこと言っちゃダメだよ」と偉そうに返したり、「やっぱり人と関わるのは好きだなぁ」とつぶやいたりしていた。

これには自分でも驚いた。

自分の中でも両方の気持ちがあるのは自覚していたけど、ここまでストレートに「好き」と言っていた事実が意外で、自分自身のことなのに驚いてしまった。


記憶を手繰り寄せると、確かに以前は「しんどい思いもするけど、楽しいと思うのも嬉しいと思うのも人と関わるから感じられることだし、人間としての成長にもつながるし、人と関わるのは好きだ」と思っていたことを思い出した。


あまのじゃくは、自分で自分を苦しめることもあるけど、嫌いじゃない。

でも、素直な自分の願望や欲求は無視しないようにしてあげたい。



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