「確かさばかり求めてぐずぐずしている人には、大きなことは決してできない」
大きな改革が必要な事業に関わっている。
クリーンヒットとなる改革案を出せたらいいけど、なかなかそんなアイディアは思いつかない。
その事業内容をまだ十分に詳しく把握しているわけでもないし、その事業に長年関わってきた人たちの思いやこだわりやプライドを否定してはいけないという思いもあって、自分なりの意見や感想があっても提案できずにいた。
「これは!」という確かなアイディアでないと、口にしてはいけないのではと遠慮していた。
でも、関係者との関係が少しずつ築けてきた感覚が持てた頃から、「自分に求められていることは何か?」「自分にできることは何か?」と考えて、情報共有という形でメルマガのようにアイディアを送ることにした。
最近、そのメルマガに対する反応が手応えを感じられることが増えた。
忙しくて情報収集する暇がない人たちから「この情報は知らなかった、ありがとう」と言ってもらえる。
経営者に対しては「こちらでもいろいろ検討していますよ」という姿勢を見せていることも伝わっているようだ。
自分が発信した情報が役に立つと、私自身も嬉しいし、チームが去年よりうまく機能しているのを感じられるのも嬉しい。
相変わらずクリーンヒットは打てていないけど、何も動けなかった時期よりは前に進んでいる。
もっと前に進むためには、もっと情報収集に力を入れなければ。
上司にも、「もっと情報を入れてあげてね」と後押しをもらうと同時に、「アウトプットするにはインプットを増やさないといけないよね」とアドバイスをもらった。
今はインプットしたことをとりあえず共有しているけど、理想は、膨大なインプットの中から厳選してアウトプットすること。
業務中だけでは十分な時間が取れないので、プライベートでももっと調べないといけない。
仕事人間ではないので「仕事」として向き合うのは気が向いた時にしかできないけど、このアイディア検討はプライベートの遊びの延長で考えられる側面も大きい。
アンテナの張り方を少し変えたらいいかもしれないな。
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