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「今の自分に疑問や不安を感じたら、変化せよ。不安は未来へ向かう原動力。」

すべてのものは変化します
もちろん、君自身も、です
変化を恐れてはいけません
むしろ、それを楽しみとしなさい
今の自分に疑問や不安を感じたら
それは変化しなさいという心の声です
不安は未来へ向かう原動力です 
 
─ 葉 祥明 ─(『自分の居場所』)

「20世紀の名言」からの引用です。


共感ポイントは2つ。
「自分自身も変化する」と「今の自分に疑問や不安を感じたら変化する」。

自分自身も変化する

良くも悪くも、万物は変わる。常識も変わるし、価値観も変わるし、モラルも変わるし、流行も変わる。自分の置かれている環境も変わるし、立場も変わるし、周りの人も変わる。人と人との関係性も変わる。

昔から「諸行無常」や「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの川の水にあらず」という名言もあるように、何もかもが変わっていく。

そして、自分自身も変わるんだよね。自分とは24時間365日ずっと一緒にいるし、客観的に見ることもないから、その変化に気付かないんだよなぁ。

前と比べてレベルアップしているなら喜ばしいことだけど、「前の自分が良かったな」と思うこともある。

例えば、昔、プレゼンの話し方を褒められたことが何回かある。しばらくプレゼンの機会がなかったけど、何年か経って人前で話さないといけない機会ができた。「そういえば、昔ってどういうところを褒められたんだろう。取り戻したい。」と思い返してみるけど、自分としては特に意識していなかったところを褒められると、前の自分がどうだったか分からないんだよね。褒めてくれた人に聞けたらいいけど、その人も覚えていなかったり、もう会う機会がなかったりして、なかなか聞けない。

それから二十歳くらいの頃は、「なりたい自分」を追求して、くさいことを真剣に考えて悩んでいた。「毎日1つは新しいことを学ぶんだ」とか、「自分と関わるすべての人を幸せにしたい」とか、「人見知りを直して広く深い付き合いをするんだ」とか。音楽とか、小説とか、部屋の模様替えとか、何かにハマることも多かった。でも、今は熱い思いを持ち続けたり、何かに熱中することが少なくなって、前の自分の気持ちを思い起こそうとするけど、あの情熱が湧いてこない。

変わった自分に失望する必要はないのは、頭では分かってる。時々心が追い付かないけど。今は今で良いところもあるはずだし、考えすぎずに、今の自分を認めたほうがいいんだろうね。


今の自分に疑問や不安を感じたら変化する

これも今まさに感じていること。「今」といっても、5年くらい感じ続けてる気がする。挑戦したり成長を感じたりすることが少ないからかな。

年々、変化は起こりにくくなる気はする。いや、変化やトラブルが起こっても、昔よりは対応力が上がっていて、動揺しにくくなっているのかもしれない。実際には新しいことに挑戦していても、それを挑戦だと思わなくなっているのかもしれない。徐々に期待するのを諦めているのかもしれない。良いんだか悪いんだか分からないな。

別にしびれるような刺激を求めているわけではない。自分では、安定した平穏な日を求めている。変化はストレスに感じるタイプ。それなのに、今の自分に満足できず、疑問や不安を感じているのは、自分で自分の人生を歩んでいる実感が持てないからかな。「ここで、このまま過ごしていていいのかな」と、よく思う。

何か変えなきゃと感じている自分に気付いている。でも、何も動き出せていない。5年以上も。時間は前にしか進まないんだから、何もせずに止まっているだけでは、後退しているだけ。

環境を変えるしかないというわけではない。自分の気の持ち方が変わればいいんだと思う。でも、今、自分がどこにいて、どこに進みたいのか分からない。何に不満があるのかも実は分かっていない。

無意識に危機感が強くなって、noteを始めたのは、前に進んでいるのかもしれない。書くことで自分の頭の中が整理されていけばいいな。



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