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「感情表現することに自信を持っている人の方が面白みのある人生になる」

心理学で自信がないパターンというものには、
①容姿や能力という才能に自信がないという人
②判断に自信がない人
③表現に自信がない人
という、3つの全然違うタイプの人がいる。

感情表現に自信がある人は、人生がおもしろいかおもしろくないかでいうと、おもしろい。だから、感情表現することに自信を持っている人の方が面白みのある人生になる

自分に感情表現の自信がないから頑張ってる人というのは、自分というものをなんとか達成するための人生になる。自分が頭打ちの人生。

頭打ちがない人というのは、自由。

   植木理恵(心理学者)

「ホンマでっかTV」


「②判断力に自信がない人」の話も聞きたかったけど、この日はゲストの横浜流星さんに合わせて、「③表現に自信がない人」の話だった。

私は表現することを仕事にはしていないものの、参考になった。


私は仲良くなると表情豊かになるけど、そうでない時は表情が硬いらしい。

写真が苦手なのもあるけど、「もっと笑いなさい」とか「なんで笑わないの?」と言われることがある。

自分では微笑んでるつもりだけど、無表情だと言われる。


気分屋という意味ではなく、表情がコロコロ変わる人は愛嬌がある。

「話してみたい」と思うし、「かわいいな」と思う。

何より本人も楽しそうにしていてうらやましくなる。

だから「感情表現することに自信を持っている人の方が面白みのある人生になる」というところに共感した。


でも「感情表現することに自信なんて必要なのか?」という疑問も湧いた。

横浜さんは泣き虫だったけど、空手をやるようになってから、「泣くな」と言われることが多くて、中学生以来、泣いたことがないらしい。

それで、感情表現しちゃいけないと思うようになったとか。


自分に置き換えて考えると、確かに親から感情表現を止められるようなことを言われていた。

小さい頃のことはあまり思い出せないけど、大学生になってからそういう発言を受けた記憶が強い。

「もっと愛想よくしなさい」というようなことを言われたので、確かに暗いし、もっと明るく振舞った方がいいなと思い、周りの女の子たちのようなノリを目指した。

でも、手を叩いて笑うことを「みっともない」と言われ、人の話に大げさに目を見開いて驚いたような顔をして「へぇー!」と返すことも「みっともない」と言われた。

そこまで強く意識して反発したわけではないけど、心のどこかで「じゃあどうしたらいいんだ」「感情表現しない方がいいのか」と感じたんだと思う。


親の言いなりになったわけでもないけど、わざとらしいのも疲れるし、振れ幅が大きいのも嫌だし、クールだと言われるのが嫌いじゃなかったせいで、あまり感情表現しなくなった。


だけど、少し前に仕事で付き合いのあった女の子が、とても表情が豊かで、すごく好感が持てた。

気付いたら、ちょっと真似してる自分がいた。

「あの子の真似したら好感度上がるかな」という下心ではなく、気づいたら移ってしまったというか。

そしたら、他の人とのコミュニケーションがとりやすくなった。

そして、気分よく話していることが多い自分に気付いた。


素直な人ってやっぱり魅力的ですね。

いい人に出会えたなと思う。


ちなみに、人の話し方が移るのってどういうメカニズムなんだろう。


それから、親の悪口みたいになったけど、リアクションがわざとらしくないと言われることもあって、その褒め言葉がもらえるのは、親のおかげだなと感謝している。



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