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年末年始は、もっぱらサンタさんがくれたマリオパーティーとフォートナイトをしていた、ライターの舘澤です。今年もよろしくお願いいたします。

年明け、嬉しいご報告がありました。10月から進行していた新しいメディアが、クライアントのOKが出て、そろそろローンチ(カットオーバ―)しそうとのこと。(緊急事態宣言の影響で多少前後するかもしれませんが)

このプロジェクトにはライターとして参加させてもらい、主に取材・ライティングに携わりました。何でもそうですけど、初回というのは色々と大変なものです。

企画段階ではこんなターゲット、こんなコンテンツを、こんなテイストで展開していく!とは言っても、実際に取材・撮影して、ライティング・編集してみたら、「あれ、なんか違う」ということはざらにあります。

料理にたとえるなら、メニューとレシピは考えたけど、実際に食材を仕入れようとしたら、「季節外れだった」「狙った食材が手に入らなかった」、料理しようとしたら「火加減が足りなかった」「調味料がなかった」「按配が分からなかった」とか、色々トラブルはありますよね。あれと似たようなものです。

仮に作り手(キッチン)が「これで大丈夫」と思っても、提供されたクライアント(お客様)が納得するかどうかはまた別の問題です。特にメディアの場合は、初回の記事が後に続くベースになるため、「本当にこの内容でいいのか」「このトンマナ(トーンマナー)で合っているのか」など、何度も何度も調整が続きます。

今回の案件でも、間に挟まれたディレクターさんが大変そうでした。私はディレクターさんを通してしかやりとりしないため何とも言えませんが、きっと粘り強く交渉してくれたのでしょう。細かい修正は受けつつも、大きな改編までは至らず、何とか入稿できました。今後は、複数のライターを導入して、量産体制に入るそうです。

今回のことで改めて実感したことですが、まだ形になっていないものを形にしようとする試みの中には、上手くいくいかないに限らず、喜びや楽しさがあります。それが一人じゃなくて、ディレクター・カメラマンなど色んな人が関わっているならなおさらです。

私は単なるライターに過ぎないので純粋な企画・設計は難しいかもしれませんが、できれば、そこに近い形で、今後とも新しいプロジェクトに関わっていきたいですね。

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