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『ノンデザイナーズ・デザインブック』のまとめ

こんにちは。今回は『ノンデザイナーズ・デザインブック』を読みましたので、その感想を書いていこうと思います。

『ノンデザイナーズ・デザインブック』は、デザイン学校4年間で学べる内容をこれ1冊で学べる!というレベルまではいきませんが、「デザインの原理・原則が学べる」 そんな本になっています。

・「デザインセンスを磨きたい!」
・「良いデザインと悪いデザインの違いってなに?」

という方にはすごくオススメの本です。

まずは結論から。この本で覚えたいことは、
デザインの4大原則、近接・整列・反復・コントラストです。

①近接

関連する項目をまとめてグループ化する。これが近接の原則です。当たり前ですが、この近接を説明する文章は近接の項目の近く、すぐ下に書かれています。要はそういうことです。
近接は直感的に、情報をグループ化することができます。

②整列

すべてのものを意識的に配置しなければならない。これが整列の原則です。○番号で始まっているこれら4大原則も左寄せで整列されています。そういうことです。
なお、本書では中央揃えは意図的じゃないとダメだそうです。ちゃんと理由があってこそ中央揃えは美しい。とりあえずはダメ。

③反復

デザイン上の何かの特徴を作品全体を通して繰り返す。これが反復の原則です。4大原則は各項目のはじめの文を太字で書いています。そういうことなんです。
デザイン全体で何かを反復することで作品全体が一体化されます。

④コントラスト

読者の目をページに引き込むために、さまざまな要素にコントラストをつける。これがコントラストの原則です。③と同じ箇所になりますが、各項目のはじめの文は目立たせるために太字にしています。これは確かに目を引きつける役割をしてくれていますよね。そうなんです。
これは一番わかりやすいかもしれませんね。目立たせるのは大切です。


感想

デザインセンスを言葉で表してくれている。読み終えてそう感じました。本書には、たくさんのイラスト・図・名刺・フライヤーなどが入っており、とても読みやすい1冊となっています。

ただし、本文は英語を無理やり日本語にしたようになっていて、少し読みにくいです。文字が少なめなのであまり気にしなくてもいいと思いますが。

いくつか「デザイナーの目を鍛える」という項目でワークが用意されています。答えものっていて、「ああ、そこをデザイナーは見るのか!」とポイントがわかりました。

あくまでデザインを学ぶ1冊となっていますので、電子書籍をすすめる私でも、この本は紙の本で読むことをオススメします。
「良いデザインと悪いデザインがわかるようになる」そんな風になってみませんか?


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